6月18日(金)、岡田准一が都内で開催された映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開初日舞台挨拶に、木村文乃、堤真一、平手友梨奈、安藤政信、山本美月、佐藤二朗、江口カン監督と共に登壇した。

「ザ・ファブル」は、累計800万部の⼈気を誇る南勝久のコミックを原作に、2019年6⽉実写映画化。世界基準アクション、ハッピーな笑い、超豪華キャスト共演が⼤きな反響を呼び、累計130万⼈以上を動員する笑撃の⼤ヒットを記録。本作はその続編で、アクション、キャスト、ハッピーな笑い、ストーリーすべてがバージョンアップしている。

同映画では、初めての有観客イベントに。盛大な拍手で迎えられた岡田は、会場を見渡しながら「皆さんが観に来てくれるのがうれしい」と感慨深い様子。

続けて「今日は『ヒノマルソウル』も公開です。田中(圭)くんは(映画「図書館戦争」で)昔バディを組んでいて。今のバディは木村さんで、もっと前は(『SP 警視庁警備部警護課第四係』でバディを組んでた)堤さん。たくさんのバディを組ませていただき、そんな力強いバディを組ませていただいた方とまた再会できて本当に幸せです。闘って作った作品を届けられる幸せを感じています」と真摯な表情でコメントした。

岡田とバディを組んだ木村も客席を笑顔で見つめ「いつもよりライトが強い気がして、この作品にかける(スタッフの)皆さんの思いを感じ取っているところです」と口にし、ニヤリ顔で「やっちゃうぞ。皆さん、楽しかったですかー?」と観客に向かって声かけを。

観客から温かい拍手を返された木村は「岡田さん、こういうの気持ちいいですね」と満面の笑み。岡田も「ありがたいですね」とはにかみ、「皆さん、コロナ禍なんで『わ~』とか言えないですよね。拍手で全力で伝えてください」と観客に寄り添うと、客席からはより一層大きい拍手が起こっていた。

堤は、「この作品はコロナに影響を受けまくった作品。撮影、公開、どちらも何度も延期になり、とっくに公開しているような感覚ですが、今日改めて皆さんの前で公開できたことが幸せです」と感謝。

山本は、「前回のイベントは無観客だったので、皆さんの前に立つことができてうれしく思っています」と語り、佐藤は「ここ数年のハリウッドの映画にひけをとらないし、それをあわせても1番面白い作品と言える。本当にこれが当たらないとおかしいなと思うくらい最高な映画です」と熱い思いを吐露。

司会から1番の見どころを聞かれると、堤は木村と安藤の格闘シーンをあげ、「あそこはかっこいいよね」とニヤリ。岡田も「あれは朝まで(撮影を)かけていて。目線とかすごくいいですね」と木村と安藤を褒めると、木村が「ずっと岡田師範が(アクションの)振りをつけてくださったんで」と告白。

主演でありながら、アクション作りにも参加した岡田は「僕は(木村に)ふりを『“セクシー”をイメージしてやってくれって』て伝えていて。現場でも『セクシーに!セクシーに!』って言ってたら、(木村が)『はい!』っ言ってくれてました」とうれしそうな表情で当時を回顧。

堤が「安藤くんにはなんて言ってたの?」と聞くと、岡田さんは「安藤さんには言ってないですね。マイワールドがあられるから」とニヤリ顔で明かし笑いを誘いつつも、「あそこはいいシーンですね」と絶賛していた。

最後には、岡田が「ちょっとでも今日いい1日だなと思ってらえるように、僕たちは映画を作っています。この映画が、皆さんにとって『いい1日だなと思ってもらえる要素になれば。今日公開になってやっと皆さんの観た感想が僕らの耳元に入ってきて。こんな時代だけど、届けられてよかったなと思います」と感慨深い表情で会場にコメント。

最後には、登壇者全員でハンドキャノンを発射して特大風船割りを行い、大ヒットを祈願していた。

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は公開中。

配給︓松⽵株式会社
©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

最新情報は、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」公式サイトまで。