11月29日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、神奈川県横浜市の柴漁港で水揚げされた「小柴のアナゴ」が紹介された。
獲れたばかりの新鮮なアナゴを、まずは「白焼き」にする。網に乗せられたアナゴを見た松岡修造は、「パッと見た目、ウナギぐらい大きい」と驚く。
アナゴ漁師の齋田芳之さんは、鮮度がいいアナゴには輝きがあり、「東京湾で獲れるアナゴを“江戸前の美人アナゴ”と呼んでいます」と説明。「姿形がキレイなアナゴは食べてもおいしい」と、見た目と味の関係性についても明かした。
松岡は焼きあがった熱々のアナゴを手でつかみ、大きな口を開けてかぶりつくと「すっごい弾力です。味が濃い」と感想を。また「見た目よりも脂っぽさがない。さっぱりしてるからどんどん食べちゃう」と、アナゴを取る手が止まらず、その様子に齋田さんも「漁師は食べて、おいしいと言われるのが幸せです」と目を細めた。
続いて、煮アナゴをたっぷり乗せた「アナゴ重」が出されると、松岡はそのアナゴの量の多さに、「何やってるんですか!」と叫ぶ。
齋田さんは、アナゴは漢字で“穴子”と書くだけに、穴の中に入る習性があるが、漁をするための筒の中に何匹入っても仲良くしていると言い「けんかしない、すごく仲の良い魚。だからお重にもたくさん重ねたんです(笑)」と話した。
柔らかく煮込まれた煮アナゴを口いっぱいに含んだ松岡は、「こんなに食感が違うんですね」と、白焼きとの違いに目を丸くする。さらにアナゴを口に運びながら「おいしさもそうですけど、僕はこのアナゴのようにみんなと仲良くなりたい」と笑顔を見せた。
次回、12月6日(日)の放送は、「いわしのつみれ餃子」を紹介する。
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