6月30日(水)、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の舞台挨拶に、岡田准一、木村文乃、平手友梨奈が登壇した。
「ザ・ファブル」は、累計800万部の⼈気を誇る南勝久のコミックを原作に、2019年6⽉実写映画化。世界基準アクション、ハッピーな笑い、超豪華キャスト共演が⼤きな反響を呼び、累計130万⼈以上を動員する笑撃の⼤ヒットを記録。本作はその続編で、アクション、キャスト、ハッピーな笑い、ストーリーすべてがバージョンアップしている。
本作を見終えたばかりの熱気溢れる観客に迎えられた岡田は、「ありがとうございます、これだけ席が埋まっているという状況を見て幸せです」と笑顔を見せた。
岡田とバディを組んだ木村は、リピートしている観客が多いと聞き、「2回目だよ~って方?3回目だよ~って方?」と挙手を促し、大勢が挙手する様子に、「結構いる~!」と大喜び。
そしてファブルのキャッチコピー「どんな相手も6秒以内に仕留める」にかけて、「6回目の方~?」と促すと、まだ手を挙げる観客に「すごい!」と大はしゃぎ。「もっといるんじゃないですか?」と岡田が「私こそ最高に観たって人、いますか?」と客席に向かって尋ねると、今度は手が挙がらず静まりかえる客席。すると岡田は、「あまり自信がなかったんですね(笑)」と笑っていた。
「今日は短い間ですがよろしくお願いします」と言葉少なに挨拶する平手に、「前髪を切りました」とプチ平手情報を挟む岡田。何かネタはないかと、平手に対して探りを入れていたという岡田は、20歳を迎えた平手に「お酒も飲まれたみたいですよ、味はどうでした?」と続ける。「大丈夫でした、おいしかったです」と返答する平手に、岡田は「シャンパンを飲んだそうです」と付け加え笑いを誘っていた。
ここで司会から「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」をもう1度観るなら「ここに注目」というポイントを聞かれた3人。
岡田は「目出し帽」をかぶって挑んだアクションシーンについて、「顔が見えないので、キュー出し(合図出し)を自分でしている。『今!』って言うと皆が一斉に手を離したりするので、よく見るとマスクの口元がしゃべっているかもしれない」と、タイミングが命となる危険なシーンの裏側について明かした。
木村はサンタのコスプレで酔いつぶれているシーンについて、「佐藤二朗さん演じるタコ社長とのとても温かい良いシーンだったのに、その部分はカットされていて、ただ飲んだくれたシーンになってしまいました」と笑い、その背景を知ってもらえたらとほほ笑んだ。
ファブルに救われるヒナコ役を演じた平手も、アクションシーンについてコメントを。車椅子に乗っているため、倒れるシーンの難しさを語り、「ファブルを信じて思いっきり倒れた」と、受け止めてくれる岡田を信用しきってのアクションだったと吐露。
アクションチームと監督から、「岡田さんなら大丈夫」と言われており、岡田に絶大な信頼を持ってアクションシーンに挑んだと明かすと、「どのカットよりもスタンバイしているときの気合いがすごかった」と振り返る岡田。
しかし、「アクションシーン用のマットに枚数の限りがあるから。堤(真一)さんとか少ししか動かない人のほうにマットがいって、僕の倒れ込むところにはマットがなかった」とぼやいて笑いを誘った。
平手も「その次の日には私のところにもマットがなかったです」と答えると、「岡田の弟子にはマットがない」と自らツッコみ、会場を沸かせていた。
また、イベントでは観客から寄せられたお悩みに3人が答える「救出企画」も開催。その様子はイベントレポート後編にて。
映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は公開中。
配給︓松⽵株式会社
©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会
最新情報は、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」公式サイトまで。