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【新刊情報】“あなたらしさを大切に” 「性の多様性に関する絵本制作プロジェクトチーム」が企画した絵本『なにでもないもん』(少年アヤ・作/阿部海太・絵)発売!
株式会社 岩崎書店
児童書出版社、 株式会社岩崎書店(代表取締役社長:小松崎敬子、本社:東京都文京区)は、LGBTQをテーマにした絵本『なにでもないもん』(少年アヤ・作/阿部海太・絵)を2025年1月20日に発売。
『なにでもないもん』(少年アヤ・作/阿部海太・絵)
岩崎書店商品ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10107076.html
LGBTQをテーマにした当事者が描く
自らのセクシュアリティをめぐる生きづらさと向き合い、エッセイや様々なメディアでその思いを発信してきた少年アヤさん。その少年アヤさんが、「なにでもない」自分に戸惑い、苦しくて孤独な気持ちを抱える子どもたちに向けて書いた物語。
誰もが自分らしく生きることができる社会を目指して
多様性への理解を広め、誰もが自分らしく生きることができる包摂性のある社会を目指して、京都を中心に活動するLGBTQ支援団体のメンバーや行政などにより結成した、市民ぐるみ「多様な性の在り方が尊重される京都」推進ネットワークの「性の多様性に関する絵本制作プロジェクトチーム」が中心となって企画、刊行されました。
https://readyfor.jp/projects/118239
●市民ぐるみ「多様な性の在り方が尊重される京都」推進ネットワーク
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000310538.html
少年アヤさんの光のような「言葉」と阿部海太さんの力強く美しい「絵」によって生まれた多様性についての絵本を、子どもたちに届けたい!
「おんなのこですか? おとこのこですか? えらびなさい」
そのとき、えらぶことがたのしいことじゃなくなりました。
中面
わたしが なにでもなかったころ
わたしは どんなものになってなれた
いきているものにも そうでないものにも
じゆうに すきなように
中面
中面
皆さんは子どものころ、「おとこのこ(おんなのこ)なんだから」と自分が好きな色や物を選ばせてもらえなかったという経験はありませんか?
そして、大人になって、知らず知らずのうちに「おとこのこ」「おんなのこ」という、「性別らしさ」を家族や身のまわりの人に求めてしまっていないでしょうか?
なにでもなくても私たちは生きている
「なにでもないもん」は、子どもから大人まで全ての人が自分自身を大切にする重要性のメッセージを込めた作品です。
●少年アヤさんコメント
なにでもないあなたは、本にも、まんがにも、映画や音楽にも、自分を見つけられないかもしれません。そしてあなたは、自分はどこにもいない、あるいは、存在してはいけないなんて、思っているのではありませんか。
わたしも、そういう子どもでした。気持ちはとってもわかります。
だけど、そんなはずはないのです。あなたはここにいるし、わたしもいます。なにでもなくても生きています。いいとか、わるいとかを、超越した事実です。
この本は、そんなわたしたちの、空気や水や、ひかりになりうるものがたりです。
どうかあなたに、とどきますように。そしてみんなに届きますように。祈っています。
●阿部海太さんコメント
2歳の子どもと暮らしています。思いのまま振る舞う我が子の姿は、大人が決めつけた約束事をことごとく打ち壊し、ぐるぐるとかき混ぜ、まるでもとの境界のない世界を取り戻してくれるかのようです。そして、ただ生きているということがどれほど瑞々しく美しいかを驚きと共に教えてくれます。
かつて広大な宇宙を闊歩していた自由な気持ちは、きっと誰の胸の内にも眠っているでしょう。孤独や生きづらさで塞がれてしまったその暗がりに火を灯し、色彩の海を泳いだら、深く息をついてまた歩き出す。この絵本が、子どもたちが思いのまま生きていくための、そんな一助になってくれることを願ってやみません。
●書籍情報
表紙
書名:『なにでもないもん』
著者名:少年アヤ・作/阿部海太・絵
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,870円(本体1,700円+税)
判型:A4変型判 36ページ
発売日:2025年1月20日
●著者プロフィール
少年アヤ
エッセイスト。1989年生まれ。著書に『うまのこと』(光村図書)、『尼のような子』(祥伝社)、『焦心日記』(河出文庫)、『ぼくは本当にいるのさ』(河出書房新社)、『なまものを生きる』(双葉社)、本名の松橋裕一郎名義による『わたくしがYES』(rn press)がある。
阿部海太
画家・絵本作家。1986年生まれ。神話や根源的なイメージをモチーフに絵本や絵画作品を発表。書籍の装画なども手掛ける。『ぼくがふえをふいたら』(岩波書店)で第26回日本絵本賞を受賞。その他著書に『みち』(リトルモア)、『みずのこどもたち』(佼成出版社)、『きょうも かぜは いろづいて』(岩波書店)、共著に『えほん遠野物語 しびと』(原作・柳田國男 文・京極夏彦 汐文社)、『ほっきょくでうしをうつ』(作・角幡唯介 岩崎書店)、『わたしはきめた 日本の憲法 最初の話』(詩訳・白井明大 ほるぷ出版)などがある。
※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
販売場所:全国書店、ネット書店 ほか
紀伊國屋書店:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784265831357
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18073171
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4265831354
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児童書出版社、 株式会社岩崎書店(代表取締役社長:小松崎敬子、本社:東京都文京区)は、LGBTQをテーマにした絵本『なにでもないもん』(少年アヤ・作/阿部海太・絵)を2025年1月20日に発売。
『なにでもないもん』(少年アヤ・作/阿部海太・絵)
岩崎書店商品ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10107076.html
LGBTQをテーマにした当事者が描く
自らのセクシュアリティをめぐる生きづらさと向き合い、エッセイや様々なメディアでその思いを発信してきた少年アヤさん。その少年アヤさんが、「なにでもない」自分に戸惑い、苦しくて孤独な気持ちを抱える子どもたちに向けて書いた物語。
誰もが自分らしく生きることができる社会を目指して
多様性への理解を広め、誰もが自分らしく生きることができる包摂性のある社会を目指して、京都を中心に活動するLGBTQ支援団体のメンバーや行政などにより結成した、市民ぐるみ「多様な性の在り方が尊重される京都」推進ネットワークの「性の多様性に関する絵本制作プロジェクトチーム」が中心となって企画、刊行されました。
https://readyfor.jp/projects/118239
●市民ぐるみ「多様な性の在り方が尊重される京都」推進ネットワーク
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000310538.html
少年アヤさんの光のような「言葉」と阿部海太さんの力強く美しい「絵」によって生まれた多様性についての絵本を、子どもたちに届けたい!
