目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置するためのチャリティプログラム『ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』が、12月24日(木)正午より生放送されている。

今年で46回目を迎える同番組のパーソナリティは、3年連続となるKis-My-Ft2と、今年初めてとなるSixTONESのメンバー、あわせて13人が担当する。

生放送が始まる直前、Kis-My-Ft2を代表して藤ヶ谷太輔が「Kis-My-Ft2は3年目になりますが、今年はSixTONESも加わって、よりパワーアップした『ミュージックソン』に、そして、コロナ禍の今にしかできない『ミュージックソン』をお届けできると思います。今回、メンバーそれぞれが事前に取材をしましたが、 僕たちも知らなかったことがたくさんありました。 リスナーの皆さんが知るきっかけや、学べるラジオになればいいなと思います。しっかりと届けることを前提に、楽しく、思い出に残る24時間にしたいです」とコメント。

そしてSixTONESからは田中樹が「僕たちは『ミュージックソン』自体が初めてで、不安の方が大きかったので、メンバー内で鼓舞し合いながら今日を迎えました。Kis-My-Ft2の皆さんに教わりながら、フレッシュに、エネルギーや明日の活力になるものを一人でも多くの方にお届けできたらと思います。『ミュージックソン』に向けていろいろ勉強や取材をしていくうえで、新しく知ったことがたくさんあります。心から楽しんで24時間メッセージを発信できたらと思います」と意気込んだ。

24時間にわたる生放送は、Kis-My-Ft2とSixTONESのメンバー全員13人による、今年のキャッチコピー 「とどけ、ニッポンエール」の掛け声でスタート。

番組では、今年のキャッチコピーにちなみ、「あなたがもらったエール」「あなたが届けたいエール」など、リスナーからエールにまつわるメッセージを募集している。番組開始前からたくさんのエピソードや、24時間生放送に挑戦しているメンバーへの応援メールが届き、スタート直後に「#ミュージックソン」がTwitterトレンド1位になるなど、24時間生放送の冒頭から多くの反響が寄せられているという。

そして今年の目玉企画は、Kis-My-Ft2とSixTONESのメンバーが、視覚障がい者の現状などを精力的に取材したことをレポートする「とどけ!ニッポンエール〜13人が繋ぐメッセージ〜」。その企画のトップバッターとして13時台に登場したのは 、SixTONESの田中樹。田中は「ミュージックソンの意義〜Mr.ミュージックソン萩本欽一からのバトン〜」と題し、初代のパーソナリティで「ミスター・ミュージックソン」と言われる萩本へのインタビューを実施。その模様を放送した。

続いて、企画の2番手として14時台に登場したのはKis-My-Ft2の横尾渉。「ペット介護士」の資格を持つ横尾は「盲導犬ルーシーとの絆」と題し、視覚障がい者の方へのインタビューを通して、盲導犬の現状をレポート。また、その取材をもとにしたストーリーの朗読を披露した。

番組ではこのあともスペシャルエールゲストとして、オードリー、Creepy Nuts、笑福亭鶴瓶、榊原郁恵、三四郎、サンドウィッチマン、ゆず(五十音順)などのコメントもオンエアされる予定になっているほか、日付が変わった 25日午前0時(24日24時)からは、Kis-My-Ft2とSixTONESの2組によるクリスマススペシャルライブも行われる予定とのこと。

なお、寄せられた募金は全日本交通安全協会を通して「音の出る信号機」の設置や保守、また、「声の図書」、「デジタル録音図書編集用パソコン」、「立体コピー機」など、多くの視覚障がい者のための活動に寄付されるほか、コロナ禍の今年は、ソーシャルワーカー、特に医療従事者の活動の支援として日本看護協会にも寄付されることになっている。