11月23日放送の『ネプリーグ』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい!

「ナスカの地上絵」という言葉を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が解説を加えてくれた。ペルーのナスカで、先日新たに「猫」の地上絵が発見されたが、なぜ今まで見つからなかったのだろうか?

これまで、ナスカの地上絵は人工衛星などを使って撮影されていた。しかし、ドローンを使って調査するようになってから、山の斜面など人工衛星では見えづらかった場所や、人工衛星からは見えなかった細い線など、より精度の高い調査が可能になった。技術の発展が、新発見に結びついたのだ。

防災対策にも役立つ!?「国勢調査」の重要性とは?

5年に1度行われる「国勢調査」を答える問題では、その重要性を村瀬先生が教えてくれた。「住民票」も提出しているのに、「国勢調査」をしなければいけない理由は何なのか?

住民票は、学生など引っ越しのたびに移さない人も多いため、市区町村で実際に暮らしている人口を正確に把握することはできない。そのため、外国籍を含むすべての人を対象にした「国勢調査」を実施して、どこでどんな人が活動しているのか、正確に把握するのだ。

ちなみに、「国勢調査」の従業地や通学地の調査によって、仕事や学校で各市区町村に昼間の間だけ滞在している「昼間人口」も明らかに。

居住していない多くの人が昼間に集まる東京のような都市で、昼間に大災害が起こっても、避難所が足りなくなることがないように、「昼間人口」を把握して、防災対策などに役立てているのだそうだ。

冬が旬なのに「春菊」…その名前の由来は?

野菜の写真を見て名前を当てる問題に出題された「春菊」。冬が旬の食べ物なのに「春の菊」と書く理由はご存知だろうか。

春菊は、春になると菊のような花を咲かせるので、その名が付いたという。世界的には、食用として葉を食べているのは日本や中国など一部の地域のみで、ヨーロッパなどでは観賞用の植物として流通しているという。

ちなみに、春菊はカロテンやビタミン類など栄養が豊富で、「食べる風邪薬」とも呼ばれている。火を通さないほうが苦味が少ないので、鍋料理に入れるときは最後にサッと入れるのが村瀬先生のオススメの食べ方だそうだ。

11月23日放送の『ネプリーグ』では、山之内すず、大友花恋ら「人気SNS女子チーム」と、武田鉄矢ら「インテリおじさんチーム」が、常識力を競い合った。