12月29日(火)12時55分より、フジテレビではクイズバラエティ『クイズゴッド〜最強クイズ神を倒したら100万円〜』が放送される。

芸能界の博識者たちが、“ゴッド”と称される伊沢拓司率いるQuizKnock(クイズノック、以下QK)のメンバー(ふくらP、山本祥彰、こうちゃん、須貝駿貴、山上大喜、乾)にクイズで挑み、3勝(3問正解)すれば賞金100万円を獲得できる、というもの。

挑むのは、ジャニーズ事務所の若き秀才と呼ばれる現役・慶大生の那須雄登(美 少年)、芸人と会社員と二足のわらじで活動を続け、ブレイク中の上智大卒のサーヤ(ラランド)、歌舞伎役者でありながら売れっ子俳優でもあり、歴史、文学など幅広いジャンルを網羅する市川猿之助の3人のプレイヤーだ。

プレイヤーは、ひらめき、雑学、サイエンス、記憶、オールマイティ、漢字、歴史の中から、ジャンルを選択。そのジャンルを得意とするゴッドと対戦し、一連の戦いを“クイズマスター”の林修が見守る。

林も「想像以上の知識量」と舌を巻いた、那須雄登、サーヤ、市川猿之助が挑む

プレイヤーはジャンルを選択できるとはいえ、3問という短期決戦になるため、クイズに長けるQKが圧倒的有利か、と思いきや、主戦場のYouTubeとは違う、テレビ収録の雰囲気に飲まれたQKが「緊張する…」と蒼白になる一幕も。

さらに、林も「想像以上の知識量だった」と舌を巻いたプレイヤー3人の活躍があり、どちらが勝つのか最後の一瞬までわからないほど、拮抗した戦いとなった。

芸人と会社員と二足のわらじで活動を続け、ブレイク中の上智大卒のサーヤ(ラランド)
歴史、文学など幅広いジャンルを網羅する市川猿之助

フジテレビュー!!では、収録を終えた林と伊沢を取材。初めての番組ということで未知数だらけだった収録の裏側を聞いた。

さらに、動画では、師弟関係であり、共演も多くお互いを知り尽くしているであろう2人に、「じゃんけん1本勝負」で、今年最後の対決をしてもらった。天才同士、最初に何を出し、勝つのはどちらか?結果にご注目を。

<林修×伊沢拓司 インタビュー>

――斬新なクイズ番組の初回放送を終えた感想は?

林:僕もいろいろなクイズ番組に出させてもらってきましたけど、途中の緊張感、緊迫感はちょっと…過去にないほどでしたよね。

伊沢:間違いなく緊張しました。あの場にいた(QuizKnock、以下QKの)全員があそこまで緊張しているのは、YouTubeでは絶対にありえないですね。

林:いやぁ、本当に“クイズの神”が集まったんですよ。だけどね、あれ、ちょっとなかなかの展開になったね。

伊沢:そうですね。これ、見たことがないものが見られると思います。あのメンバーがあそこまで緊張するのか、みたいなことの連続でした。なかなかこんなに生々しい、こんな直接対決する番組はあまりないですね。

林:アットホームな感じではなくてね、いわゆるガチのぶつかり合い。その勝負っていう、緊迫感が全体を通じて常にありました。

――3人のプレイヤーのうち特に印象的だったのは?

林:クイズ番組で活躍されていたり、いろんな知識のある強者(つわもの)が3人やってきた、という印象でしたが、その上で猿之助さんはやっぱり老獪(ろうかい)でしたね。

伊沢:すごかったですね。多分QKが今まで出会ったことがないタイプの相手。相手をトークで飲みこんでいこうという(笑)。まさに今年活躍された(ドラマでの)伊佐山部長のあの感じが出てましたからね。

林:やっぱりああいうキャリアがなし得たものから、QKのメンバーが学ぶ部分もあったんじゃない?

伊沢:そうですね。われわれはやっぱり“若さで”という部分が大きいので。本当に人生経験を積まれてきた方の持っている奥深さみたいなのは、僕たちも勉強させていただきました。

林:そのほかの那須さん、サーヤさんもいろんなことをよく知ってたよね。知識がとても豊富でした。

伊沢:いろいろなところに(興味を持って)寄り道をする余裕と、それを本業にも活かして行く力を持っていらっしゃるのがすごいな、と。

林:ああいう本当の猛者(もさ)をこういうクイズ番組に呼んでくるなんて。これ『クイズ!ヘキサゴン』を作ってた局と同じ局とは思えない(笑)。

伊沢:あはははは!本当ですね。今回は3人が3人ともめちゃくちゃ濃い味出していましたし、強かったです。

林:“ヘキサゴン”メンバーだったら、300人くらいにいっぺんにいけそうだったんだけどなぁ(笑)。でもその分、リアルな、本当にハイレベルな戦いだったじゃないかなと思います。

――タイトルにかけて、最近の“神がかっていた”エピソードを教えてください。

林:“神がかっていた”エピソード?いや、もうそういう冴えはなくなりましたね。人生55年も生きているとね…。ただ、神の元(もと)が近づいているだけですよ。

伊沢:あはははは!冴えてるな!冴えてますよ。

林:神が近くなっているっていう意味では、“神って”きてますけど(笑)。伊沢くんはなんかあるんじゃないの?

伊沢:僕は、自分がっていうより、今年本当にイレギュラーな対応が求められる中で、QKのみんなからの意見やアイディアをもらい、「この人、冴えてるわ」「すごいわ」と思う機会がすごく増えたんです。ですから、QKのみんなですね。

――最後に、視聴者のみなさんに改めてメッセージをお願いします!

林:この2020年、いろいろなことがあった年の本当に総決算の真剣勝負となっています。高いレベルの真剣勝負をドキドキハラハラしながら、楽しんでいただきたいなと思っております!

伊沢:本当にあえてシンプルに、余計な要素を完全に削ぎ落してクイズの戦いを見せられたかなと思います。この真剣勝負の1時間を、ぜひ固唾を飲んで見守っていただければと思います。

<師弟で初めてのじゃんけん!天才同士の1本勝負の結果は!?>