倉悠貴さんが、俳優デビュー5年の現在地と出会いについて語りました。
2019年にドラマ『トレース~科捜研の男~』で俳優デビューした倉さん。2020年には『夏、至るころ』で映画初出演にして初主演を務め、その後、『OUT』、『市子』、『六人の嘘つきな大学生』、『SHOGUN 将軍』(Disney+)、連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)、『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS)など多くの話題作に出演。
2025年は出演作『ガンニバル シーズン2』(Disney+ Star)の配信や、映画『リライト』の公開も控えています。
現在、ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』に出演中の倉さんにインタビュー。プライベートでハマっているもの、最近テンションが上がったこと、現場の“好き”について聞きました。
倉悠貴が今一番ハマっているのは…『MOTHER2 ギーグの逆襲』
──倉さんは、あまりプライベートが見えない俳優という印象ですが、趣味は何ですか?
今は一番『MOTHER2 ギーグの逆襲』というゲームが熱いです。普段ゲームはやらないんですけど、ハマっちゃいました。
『MOTHER2』は90年代に発売された、コピーライターの糸井重里さんがプロデュースしたRPGゲームなのですが、グラフィックや音楽がおしゃれなんです。今30周年らしく、すごくいろいろなグッズが出ているので、たくさん集めていて。ぬいぐるみとかを家に置いてます。
他にも、陶芸や麻雀も趣味です。気の合うスタッフさんがいるのですが、その方とは「あの映画見た?」という話をよくしていて。お互いの好きなものの情報交換をするなかで趣味が見つかることが多いですね。
──では、最近一番笑ったこと、もしくはテンションが上がったことは何ですか?
え…難しいな(熟考)。あ、この間(森本)慎太郎くんとご飯に行きました。お互いにドラマとは違う現場での面白かった話を共有したり、プライベートの話をしたり。それは最近一番楽しかったです。笑いました(笑)。
僕、これまであまり共演者の方と仲良くなることがなかったんです。そのなかで、慎太郎くんは仲良くなれたので、久々に同業者の友だちができてうれしいです。
あと、映画をよく観に行くんですけど、「よかったな」と思っていた映画がアカデミー賞を受賞していてテンションが上がりました。『リアル・ペイン~心の旅~』というユダヤ系の主人公がルーツをたどる作品で、観ていただきたいので内容には触れませんが、すごくグッときたんです。自分の見る目は間違ってなかったんだな、と。
自分が出演していた『SHOGUN 将軍』も本当にたくさんの賞をもらっているようで、その情報にもテンションが上がりました。
──デビューから5年。俳優として今はどんな時期ですか?
まだまだ駆け出しというか、勉強中。だから、インプットもよくしていて、最近はかなり多くの映画を観ています。映画館にも行きますし、家でも観ますし、移動中にも観ていますね。
心境的なことを言うと、「やばい。どんどん置いていかれる」「なんで芝居がうまくならないんだろう」という焦りのようなものをずっと抱えていました。でも、最近焦りは少しずつ緩和されているんです。
今、ある程度仕事ができているし「ま、いっか」と、ちょっとだけポジティブなマインドが持てるようになりました。
──そう思えるようになったのには、何かきっかけがあるのですか?
特にこれということはないのですが、俳優って人に何かを届ける仕事じゃないですか。そういう仕事をしている人がネガティブなのって、僕が受け取る側だったら嫌だなと突然思って(笑)。
きっとこれからも周りと比べてしまうこともあると思うけど、僕は僕にできることしかできないので、全力でお芝居に向き合いつつ、「ま、いっか」を大事にしていこうと思っています。
──この5年のなかで印象深い出会いはありますか?
デビューした頃は、映画に出演することが多かったけど、最近はドラマにも出るようになって、出会える人も多くなってきているなと感じています。そのどれか、ということではなくて、今は全部の出会いが大事だなと思っていて。
映画とドラマって、どちらも映像作品だけど、やっぱり関わっている人のタイプがちょっと違うんですよね。だから、どちらの仕事もできると、より多くの人の生き方とか、俳優としての価値観に触れられて、自分を育ててくれるというか。皆さんとの出会いで物事を広い視野で見られるようになった気がしています。
──今は映像作品への出演が中心ですが、舞台など新しいフィールドに出てみたいという希望はありますか?
お芝居をレベルアップさせるために舞台をやれたらいいなとは思うのですが…たぶん、苦手なんじゃないかな、と。緊張するタイプだし、映像とは違って1回の公演で演じ切らないといけないし。観るのは好きなんですけど…まだちょっと踏み出せないところです。
でも、「この人すごい!」と思うような方と共演したときに、「お芝居がもっとうまくなりたい」と強く思うので、レッスンやワークショップがあれば積極的に参加したいなと思っています。
──めざましmediaは「“好き”でつながる」をキャッチコピーにしています。倉さんの現場の“好き”を教えてください。
台本を読んである程度のことは想定して現場に入るのですが、本番で「自分ってこんなに声が出るんだ」「こんな感情になることがあるんだ」と、思いがけないお芝居や感情を目の当たりにしたときに、このお仕事好きだなと思います。
それは相手のお芝居に対してもそうで、素敵なお芝居を見ると「うわ、こんなの見ちゃっていいの!?」とワクワクします。
やっぱりお芝居って、その場で生まれるものが多いんですよね。同じことは二度とできない。言葉も感情もすべてその瞬間の奇跡だから、一つずつを大事にしたいなと思います。
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