韓流ドラマ『梨泰院クラス』でヒロイン・イソを演じた女優キム・ダミのオンライントークショーが11月25日、「韓国の今をお届け!韓旅サポーターズ」のYouTubeチャンネルにて開催された。

日本のファンにすぐに会いたい

NetFlixで配信され、一躍人気作となった『梨泰院クラス』。

その影響について、「今もそうですし、『梨泰院クラス』が終わった時も、すごく愛されていることを感じました。今日もこうして日本のファンの方にご挨拶できるというのが、不思議でもあり、それだけこの作品が愛されたというのを実感しているところです」と心境を語った。

日本を訪れたこともあるといい、「小さい時なのであまり記憶に残っていないのですが、温泉の有名なところに行きました」と話し、MCから「(温泉が有名なところは)たくさんあります!」とツッコまれる一幕も。

会場には、日本のファンから「自分の代わりに」と送られた可愛らしいぬいぐるみが並ぶ。そんなぬいぐるみたちに「よろしくお願いしま〜す」と手を振って挨拶をする、無邪気な一面も見せた。

イベントは、『梨泰院クラス』の舞台の一つでもある居酒屋「タンバム」にて開催され、ここを再び訪れたのは撮影後初めてだというキム・ダミは「不思議な感覚です、当時も思い出されて…」と感慨深げな表情。

コロナの影響で、日本のファンとも直接会えないことを嘆きつつ、「状況が収まったあかつきには、すぐにお会いしたい」と話し、外出も限られている現在、主に映画やドラマを見て過ごしているといい、「コロナが収束したら、たくさん旅行に行きたい」と笑顔を見せた。

自分が好きなセロイか、自分を好きなグンスか

旅行の話題から、コロナ禍で韓国旅行ができない『梨泰院クラス』ファンのために作られた、ロケ地・梨泰院を巡る“オンライン旅行”の映像を、その場で鑑賞することに。

「韓旅サポーターズ広報大使」を務めるイ・カウンの案内で、梨泰院の陸橋や路地、タンバムの店先などを巡る映像を見たキム・ダミは、「イソとしては、イソがセロイ(パク・ソジュン)に初めて愛情を感じた場面が印象に残っています」と振り返った。

「スア(クォン・ナラ)がセロイにキスするのを、イソがディフェンスするシーンが印象的だった」と話すMCが、「キム・ダミさんが同じシチュエーションを迎えたら、どうしますか?」と問いかけると、「私はイソのように積極的で堂々とした方ではないので、やるだけやったら諦めちゃうと思います」と、恥ずかしそうに自身を分析。

さらに「キム・ダミさんなら、自分が好きなセロイか、自分を好きなグンス(キム・ドンヒ)のどちらを選びますか?」という質問には「自分のことを好きでいてくれる、グンスを選ぶと思います」と答え、役柄とは違った素顔を明かした。

そして、そんなイソというキャラクターを、「正直で、堂々としていて、やりたいことを全て叶えていく賢い子だと感じて、演じたらとても楽しそうだと思いました。ですが、自分がやりきれるかという不安もあって、監督や周りの俳優の皆さんと演じていく中で、作り上げていけたと感じています」と語った。

劇中で、最も印象に残っているセリフを聞かれると、「『人生は選択の連続だ』という、イソのナレーション」だと答え、自分自身もその意味を実感していると明かした。

続く2部の模様はこちらから