7月4日(日)、Kis-My-Ft2の宮田俊哉主演の音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」の取材会が行われ、宮田、美弥るりか、加藤諒が登壇した。

この作品は、自称“日本一の詐欺師”こと宮田演じる、枝村真人(エダマメ)が、お年寄りや旅行客相手に詐欺を働いていたある日、標的に選んだ外国人は、まさかの同業者…。彼の名はローラン・ティエリー(美弥)。エダマメを気に入ったローランは、ロサンゼルス・ハリウッドで映画プロデューサー、エディ・カッサーノ(大谷亮介)をターゲットに“ある勝負”を提案する…。

エダマメ役の宮田俊哉
ローラン・ティエリー役の美弥るりか
北大路役の加藤諒

原作は、軽妙でユーモラスな筆致で知られる脚本家・古沢良太が初めて手がけたオリジナルTVアニメ『GREAT PRETENDER』。詐欺師たちによる騙し騙されのスリリングなコンゲームが繰り広げられる。原作のスピード感に生バンドによる演奏が加わり、更に疾走感あふれる痛快クライム・エンターテインメント音楽劇が誕生した。

約1ヵ月半の稽古を積み、初日を迎えることになった本公演。宮田は、「舞台ができるというのは演者としては、すごく幸せなことなのでワクワクしています」と笑顔。美弥は「稽古中はずっとマスクをしていたので、公演を迎えて宮田くんや加藤くんの顔が見られてうれしい」と明かすと、宮田は「『宮田ってマスクを外すと、こういう顔してるんだ』みたいな気持ちになりませんでした?」と質問。すると加藤が「宮っちの顔はテレビとかによく出てるから、分かるでしょ」とツッコミを入れた。

宮田の顔について、美弥が「まつ毛がすごく長くて、キレイだなと思って見てました」と褒めると、「おキレイな美弥さんに言われたら、うれしくてたまんないですよね!」と満面の笑みを浮かべた。

原作の大ファンだという宮田に、出演が決まったときの気持ちを聞くと「アニメ原作の作品をやるのは僕自身初めてのことで、好きが故に『俺で大丈夫なのか』とプレッシャーがすごかったです」と振り返った。

続けて「この役に決まったことがうれしすぎて、キスマイのライブのアンコールで着たTシャツの背中に『自称日本一のコンフィデンスマン』ってプリントしてもらっていたんですよ」と告白すると、美弥と加藤は「すごい!」と驚きの声を上げた。

演じるエダマメとは、コーヒー好き、体型、ガニ股…と共通点が多数

記者から、劇中で演じるエダマメとの共通点について質問が飛ぶと、「エダマメのプロフィールを調べると『コーヒーが好き』って出てくるんですよ。僕もコーヒー大好きで、コーヒー好きというのが共通点かなと思いますね」と宮田。また、マネージャーから、スタイルやガニ股になるところが「エダマメと一緒」と言われたエピソードを話すと、美弥も「実写化がすごく完璧ですよね」と共感した。

また、アニメ好きの友人、Snow Manの佐久間大介からも「エダマメ役、ピッタリじゃないですか」と称賛を受けたという。

共通点について加藤が「(宮田くんは)いじられキャラだから、根っからエダマメくんかな」と語ると、宮田は「諒くんには言われたくないよ!」と反論し、加藤が「嘘でしょ!」とびっくりするなど、仲の良いやりとりを見せ、会場を盛り上げた。

本作が8年ぶりの主演舞台となる宮田。「8年よりもっと前のことに感じるくらい、目まぐるしい日々を過ごさせていただいたので。『舞台のお稽古ってどうやればいいんだろう?』ってところからのスタートでした。でも舞台を見ていただいた方からの反応も良かったので、本当に良かったなと思います」と胸を撫で下ろした。

キスマイのメンバーの反応について、宮田は「僕が稽古で苦戦していることをメンバーに話していたら、『すごく幸せなことじゃない』と言ってくれて、それが励みになりました」と感謝。「玉森(裕太)は『全公演行く』って言ってました。玉森は毎回そう言うんですけど、実際に劇場では1回しか(姿を)見ないんですよね」と笑わせた。

さらに、代謝が良く、汗をよくかく宮田に「少し痩せました?」と質問が飛ぶと「痩せましたね。自粛で外食をしなくなったら、7キロくらい落ちたと思います」とコメント。さらに宮田にとってこの日が初めての通し稽古だったことに触れると「人間ってこんなに体から水が出るんだね」と爆笑した。

宮田の汗について、美弥が「宮田くんが立っていた位置が分かる」と証言すると、宮田も「僕も自分の汗で転びそうになった」と振り返った。最後に「宮汁プシャーでやらせていただいてます」と笑いを誘うも、記者から「8年前もおっしゃってましたね」と指摘され、「変わらないですね」と笑ってみせた。

「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」の最新情報は、公式サイトまで。