7月18日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、大分県別府市の郷土料理「地獄蒸し」が紹介された。

昔から「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」と謳われてきた大分県別府市。そんな日本一の湧出量を誇る別府温泉の名物といえば、温泉の蒸気で食材のおいしさを引き出す「地獄蒸し」。

別府八湯の中でもとりわけ薬効が高いと言われる明礬(みょうばん)温泉で140年の歴史を誇る「岡本屋」にて、名湯と地獄蒸しを堪能することになった松岡修造。

目の前に並ぶ豪華な地獄蒸しの説明を女将の岩瀬伸子さんから受け、松岡が目を輝かせて「地獄なんですか?」と尋ねると、「地獄で蒸してます!」と両手の人差し指をビシッと料理に向けるノリの良い女将に、思わず松岡も同じポーズで「地獄で」と返す。

「温泉の噴気が100°Cでバァーッと出ているので、それでガッと蒸してるんですよ」という岩瀬さんの説明に、松岡は蒸された豪華な食材に顔を近づけて「すごい香り。見ているだけでたのしいですよね」と喜びを表現した。

松岡が「アチチッ」と熱々の「ウチワエビ」をバキバキと手で向いていく姿に、岩瀬さんは「かっこいい!ワイルドー!」と大喜び。松岡はウチワエビの身を両手で口に運び、「おいしい!味濃厚でやんす。びっくりこいたわ」と感想を伝え、続いて「ヒオウギ貝」を実食することに。

見た目がホタテっぽいことから松岡が、「ホタテとは違うの?」と質問すると、「ホタテとは違うけれど、親戚とかじゃないですか?なんか知らない私も」と岩瀬さんは笑ってしい、「ググって」と松岡に自分で検索するように促していた。(※ヒオウギ貝はホタテと同じイタヤガイ科の貝)

いざ、ヒオウギ貝を実食し、「すっごい弾力ですね」と目を見張る松岡に、「地獄で蒸すとギュッと身が締まります」とおいしさの理由を伝える岩瀬さん。

「地獄蒸しにすることによって、どんな効果が出てくるんですか?」と尋ねながら、今度は「ハモ」を実食する松岡に、「温泉にはミネラルがたくさん含まれているので、その成分が食材に染み入っていくのでおいしくなる」と解説。

食事の前に「美肌の湯」として有名な岡本屋の温泉を堪能していた松岡は、「僕も温泉に蒸されて、自分の中にある必要のないものが全部出た感じなんですよ」と熱弁し、食材を指して「彼らもそうなんですよ、おいしさだけが残っていく知らなかった、地獄っておいしかったんだ!」と満足そうに語りながら食べ続けた。

次回は7月18日(日)に放送予定。

番組公式インスタグラムでは、メイキング動画を配信中!