北口榛花(陸上女子やり投げ日本代表)
ベスト・アスリート賞
北口選手は、パリ五輪の⼥子やり投げ、決勝の1投⽬で65m80をマーク。日本⼥子史上初めてフィールド種⽬で⾦メダルを獲得する快挙となりました。
また、日本語、英語、チェコ語で流暢にメディア対応するコミュニケーション能⼒、競技⼒向上のため単⾝でチェコに渡り、日本人とチェコ人コーチのパートナーシップを成⽴させた行動⼒、そして、笑顔を絶やさないキャラクターは、活動拠点のチェコでも⾼い評価を得ています。
競技者としての圧倒的な実⼒とその人柄で、各国のライバルからも慕われるやり投げ⼥王が「ベスト・アスリート賞」として讃えられました。
杉咲花(俳優)
ベスト・アクター賞
ヤングケアラーの歩みを通して社会に横たわる無理解・搾取・暴⼒に切り込んだ映画『52ヘルツのクジラたち』、記憶障害の脳外科医が患者を全⼒で救い、⾃分⾃⾝も再⽣していく医療ヒューマンドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)など 、2024年の出演作では圧巻の演技⼒で注⽬を集めた杉咲さん。
「物語で描かれる“現実の問題” から⽬を逸らさない」との思いから、脚本制作から宣伝会議に⾄るまで参加するなど、作品に真摯に向き合う姿は業界でも⾼い評価を得ているます。
そんな杉咲さんの誠実さ、役者としての姿勢を讃えるべく、「ベスト・アクター賞」が授与されました。
仲野太賀(俳優)
ブレイクスルー・アクター賞
テレビでは、NHK連続テレビ⼩説『⻁に翼』やドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ)といった話題作に出演し、映画では『笑いのカイブツ』『⼗一人の賊軍』など6本に出演した仲野さん。
現在、岩松了さんによる舞台『峠の我が家』に出演中です。テレビ、映画、舞台で縦横無尽に圧倒的な活躍を見せ、豊かな表現⼒で多くの人を魅了した実⼒派俳優として、「ブレイクスルー・アクター賞」が贈られました。