12月21日(月)、映画「新 感染半島 ファイナル・ステージ」の公開直前イベントが行われ、ゲストとして“ゾンビ映画好き”を公言している俳優の磯村勇斗が登壇した。

映画は、謎のウイルスが半島を覆ってから4年後、亡命先の香港で暮らしていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)のもとに、完全封鎖された半島に戻り、大金を持ち帰るという仕事が舞い込む。だが、かつての祖国で彼を待ち受けていたのは禍々(まがまがしい)しい感染者たちと、狂気の民兵集団だった…。ド派手なカーアクション、銃撃戦、追跡劇と手に汗握る接近戦が描かれる。

本作について磯村は「手に汗握りました!今回の映画に出てくるゾンビは何といっても(動きが)速い!それだけで恐怖を感じましたし、夜になると目が見えないので、音に敏感になるという設定もゾンビ好きとしては楽しく見られました」と感想を口にした。

「新 感染半島 ファイナル・ステージ」は、前作「新感染 ファイナル・エクスプレス」から4年を経ての続編となるが、磯村は「前作がすごく面白かったので、期待して見たんですが、いい意味で裏切られました。続編だけどテイストを全く変えてきて、(前作に続きメガホンを握った)ヨン・サンホ監督は枠にとらわれずに挑戦 していく人なんだと感じました」と称賛を送った。

また、主人公の元軍人・ジョンソクを演じるカン・ドンウォンについては「かっこいい! 目力がすごくて、何もしゃべっていなくても、いま危機的状況にいて、でも前を向いていかないといけないんだと伝わってくる表情と目が素敵だなと思いました」と演技力についてコメント。

そんな磯村に、MCの有村昆が見どころや印象的なシーンを尋ねると「(悪役の)ファン軍曹たちがゾンビたちをおもちゃにするのが、かわいそうだなと…。悪者たちがゾンビを手懐けたり、おもちゃにするのは、“ゾンビ映画あるある”だと思うんですが(笑)。この映画でもそれがあって、それが人間の“エゴ”を引き立てていて、面白く見させていただきました」と“ゾンビ好き”ならではの視点で魅力を解説。

また、「もしも自身がゾンビ映画に出演するなら?」という問いには、「自我を持って、人間に戻ろうとするゾンビをやりたい!いままで人間主体のゾンビ映画はありましたが、ゾンビ主体で全部描いたらどんな映画になるのか?ゾンビが主人公の映画をやりたいですね」とノリノリで語った。

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映画「新 感染半島 ファイナル・エクスプレス」 2021年1月1日(金)TOHOシネマズ日比谷 他 全国ロードショー

最新情報は、映画「新 感染半島 ファイナル・エクスプレス」公式サイトまで。

配給:ギャガ

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