7月4日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、大分県の郷土料理「りゅうきゅう」が紹介された。

大分県は釣りが盛んな地域で、最近は女性の釣り人も増えているという。大分県の東海岸に位置する臼杵市で、釣りガール・YouTuberの“のんちゃん”に、郷土料理の「りゅうきゅう」を作ってもらうことになった松岡修造。

早速、のんちゃんが釣ってきたというあじを紹介すると、「なんですかそれは?」と、のんちゃんがあじを掴んでいるピンク色の「フィッシュグリップ」に興味を示す松岡。

「女子はお魚を触れないという人も多いので」と説明している途中で、活きのいいあじはフィッシュグリップからすり抜けて松岡の足元までジャンプ。「すごい!」と驚く松岡だったが「俺も女子だから…触れません」と、あじから逃げるように後ずさりをして苦笑いをしていた。

あじを三枚おろしにしていくのんちゃんの見事な手さばきに、「小さい頃からさばいていたんですね?」と松岡が感心すると、「小学生の高学年くらいじゃないかな、初めてあじをさばいたのは」と答えるのんちゃん。

「海はもちろん、景色が良くて癒されます」と、のんちゃんはほのぼのと釣りの魅力を語りながら、さばいたあじにみりん、酒、しょうゆ、すりごまを加えていく。そのままでもおいしいが、30分以上漬け込むとさらにおいしいと説明。

「釣りはいつから?」と松岡からの質問に、「父に教わって、2歳か3歳の物心ついたときにはしていた」と答えるのんちゃんは、女性にも釣りの楽しさを伝えようと、InstagramやYouTubeで釣果をアップしているそう。

そして炊き立てのご飯をお椀によそい、その上に大葉、漬け込んだあじ、みょうが、刻みのり、おろししょうがを乗せていく。

ここで松岡から「“りゅうきゅう”って何で名前がついたんですか?」と料理名に対して素朴な疑問が。琉球の漁師に作り方を教わったことから名付けられた(諸説あり)と、その由来を紹介しているうちに新鮮なあじで作った「りゅうきゅう」は完成。

早速、大きなひと口で頬張った松岡。「あじの旬は春から夏なので、おいしいと思います」という説明を聞きながら目を閉じて味わい、聞き終わると目を見開いて「あんまい!(甘い)」と驚きの表情を見せた。

「すごいねっとりしていますね、このタレが本当においしい」と感想を伝えながらも箸が止まらない松岡に、のんちゃんも「うれしい」とにっこり。

「話を聞いていると、お魚を釣るだけじゃなくて、ゆったり流れる時間を楽しむのが“釣りガール”なのかなと思いますね」と、松岡も郷土料理とともにゆったりとした時間を味わっていた。

次回は7月11日(日)に放送予定。

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