JO1(ジェイオーワン)による冠番組『JO1の星~JO1×NO1バトル~』が、フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartで放送・配信されている。

番組では、さまざまなジャンルでJO1の中の“NO1”を決めるバトルに挑戦。3ヵ月にわたる番組を通し、見事1位になったメンバーには、ソロの冠番組がプレゼントされることとなる。

フジテレビュー!!では、そんな『JO1の星』の収録現場取材を実施。ここでは、1月16日に放送・配信された#7の収録の模様をリポートする。

今回からは、各ジャンルでNO1を獲得したメンバーによる、ソロ冠番組をかけた最終決戦が繰り広げられる。「体力NO1」金城碧海、「最強運NO1」大平祥生、そして「知力NO1」川尻蓮の3人による三つ巴の戦いがスタートする。

#6のリポートはこちらから!

イスの格差はトラブルの元?人を横柄にさせる“王者のイス”

収録が行われたのは、JAM(JO1のファンの総称)にはおなじみのフジテレビ湾岸スタジオのリハーサル室。収録前、最年少・豆原一成が鏡の前でダンスチェックをする一方で、後ほど使用するという「布団」を見つけた最年長リーダー・與那城奨は、「布団がある!…寝られる!」と、この日も早朝起床だったという人気アイドルの本音を覗かせた。

白岩瑠姫は鶴房汐恩にちょっかいを出し、そのままバックハグをするという仲睦まじさ。川西拓実の衣装が気になった與那城は「そげキング(『ONE PIECE』のキャラクター)みたいだね」とイジると、自ら「狙撃の島で〜♪」と、「そげキングのテーマ」を口ずさむなど、和気あいあいとした雰囲気が漂う。

用意されたイスに座り、「めっちゃギシギシいってるけど大丈夫かな?」と不安そうにつぶやいたのは木全翔也。一方で、最終決戦に進んだ金城、大平、川尻の3人には“王者感”たっぷりの豪華なイスが用意された。

そして収録がスタート。イスを見たメンバーからも「格差がすごい!」と驚きの声が上がる中、木全は「僕のイス、ギシギシいうんですけど…」と、依然、その不安定さが気になる様子だった。

一方、豪華なイスのひじ掛けに脚を乗せて座る金城に、河野純喜が「行儀悪いなぁ」とツッコむと、金城は「そこの髪の毛パープルのやつ、黙れ!」と反撃。

大平は「僕は運が強くてここにいるので、2択で迷うことがあったら、自分の思った方を選ぼうと思います」と力強く宣言するも、河野と川西、佐藤景瑚の3人から「2択ってそういうもんだから」とツッコまれて恥ずかしそうに苦笑い。

川尻は「相手は若造2人なので、お兄ちゃんの大人の余裕で勝ちたい」と、年長メンバーの貫禄を見せた。

休憩時間はモノマネ合戦、粘土遊び…まるで男子高校生!

ここで、司会を務める佐野瑞樹フジテレビアナウンサーから、「JO1の沼!」 と題された、最終決戦のルールの説明が。決戦出場者以外のメンバー8人が、それぞれ今ハマっている“沼”をプレゼンし、出場者3人がその場で“沼”を体験。その様子を見て、誰が自分の“沼”を一番理解してくれたか、プレゼンターは1人を選んで投票。最終的に得票数の最も多いメンバーが1位となるというもの。

「1位はメンバーが選ぶ」というルールを知った川尻は早速、與那城に「衣装、かっこいいね」と媚(こび)売り。一方で河野が「碧海のさっきの態度ちょっと…。もう(金城以外の)2択やね」と蒸し返すと、金城は慌ててイスの上に正座。河野は「今やっと3択に戻りました」と、満足そうに笑った。

オープニングトークを終え、短い休憩に入ると、鶴房、木全、川西の3人による「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけのモノマネ合戦がスタート。「おっお〜い、オラしんのすけだぞぉ」というセリフを繰り返し、「ちょっと大人っぽくなっちゃうんですよね」と、木全はどこか納得がいかないようだった。

「知力NO1」の粘土コーナーで川尻が作った紙粘土の「塩むすび」を持ったままだった川西は、それを割ると「パンみたい!外カリカリで、中ネチャネチャしてる!」と大興奮。「食べたくなる」と、ぼそりつぶやく川西に、河野は「食べたら終わるで」と警告していた。

佐野アナは全面的に佐藤の味方!「ひどいよねぇ、スタッフ!」

収録が再開し、トップバッターの佐藤がプレゼンしたのは“車の沼”。佐藤の車好きをよく知るという川西が「前に電話した時も、軽トラに乗っていました」とエピソードを披露すると、佐藤は「それは多分、実家の仕事を手伝っていた時…」と恥ずかしそうに笑った。

車への興味を聞かれた川尻が「免許持っていなくて…」と明かすと、すかさず「減点ですね!」と、うれしそうな白岩。そして金城が「車は興味ないですね。自分が走るのが好きなので」とボケると、與那城がすかさず「支離滅裂じゃん!」とツッコミを。

佐藤は、3種類の車をプレゼンし、自分が1番乗りたいと思っているのはどれか、を当てさせるクイズを出題。各車の価格や馬力、佐藤の感じる魅力などを紹介すると、「かっこいい!」「これ乗ってみたい!」と食いつくメンバーの中、大平だけは「これ、2人乗りですか?それだと荷物乗せられないから…」と、テンション低め。白岩に「祥生、素直だから不利だね」と冷静に分析されていた。

そして、佐藤が紹介したうち、超高級車・ブガッティの「ディーヴォ」が、「知力NO1」でのジェスチャークイズをきっかけに生まれた、佐藤と佐野アナの“蜜月関係”っぷりを強調することに。

佐野アナと佐藤の不思議な関係が誕生した「ジェスチャークイズ」の模様はこちら!

