7月1日(木)、オリジナルダンス劇「SHOW BOY」のお披露目会見が行われ、主演のふぉ~ゆ~(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)と中川翔子が登壇した。

2019年に上演された、ふぉ~ゆ~公演としては最大スケールで多彩なキャストによる、セクシーでショッキング、マジック、歌とダンスと奇跡のたくさん詰まったオリジナルダンス劇「SHOW BOY」。

豪華客船を舞台に、福田はキャバレーの裏方、辰巳は見習いマジシャン、越岡は全財産を失ったギャンブラー、松崎は中国人マフィアに扮し、新キャストの中川らを交え2年ぶりに再演される。

辰巳は「僕たちは日本で一番(多く)、ステージに立つ奴らだと自負している。その中で、この時期にこの作品が出来るというのは、“あきらめない大切さ”というのを感じながらやっています」と意気込みを語った。

福田は「舞台に立っている回数はジャニーズ一、日本一、世界一かもしれない。ということは僕たちは世界一の『SHOW BOY』たちかもしれない。今年35歳ですけども…まだBOYでやっているというのは、前向きにね」と語り会場を笑わせた。

2年間での自分たちの成長を越岡は「稽古場を見ていると、それぞれの道で活躍してきたんだなっていうのが見えますね。それぞれ自分の持ち味を発揮できるようになってきた、みたいな。だから4人そろった『SHOW BOY』は最強ですね」と自信満々にアピール。

それを受けて辰巳は「そうですね…。僕らも令和の少年隊になってきたかなと。舞台が生きている場所です、みたいな感覚になっているのは感じます。もちろん僕たち4人は、この2年間でたくさんの演劇をやらせてもらったので」とコメント。

また福田は「この作品のテーマでもある『Show Must Go On』は、僕らの言葉で『やるしかないね』というのでやっているんですけど…。僕らはジャニーさんのもとで、たくさんミュージカルや舞台をやっている先輩の背中を見せていただいて。この舞台の初演があった前日は、ジャニーさんが新しい旅に出る日だったので…」と告白。

続けて「ジャニーさんとの思い出が、直接この作品にあるわけではないんですけど、この作品を通して、ジャニーさんが伝えていきたかったことというのは、大切にしていきたいなと思います。この作品をやると、心に生まれる感情ですね」としみじみと語った。

今回の見どころを聞かれると、越岡は「見てほしいところだらけで…。何回でも来て楽しめる作品だと思うので、いろんな役の目線に立って4、5回来ていただけるうれしい」と呼びかけ、福田は「(ステージの)こっち側で何かやっているときに、(逆側でも)何かやっている。見どころ×見どころ、という感じですかね」と説明。

辰巳は「豪華客船の中で、最後に行われるショーのために動いているという内容の作品で。(各キャラクターの)それぞれの目線で楽しめるオムニバス作品になっていて。最初から最後までいろんなことが隠れてて、それがつながっていく…。映画の『シックスセンス』みたいな。本当ににいろんなところに鍵があるので、それを楽しんでいただければ」と語った。

また、マジシャン役を演じたということで辰巳は「(劇中の)手品がレベルアップしちゃったんですよ(笑)。前回と同じマジックもあるんですけど、半分くらいは新しいのに。マジックはジャニーさんも大好きだったので、誰もが驚くような衝撃を与えられるので、楽しみにしていただきたいです」とアピール。

松崎は「僕は赤いパンツじゃないですか。中国マフィア役で途中で、パンツ一丁になるんですけど、あんなに怖い感じなのにパンツはかわいいんだって。人間というのは、下着があってこその魅力ということですね」と冗談を。

そして松崎は「これだけは言っておきたい」ということがあるそうで「前回の公演で見に来られた方に『松はいいよね。適当にしゃべっていれば』って言われたんですけど、本当に腹が立って…。『あんだけ(中国語を)勉強したんだぞ!』って。先生にマンツーマンで2時間…。毎回毎回…」と恨み節。

それを受けて辰巳は「前回、堂本光一くんが見に来て『松は適当でいいな』って。(松崎が)ちょっと怒ってるのを僕らは目撃しました」と明かし会場は爆笑。

最後に辰巳は、「今、日本中が諦めなきゃいけないことがたくさんある状況で、諦めることに慣れてきてしまっている時期に、来ているかと思います。この作品をやりながら思ったのは、諦めないでいると、何か新しい出会いだったり、叶うこともあるんだということです。ぜひ、歌もあり、ダンスもあり、マジックもあり、タップもあり…。たくさんのことが詰まった『SHOW BOY』を劇場で生の空気を楽しんでください」と締めくくった。

「SHOW BOY」の最新情報は公式サイトまで。