11月20日(金)の『ダウンタウンなう』は、特別企画「人志松本の酒のツマミになる話」を放送。
今回は、ゲストに青山テルマ、尾木直樹、粗品(霜降り明星)、高橋真麻が登場。番組特製“酒瓶ルーレット”で順番を決め、自由なトークを展開した。
松本、妻との結婚は「運命だった」!?
高橋は「みなさんの結婚の決め手は何でしたか?」と質問。すると…。
松本:これは、本当に「子どもができたら運命や」と。
一同:へぇー!
意外な回答に一同が驚く中、さらに松本は奇跡的な体験を明かした。
松本:今の奥さんが、タクシー乗ってたら追突されて。ケガとかはなかったんですけど、病院行って。レントゲンを一応とらないとってなって。
一同:うんうん。
松本:そのときに、妊娠してるかどうか調べないとレントゲンをとれないと。で、調べたら「妊娠なさってますよ」って。
一同:えーっ!?
この運命的な展開に、女性陣は「すごーい!」と言って目を輝かせたが、松本は「電話かかってきたとき、僕コンパしてたんですけど…」。これには、高橋が「なんで?もぅ~」とガッカリしていた。
尾木の話に、ノブがやさし~い相づち
尾木は、周囲が学生運動などで荒れていた自身の学生時代を振り返り…。
尾木:安らぎがほしかったの。授業のとき(今の妻が)横に座ったのよ。それで、一緒に高田馬場のルノアールに行っておしゃべりしたのがきっかけで…。なんて純粋な人だろうと思って。
一同:へぇ。
尾木:結婚してみたら、なんてことない。鈍かっただけ。うふふふふ。
尾木は「(妻は)天然だったの。『今日夜のお仕事で、飲まないかんのよ』ってのを、何回言ってもすぐ忘れるの」と言って、一人マイペースに笑う。
そんなオチの弱い話に、ノブがバラエティでは聞かないようなソフトな声で「あ~」とやさしく相づちを打つと、粗品から「ホームヘルパーやん!」と厳しめのツッコミが。
この指摘に、松本は大ウケ。ノブは「あれ以外ないよ」と苦笑いした。
大悟の妻は“タオルおじい”にも笑顔で挨拶
大悟は、結婚前に現在の妻を実家に連れて行ったときの心温まるエピソードを披露した。
大悟は「なんか、お父(おとう)、タオルを噛むんですよ」と言って、肩に載せたタオルの端を口の方に持ってきて噛むという父親の奇妙なクセを、目の前にあったおしぼりで再現する。
松本:ビックリするよな。
大悟:(それで、父親は)「彼女さんかぁ」みたいな。緊張してるんすよ。若い都会の女に。
松本:その緊張もバレへんようにしてる感じやな。
大悟:でも、今の嫁がすごい笑顔で挨拶したのが良かったというか。
一同:うんうん。
大悟:(その笑顔は)嘘でもない、この“タオルおじい”をバカにしてるでもない。そのときの顔が「この子は、いい子なんやろな」って思った。引かれたら嫌じゃないですか。ワシの人生、それで育ってるんだから。
大悟が語るクセの強い父親と素敵な妻の話を、みなうなずきながら聞いていた。
ノブは結婚前に別れを告げ「大ビンタされた!」
一方、ノブは現在の奥さんと高校生のときからの付き合い。「(結婚するのは)この子以外いないんやろな」と思っていたが、なぜかある提案をして別れを告げたという思い出を語り始める。
ノブ:結婚はするって決めていて。23、4歳くらいのときに「お前とは結婚する。でも、5年間だけ俺に時間くれ。別れよう。お互い、5年間いろいろ経験して、28歳で会って結婚しよう」って言ったら、大ビンタされた!
一同:(大爆笑)
松本:そりゃそうやろ!なんや、その人生すごろくみたいなん。
お互いにほかの人との恋愛を経験してから結婚した方がいいと考え、そう言ったが、「嫁がほかの男とそうなってるのを想像したら、うわーって腹立ってきて」とノブ。
結局、すぐに電話をして「結婚してくれ!やっぱり」と告げたという話に、松本は「なんやろ。えらい、好感度のええ話やなぁ」とぼやいた。
青山テルマ、キスだけの相手に「なんで?」と聞くも男性の返答は…
これまで既婚者の体験談が明かされていたが、青山からは独身ならではの悩みも。
青山はいい感じの男性と15回くらいデートをしているのに、「キスしかしてない」と告白。「付き合うタイミングがわからない」と打ち明けると、松本は「15回は引っ張りすぎたから、タイミングないぞ!」と反応する。
「なんでここで止まってるんだろう?」と思った青山は、重くならないように軽く聞いてみたところ「仕事が…」という返答が。
松本:(付き合えない理由が)「仕事」は、ちょっとおかしいな。
青山:ですよね。なんで15回もデートしてるんだろ?
松本:毎回のデートでキスはしてるの?
青山:…してるんですよ。アハハハハ!
一同:えー!
松本:キスしない回はないんや。
大悟:よう止まるな、キスで。
松本:ほんと、ほんと。
ノブから、軽いトーンで「ディープっすか?」と聞かれた青山は、一瞬固まるも手を叩いて大笑い。
松本も「確かに俺もそれは気になった!ディープかどうかはデカいぞ」と言うと…。
青山:(あっさりと)そうなんすよ、ディープなんすよ。
一同:(爆笑)
松本:えー!!じゃ、だめだ!
青山の赤裸々告白に一同大笑い。男性陣からは「それすごいな、15回ディープで終わってる男」(大悟)、「おかしい、おかしい、おかしい…」(松本)、「ディープはとろけるやろ」(ノブ)とツッコミが飛び交った。
高橋は「覚悟ができてないんじゃないですか。『青山テルマちゃんの彼氏になる』っていう」と分析。
続けて「一般人の方で、女優さんとか有名人イケる人って、相当自分に自信があるか、ミーハーかバカしかいないと思う」と断言。その毒舌にみな大ウケしたが、「でなきゃ口説けないし!」との結論に、納得の空気となった。