ソフトバンク株式会社の「SoftBank 5G」と「ドラえもん」がコラボレーションした新TVCMが12月16日(水)より全国で放送開始された。

ブルース・ウィリスがドラえもん役を演じているCMシリーズ。今回の「5G ってドラえもん?『未来のしずか登場』」篇から新たに、上戸彩が未来のしずか役として登場している。

ソフトバンクCMでおなじみの白戸家のアヤと一人二役を演じる上戸。堺雅人演じる未来ののび太や、鈴木福演じる中学生のび太、その他の友人や白戸家のメンバーらとともに、ドラえもんのひみつ道具『タイムふろしき』を使った愉快なやり取りを繰り広げる。

上戸扮する未来のしずかの登場シーンは、学生時代を彷彿とさせる、ツインテールの制服姿。これには本人も大いに照れていたが、堺と古市憲寿(未来のスネ夫)をはじめ、共演者の誰もが釘付けとなっていた。

撮影中、上戸が堺に「のび太に変身している時ってどんな感じですか?恥ずかしいですか?」と質問する場面も。

それに対して、堺は「恥ずかしくないよ。なんで恥ずかしいんですか?」と返答した。

ただ、上戸自身、今回のツインテール&制服姿には抵抗があったのか、周囲から「似合いますね」と声を掛けられる度に、「誰も何も言わないでください(笑)」と手で顔を隠しながらうつむき、「今すぐ『タイムふろしき』を使って、リアルに制服を着ている頃のしずかちゃんに戻りたい」とコメントしていた。

<堺雅人×上戸彩 インタビュー>

――未来のしずかちゃんを上戸さんが演じると聞いた時の感想をお聞かせください。

堺:いやもう、何の違和感もなかったんですが、目の前にすると、その素晴らしさに息をのむ思いです。素敵なんじゃないでしょうか。

上戸:ちょっと、ちょっと。もう何も言わないでください…。

堺:素晴らしいですよ。

上戸:大丈夫です…。

堺:実際に上戸さんが17歳ぐらいの頃から会っているんですよ。

上戸:そうですね。

堺:なので、僕は上戸彩という女優に対して、あまり年齢を感じないというか、年を経ても変わらない素晴らしさを持っている方なので、どんな役を演じても大丈夫だよという感じです。

――未来のしずかちゃんの役のオファーを受けた時、どんな気持ちでしたか?

上戸:どんな気持ちだったかなぁ…忘れちゃったなぁ(笑)。

衣装合わせやカツラ合わせをしながら、自分では“イタい”なと思っていましたけど、堺さんがそんな風におっしゃってくださって、やっぱり堺さんと一緒にいると、すごく安心した気持ちになれるなと思いました。

――『タイムふろしき』があったら、どんなものにかけて時間を早めたり、巻き戻したりしたいですか?

堺:自分にかけていろいろ試したいです。お芝居で若作りや老け役をする時に便利だなと。

上戸:役作りが半分ぐらい必要なくなりそうですね。

堺:簡単ですよ。

上戸:体の使い方とかも、実際に年を取るわけだから、自然に見えますもんね。

堺:子役からできますよ。

上戸:ホントですね。お芝居をしていて、恥ずかしい気持ちになんかならないし。

堺:恥ずかしいんですか(笑)? 恥ずかしくないですよ。

上戸:私は今ほしい。ナウ。リアルに制服を着ている頃のしずかちゃんに戻りたいです。

堺:設定では、中身が小宮山莉渚さんなんですよね。未来の私を見たいからって。だから、上戸さん自身は、違和感があってちょうどいいんですよ。制服を着ている未来のしずかちゃんなんだから、「あれ、なんでこんな服着ているんだろう?」という感覚で、おかしくないんじゃないでしょうか。

上戸:もっと言ってください(笑)。

堺:いやいやいや(笑)。いいじゃないですか。素敵だと思います。

――制限をなくして、無制限にしたいモノがありましたらお聞かせください。

上戸:私は胃袋。

堺:胃袋!?

上戸:限界がないから、いつまでも食べられるということですよね。ラーメンとか、いろんな味を全部食べたいです。

全部食べきって、もっと食べたいなという時、「どうしよう、このラーメンの汁に、お米を入れようかな」と悩みながら、結局諦める、みたいな日々を送っているので、見た目とかいろんなことを気にしないで、胃袋を無制限で、食べたいものをひたすら食べ続ける(笑)。

堺:制服の格好をしているからか、普通に思春期の女の子と話している感じがしてきました。

上戸:あはは(笑)。

堺:僕はもう、ラーメンの汁は愛でるものですよ。眺めています。

上戸:二度使いはしない?

堺:しないね。いつからしなくなったんだろう。昔はたしかに、ラーメンの汁にごはんを入れていましたけど。

上戸:私は今でもします!

堺:若いね。いらないんじゃない、『タイムふろしき』(笑)。