佐藤は、ディーヴォの販売価格を「6億64万円」と紹介するが、正しくは「6億6千万円」。「千」を「4」と読み間違えていることに気づいた佐野アナは、「佐藤さん、可愛い!わかるよ、俺も思った!ひどいよねぇ、スタッフ(の書き文字)」と、佐藤に味方し、一同の爆笑を誘った。

そんな佐野アナの愛を受けた佐藤は「ディーヴォは、佐野さんとのドライブ用に欲しい」とコメントすると、佐野アナは「いいねえ!俺、64万円出すよ」と乗っかり、またも一同は大爆笑。

金城は、自身も気に入ったというその高級車を「半分ずつお金出して買いましょう」と佐藤に持ちかけるが、「佐野さんが64万円出してくれるから」と拒否され、「俺、半分やで!?」とビックリ。そこで白岩が「愛はお金で買えないんだね」とつぶやいたが誰にも届かず、もう一度繰り返すも、反応したのは隣の席の豆原のみだった、という一幕も。

河野の「ONE PIECE」愛は本物?川尻に知識負けするも元気で押し切る

続く河野は“「ONE PIECE」沼”をプレゼン。もはや国民的大ヒットアニメだが、河野は最近ハマり始めたという。「今、『エニエス・ロビー』編(を見ている)」と話すと、「おっそ!」とツッコまれてしまった。

ここでは、河野が一番好きだという、ロビンがルフィに本音をぶつけるシーンを3人が順に演じることに。「生きたいと言え!」(ルフィ)を河野が、「生きたい!」(ロビン)を挑戦者3人が演じる。「そこで終わりでもいいけど、加点を狙うなら、その続きの『私も一緒に海へ連れてって!』までやってもらっても」という河野のアドバイスを受け、いざ挑戦。

まず川尻は、全力でセリフを発した後に「セイス・フルール!」と、ロビンの技までアドリブで付け加え、河野から「素晴らしい!」と高評価を獲得。映画「えんとつ町のプペル」で声優デビューも果たしている大平は、河野のアドバイス通り「私も一緒に海へ連れてって!」までを熱演。さらに見学メンバーの推しを受け、半ば無理やり「セイス・フルール!」を追加すると、河野は「うおー!」と大興奮。

そして、直前に河野と入念な打ち合わせをした金城は、突然「ロビン!まだお前の口から聞いてねえ!生きたいと言え!」と、ルフィのセリフでスタート。対する河野はロビンになりきって「生きたい!!」と応戦。続けて「私も“いっちょ”に!海へ連れて行って!」と、甘噛み。役を入れ替えて演技するというトリッキーな展開を繰り広げた。

もともと、河野以上に「ONE PIECE」に詳しいという川尻から「ロビンの出身国の名前は?」と、逆質問を受けた河野。答えられずにいると、「代わろうか」と、プレゼンターの座を奪われかけるが、「知識がすごい!加点対象です!」とおだててその場を収めた。

最後まで疑問が残る鶴房「なんでこの企画にしたんやろう…」

3番手・鶴房がプレゼンしたのは、“クラップ沼”。「みんなと違う拍手をしたい」と、メンバー全員で拍手をする際、軽く包むような形を作って口の近くで手を打ってポンポンと音を鳴らす、特殊な拍手をおこなっているという。

そんな拍手を再現してほしいという鶴房だが、コツを聞かれ「センスです」と断言。佐藤が「共感度ゼロだよ、この企画」とツッコむと、鶴房本人も「僕もなぜこれにしたのか、わかりません!」と苦笑。

挑戦してみるも、音を出せないまま「痛い!」と諦めた大平を見て、川尻は「横から見たらわかるけど、唇叩いとる!」と爆笑。続く金城は「やりながら、『これ何の時間やろう?』と思ってしまった」と、冷静なコメント。

そして川尻が拍手の最後に「セイス・フルール!」と、ここでもロビンの技を付け加えると、すかさず河野が「素晴らしい!加点します!」と声を上げて現場に爆笑を起こした。

誰が最も鶴房流の拍手を再現できていたか、審査するはずの鶴房は「僕、自分の音が聞こえなくて判断できないので、佐野さんに、誰が1番か判断してもらっても…?」と斜め上の提案で一同を驚愕させた。最後まで「なんでこの企画にしたんやろう…」と首をひねっていた鶴房だった。

#7を見逃した方は1月21日(木)23:30〜の再放送のチェックを。次回#8は、1月30日(土)23:00~。メンバーのプライベートに迫る“JO1の沼”は止まらない!

視聴方法や今後の放送予定など、詳細は番組公式HPで確認を。