1月21日(木)、映画「さんかく窓の外側は夜」の公開前夜祭舞台挨拶が行われ、岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、森ガキ侑大監督が登壇した。

本作は、岡田演じる霊が“祓える男”冷川と、志尊扮する霊が“視える男”三角が、除霊という特殊能力を使い、未解決事件に挑んでいくミステリーエンターテインメント。

当初は昨年10月に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、1月22日(金)に晴れて公開されることとなった。

一度の公開延期を経て、ついに公開を迎えることについて岡田は「やっと明日からこの映画を皆さまに届けられること、うれしく思っています」と感謝し、深々と頭を下げた。

お気に入りのシーンを聞かれると、「いかに三角くん(志尊)に支えられていたのか。映画の最後のシーンにたくさん詰まっていて…」とW主演を務めた志尊に感謝を告げると、志尊は「口説かれてるんですか?」と、はにかみながら返答。

さらに岡田は、「本当はこれ(間にあるアクリル板)がなかったら抱きしめたい」と告白し、志尊は笑いながら「ありがたい」と言葉を漏らした。

北川景子の出演は先日発表されたばかりだが、岡田は平手に対し「やっぱり北川さんとのシーンは楽しかったの?」と質問を。すると、志尊も「俺も見たのよ。北川さんとのメイキングを。すごく『わ~!』みたいな。見たことない笑顔してました」と、寂しそうにコメント。

岡田も「いろいろな宣伝活動をしていて、僕たち3人が仲がいいというのはみなさんに伝わっている中で、俺もあれを見せられて、あぁなるほど」と、あまりの楽しそうな表情にショックを受けたようで、志尊同様、寂しそうに話していた。

平手は、「本当に少しのシーンだったんですけど、(北川と)共演できてよかったなって…」とフォローするように回答。

ただ、平手があまりにもしょんぼりとした顔を見せたため、志尊が「でも、北川さんと共演しているシーンは、衝撃的なシーンですからね!」と、逆にフォローして盛り上げる場面があった。

また、印象に残っているシーンについて平手は、「あまり(岡田と志尊との)共演シーンはなくて、どちらかというと撮影していない時間を一緒に過ごしたのが印象に残っています」と振り返った。

この日は、劇中のセリフ「君は僕の運命だ」にちなみ「運命を感じた体験」について話す場面も。

志尊は、「きれいごとに聞こえるかもしれない」と前置きをしつつ、「俳優の仕事を10年やらせてもらって、今回の作品はそれぞれのスタッフさんが愛を注いでくれているのを垣間見て、出会いも含めて胸を張って運命だったと言いきれると、心から思っています」と感慨深い表情で回答。

岡田は、「この映画が一度延期になって、明日公開するっていうことがすごく意味があるし、運命的に感じていて…。でも、こんな状況下の中でも楽しんで待ってもらっている方々のためにも、僕たちは公開をする。そんな映画の力というのを感じられる瞬間が多かったので、明日公開するのは運命的なことなのかなと思います」とコメント。

それを受けて志尊は、「たくさんの人にこの映画を届けて、続きがあったらいいなって思いますよね…」と続編を匂わせる言い方をし、岡田は「やるもん」と即座に宣言。

志尊は慌てて「まだ何も決まってない!僕たちが勝手に決めれないけどそれくらいの気持ちなんです。ね、てち(平手の愛称)」と話を振ると、平手は「私たちで決めていいの…?」と困り顔に。

岡田が笑いながら「決めらんない。嘘ついた。ごめん」と謝ると、森ガキ監督は「逆にこの3人で別の映画をやりたい」と意欲を示し、会場は拍手に包まれた。

映画「さんかく窓の外側は夜」は、1月22日(金)全国ロードショー。

最新情報は、映画「さんかく窓の外側は夜」公式サイトまで。

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