「おんなのこですか? おとこのこですか? えらびなさい」
そのとき、えらぶことがたのしいことじゃなくなりました。
中面
わたしが なにでもなかったころ
わたしは どんなものになってなれた
いきているものにも そうでないものにも
じゆうに すきなように
中面
中面
皆さんは子どものころ、「おとこのこ(おんなのこ)なんだから」と自分が好きな色や物を選ばせてもらえなかったという経験はありませんか?
そして、大人になって、知らず知らずのうちに「おとこのこ」「おんなのこ」という、「性別らしさ」を家族や身のまわりの人に求めてしまっていないでしょうか?
なにでもなくても私たちは生きている
「なにでもないもん」は、子どもから大人まで全ての人が自分自身を大切にする重要性のメッセージを込めた作品です。
●少年アヤさんコメント
なにでもないあなたは、本にも、まんがにも、映画や音楽にも、自分を見つけられないかもしれません。そしてあなたは、自分はどこにもいない、あるいは、存在してはいけないなんて、思っているのではありませんか。
わたしも、そういう子どもでした。気持ちはとってもわかります。
だけど、そんなはずはないのです。あなたはここにいるし、わたしもいます。なにでもなくても生きています。いいとか、わるいとかを、超越した事実です。
この本は、そんなわたしたちの、空気や水や、ひかりになりうるものがたりです。
どうかあなたに、とどきますように。そしてみんなに届きますように。祈っています。
●阿部海太さんコメント
2歳の子どもと暮らしています。思いのまま振る舞う我が子の姿は、大人が決めつけた約束事をことごとく打ち壊し、ぐるぐるとかき混ぜ、まるでもとの境界のない世界を取り戻してくれるかのようです。そして、ただ生きているということがどれほど瑞々しく美しいかを驚きと共に教えてくれます。
かつて広大な宇宙を闊歩していた自由な気持ちは、きっと誰の胸の内にも眠っているでしょう。孤独や生きづらさで塞がれてしまったその暗がりに火を灯し、色彩の海を泳いだら、深く息をついてまた歩き出す。この絵本が、子どもたちが思いのまま生きていくための、そんな一助になってくれることを願ってやみません。
●書籍情報
表紙
書名:『なにでもないもん』
著者名:少年アヤ・作/阿部海太・絵
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,870円(本体1,700円+税)
判型:A4変型判 36ページ
発売日:2025年1月20日
●著者プロフィール
少年アヤ
エッセイスト。1989年生まれ。著書に『うまのこと』(光村図書)、『尼のような子』(祥伝社)、『焦心日記』(河出文庫)、『ぼくは本当にいるのさ』(河出書房新社)、『なまものを生きる』(双葉社)、本名の松橋裕一郎名義による『わたくしがYES』(rn press)がある。
阿部海太
画家・絵本作家。1986年生まれ。神話や根源的なイメージをモチーフに絵本や絵画作品を発表。書籍の装画なども手掛ける。『ぼくがふえをふいたら』(岩波書店)で第26回日本絵本賞を受賞。その他著書に『みち』(リトルモア)、『みずのこどもたち』(佼成出版社)、『きょうも かぜは いろづいて』(岩波書店)、共著に『えほん遠野物語 しびと』(原作・柳田國男 文・京極夏彦 汐文社)、『ほっきょくでうしをうつ』(作・角幡唯介 岩崎書店)、『わたしはきめた 日本の憲法 最初の話』(詩訳・白井明大 ほるぷ出版)などがある。
※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
販売場所:全国書店、ネット書店 ほか
紀伊國屋書店:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784265831357
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18073171
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4265831354
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