不可解な連続飛び降り 木皿（倉悠貴）の機転で氷月（波瑠）らは事件解決のヒントを得る！しかし結末は…＜『アイシー』第2話完全版＞

柊班は武田、麗華、梓を再度取り調べることに。

武田は、母親の介護のつらさから自殺を考え、SNSで声をかけて集団自殺するために集まったと話す。
一同は睡眠薬を飲むが死には至らず、梓は車中で目を覚ました。

梓が寝ている間に、景子は近くのビルから飛び降りて息絶えていたという。通報したほうがいいのではと言う梓に、武田は「犯罪者だと疑われるかもしれないので口外しないように」と口止めし、安達の財布から抜いた1万円を握らせた。

柊班は「景子は自分の意志で飛び降りた」という武田の供述に疑念を抱くが、これ以上拘留することはできず、武田は釈放される。

穂村と瑞江律（柏木悠）が武田の周辺で聞き込みを行うと、武田の母親はすでに老人ホームに入っていた。また、武田があてにしていた母親の遺産が老人ホームの費用に使われ、武田は金に困っていたようだ。

氷月は手がかりを見つけるため、脳内にある現場の「記録」を探る。

安達が飛び降りたとされるビルにあったブルーシートにはペンキが付いていた。それと同じ色のペンキが、安達の靴にもわずかに付着している。しかし、ブルーシートの場所から安達が飛び降りたと思われる場所までの間にはペンキの跡は無かった。

氷月は麗華から再度話を聞く。氷月が「足跡を付けずに安達が1人で屋上に上がって身を投げるのは不可能」だと話すと、観念した麗華は真実を語り始め…。