米倉涼子と城田優の共同プロデュースによるエンターテインメントショー「SHOWTIME (ショータイム)」の公開リハーサルが行われた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大打撃を受けている演劇界にエールを送りたい、 ミュージカルファンにエネルギーを届けたいという趣旨のもと、米倉と城田は今回、初の共同プロデュースに乗り出した。

今回の「SHOWTIME」では、ミュージカル「シカゴ」「ピピン」「キャバレー」などを手がけた振付家、故ボブ・フォッシーの作品を軸に、2人が厳選したミュージカルナンバーを披露する。

プロデュースと構成・演出・出演は、米倉と城田。 振付は大澄賢也。さらに森崎ウィン、JKim、そして日替わり(公演毎)ゲストとして中尾ミエ、前田美波里も出演し、総勢33名のキャストが登場する。

公開リハーサルを終えた米倉と城田が、取材陣のインタビューに応じた。

14年来の交流があるという2人。米倉は「このショーが実現できたことに感動です」と感慨深そうに語り、城田は「米倉さんのツッコミが的確で、相談しながらやりました」と振り返った。

米倉は主に衣装、城田は美術や照明を担当したそう。米倉は「ミュージカル『シカゴ』をやってから、フォッシー作品選りすぐりの曲でショーをやってみたいという夢があったので、まさに叶いました!」とコメント。

城田は「今回は物語のない『ショー』なので、個々の魅力を引き出すのが目標で。歌やダンスを通して、ポジティブな気持ちを伝えたいと思いました。カンパニーにも『テクニックは二の次、思いを届けるのが一番』と伝えていました」と、意気込みを語った。

さらに、2人の共通点を聞かれると、米倉は「体は大きいけど、気が小さいところですかね」と笑顔で答え、城田は「本当に2人とも“緊張しい”なんですけれど、ヨネ様(米倉)は本番に強い!」とニッコリ。

続けて「企画・構成・演出、全部一緒にやらせてもらっているというのもあるから、“姉さん”なので、すごく頼りたくなってしまう…」と甘えるが、逆に米倉から「城田くんは、本当に大人です!」と褒めらる場面も見られた。

息ぴったりの2人が、最高の「ショータイム」を繰り広げる。

米倉涼子×城田優「SHOWTIME」は6月23日(水)から6月27日(日)まで全6回公演。

最新情報は、米倉涼子×城田優「SHOWTIME」の公式サイトまで。