7月15日(木)、「KAWS TOKYO FIRST」の開催を記念して、ゲストの武井咲によるトーク&フォトセッションが行われた。

森アーツセンターにて、7月16日(金)から10月11日(月)まで開催される、本展覧会。2001年に渋谷パルコで開催された「KAWS 日本初の個展」と同タイトルであり、そこから20年を経た今年、その制作と進化の軌跡をたどりつつ「原点回帰」の思いが込められた、日本とKAWSのつながりが感じられる内容となっている。

武井は、「金沢の美術館だったり、箱根にある美術館だったり」と旅行先で美術館を訪れることや、東京でも気になる展示会があれば足を運ぶそう。「実際の作品を直接見る機会は、(展覧会に足を運ばないと)なかなか無いので楽しんでいます」と、アートに親しみがある一面を見せた。

ゲストの武井咲

KAWSとの出会いについて、MCの山﨑夕貴フジテレビアナウンサーから質問が飛ぶと「はっきりは覚えてないんですけど、KAWSさんってファッションブランドとよくコラボされているイメージがあり、そこで初めて知って。目がバツ印になっているのが印象的なので、覚えてますね」とコメント。

山﨑夕貴フジテレビアナウンサー

作品の印象については「色使いが鮮やかで、日本でも馴染みのあるキャラクターがKAWSさんの作品にもなっているので、とても親しみやすく思いますね」と笑顔を見せた。

今回の展覧会を一足先に見た武井は「KAWSさんのインスタグラムをチェックしたりして、楽しみにしていたので。会場が出来ていくさまがストーリーにも投稿されていたので、そこで見た作品がたくさんありました」と語った。

さらに「KAWSさんのアートは日本のカルチャーからの影響も受けているという話を聞いて、すごくうれしく思いました。世界的なアーティストの方が日本の文化に触れて、そこからアートが出来上がっているんだと思うと、詳しくない方でも年齢問わず親しみやすく、見て楽しめるんじゃないかなと思いました」と呼びかけた。

KAWS最新作「FAMILY」と武井咲

またフジテレビでは、8月21日(土)14時30分より、武井が出演する、KAWS展覧会特別番組『KAWS 東京上陸 世界を席巻する人気現代アーティストの魅力』が放送される。

「KAWS TOKYO FIRST」の最新情報は、公式サイトまで。

KAWS:Brian Donnelly

1974年生まれ。アメリカ・ニュージャージー出身。1990年代初めにグラフィティアーティストとして頭角を現し、その後93年から96年までニューヨークの美術学校「School of Visual Arts」で学ぶ。バス停の看板に広告を描いた作品などを通じて知名度を上げ、90年代のグラフィティアートのプロジェクトにも携わる。また、2019年には富士山の麓で「KAWS:HOLIDAY JAPAN」が開催され、大きな話題となった。