リリー・フランキーが「型が美しい」と稲垣吾郎を絶賛！3作目となるハートフルドラマの出来栄えに斎藤工も「軌跡の瞬間がたくさん」と自信

2025年1月17日（金）21時～＃3、＃4、＃5　FODで配信『ペンション・恋は桃色season３』

めざましmedia編集部

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リリー・フランキーさんが、"リリー節"で共演者の伊藤紗莉さんの結婚や、ゲスト出演した稲垣吾郎さんのたたずまいについて語りました。

フジテレビが運営する動画配信サービスFOD にて、配信開始したドラマ『ペンション・恋は桃色 season３』の完成発表イベントが１月10日に開催され、出演するリリーさん、斎藤工さん、大水洋介さん（ラバーガール）、JOYさんが登壇しました。

左から）リリー・フランキー、斎藤工、大水洋介、JOY

本作は、いつもテキトーな父シロウ（リリー・フランキー）とその娘ハル（伊藤沙莉）、そしてバイト青年のヨシオ（斎藤工）が営む、ちょっと古いペンション【恋は桃色】を訪れる“珍客”たちによる大騒動を描いた、笑いあり涙ありのハートフルコメディ。

season２でスペシャルゲストとして登場した山口智子さんに加えて、ペンションに訪れる宿泊ゲストには稲垣吾郎さん、MEGUMIさん、鈴木慶一さんといったスペシャルゲストが登場し、今までになかった“恋模様”を描きます。

「こういう雰囲気のドラマです」（斎藤工）

リリーさんが冒頭で、「明けましておめでとうございます。皆さん１度も見たこともないドラマのためにお越しいただきありがとうございます。多分僕ら4人の刑事もののドラマだと思われていると思うのですが」と、自虐交じりにあいさつすると、斎藤さんから「いやいやそんなことないですよ、見てくれてますよね？もっと自信持ちましょうよ。自分たちのドラマに」とすかさずツッコミが入り、会場の笑いを誘いました。

左から）リリー・フランキー、斎藤工

そして「みんななんかデカいよね」と4人の身長の話になり、「JOYさん身長伸びました？」（斎藤さん）、「僕が2ｍ5㎝あるのにそれより大きい。昔もっと小っちゃかったよね。身長伸びてるよね」（リリーさん）と話題を向けられたJOYさんは、「それじゃ僕2ｍ30㎝になりますよ、もう40歳近いですよ？もう伸びてませんよ。それと今日お会いして分かったのですが、家がリリーさんと近所だったんですよね、歩いて2分くらい」と返して盛り上がります。

実は、リリーさんとJOYさんは今日が初対面。2人の盛り上がりを見た斎藤さんは、「こういう雰囲気のドラマです」とまとめていました。

続けて大水さんからはseason１から出演しているものの、いまだに役名が"謎の常連客"ということについて「そろそろ役名が欲しい」とのリクエストが。するとJOYさんから「僕も一"友人A"ですよ」と話し、役名を一般公募して名前募集するのはどうか？と制作陣へ提案の一幕も。

「すごいなこの人っていうのを改めて思いました」（リリー・フランキー）

ここで、シロウの娘・ハル役を演じる伊藤さんから映像でメッセージが流されました。

「家族感がどんどん増していっているなっていうのをすごく強く感じました。リリーさんがまさかの肉まんを温める機械を差し入れしてくれて。本当に寒くなってきていたし、みんなで肉まんを食べられたことは、すごくありがたかった。あとはペンションで、みんなで飲んで語れたことがすごくいい思い出です」

"娘"の伊藤さんからのメッセージに、リリーさんは「いやもう本当ね、彼女がいるおかげでね、ドラマになってくれるんですよね。沙莉さんがいなかったら、多分、なんだかわからないままだった。結婚したって聞いたけどあれ、本当？（笑）」と5年の間、父親役をやっていると受け入れがたい気持ちがあることを語りました。

左から）大水洋介、JOY

そして本作の豪華ゲストについての話題では、ハルが恋心を抱く男・ケイタを演じる稲垣さんについて、斎藤さんが「吾郎さんが最強のキャラクターを演じてくださって。思っていたのと、いい意味で違う方向に転がっていくっていう」とコメント。

リリーさんは、「台本上、本当に成立するのかなって皆が思っていた。すごいなこの人っていうのを改めて思いましたね。やっぱりなんか無理なことをしていても、型が美しいというかね」と、稲垣さんのたたずまいと演技を絶賛しました。

イベントの最後に、リリーさんは「最初はちょっとコメディっぽいドラマなのかなと思ってましたけども、こう長くやってると、どんどん本当に家族の物語というか、人間ドラマになってきまして。ドラマの成熟に僕たちがついていってるっていう感じですね。season３から見てもらっても十分話の内容はわかると思いますので、是非、見ていただければと思います」とアピール。

斎藤さんは、「5年やってみると、キャストだけじゃなくてスタッフ、チームも変化や進化があって。そういう作り手が受け継いでいく、化学反応を起こして奇跡の瞬間がたくさん映り込んでる作品だなと思います。リリーさんが思わず本気で涙するシーン、それを受けた沙莉さんの表情とか、台本を超えた、何か僕らが積み上げてきたものの軌跡みたいなものが映っている作品なので是非、このドラマに騙されたと思って触れていただきたいと思います」と、思いを込めてイベントを締めくくりました。