<アジア映画 1位~5位>
官能的な恋愛、スリリングなアクション、歴史に翻弄される重厚な人間模様…バラエティに富んだラインナップが魅力のアジア映画ランキング!
【1位】『情愛中毒』(※R-15)
<ストーリー>
軍の教育隊長キム・ジンピョン(ソン・スンホン)は、上官の娘と結婚し、軍人としてエリート街道を歩んでいた。しかしある日、彼が暮らす軍官舎に、部下と彼の妻チョン・ガフン(イム・ジヨン)が引っ越してくる。ガフンを一目見たその日から、ジンピョンは激しく惹かれていく。そして、ガフンもまたジンピョンの一途な想いに心を動かされ…。激しい恋心は理性を吹き飛ばし、2人は一線を越えてしまう。
<作品概要>
誰にも言えない危険で破滅的なスキャンダルが始まる――。禁断の愛に溺れる韓国映画。2014年公開。
【出演者】ソン・スンホン/イム・ジヨン/チョ・ヨジョン/オン・ジュワン
■監督:キム・デウ
<おすすめポイント>
日本でもヒットした『秋の童話』『夏の香り』や日本のコミックを映像化した『Dr.JIN』の主演でも知られるソン・スンホンさんが部下の妻に恋をし、情事を重ねていく官能作品。とにかくラブシーンが濃厚なので、ひとりで見ることをおススメします。ソン・スンホンさんの鍛え抜かれた肉体、そして、不倫関係に陥る人妻を演じたイム・ジヨンさんの、スレンダーながらグラマラスなプロポーションにも注目。
【2位】『コンフィデンシャル:国際共助捜査』
<ストーリー>
韓国に降り立った、北朝鮮のエリート特殊捜査員リム・チョルリョン(ヒョンビン)。彼の任務は、北から逃亡した国際犯罪組織のリーダーと消えた10億ドルを追うこと。北から「国際共助捜査」の要請があり、捜査の失敗により左遷されていた南の破天荒なベテラン刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)は、現場復帰をかけ相棒に志願する。
実は2人は2度目のタッグで、チョルリョンに恋するジンテの義妹ミニョン(イム・ユナ)は、彼との再会を心待ちにしていた。互いの真の目的や機密情報を隠しながらも、リーダーの隠れ家に踏み込んだ時、FBI捜査官のジャック(ダニエル・ヘニー)が現れる。激しい争いの果てにチームを組み直した3者・3国の前に、驚愕の黒幕が立ちはだかり…。
<作品概要>
韓国で5週連続No.1を誇った大ヒット映画。2022年公開。
【出演者】ヒョンビン/ユ・ヘジン/イム・ユナ/ダニエル・ヘニー
■監督:イ・ソクフン
<おすすめポイント>
コロナ禍に大ヒットした『愛の不時着』で知られるヒョンビンが、寡黙な北のエリート特殊捜査員役で主演。バラエティでも活躍する名バイプレーヤー、ユ・ヘジンが演じた南の破天荒刑事、『私の名前はキム・サムスン』に出演したダニエル・ヘニー演じるFBI捜査官の激しいアクションや、時にはコミカルなやりとりが楽しめるエンタテイメントアクションムービーです。スカッとしたい人はぜひ!主人公に猛アタックする役柄で少女時代のユナも出演。
【3位】『ホテルアイリス』(※R-15)
<ストーリー>
寂れた海沿いのリゾート地で、母親が経営するホテルアイリスを手伝っているマリ(陸夏)は、ある日階上で響き渡る女の悲鳴を聞く。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱している。マリは茫然自失で、ただならぬその状況を静観している。一方で、男の振る舞いに激しく惹かれているもう一人の自分がいて、無意識の中の何かが覚醒してい くことにも気づき始めていた。
男は、ロシア文学の翻訳家(永瀬正敏)で、小舟で少し渡った孤島で独りで暮らしているという。住人たちは、彼が過去に起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂した。またマリも、台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、そのオブセッションから立ち直れずにいた。 男とマリの奇妙な巡り合わせは、二人の人生を大きく揺さぶり始める。
<作品概要>
禁断のエロスを描いた小川洋子さん原作の同名小説を、日本・台湾合作で映画化。2021年公開。
【出演者】永瀬正敏/陸夏/菜葉菜/寛一郎/マー・ジーシアン/パオ・ジョンファン/大島葉子/リー・カンション
■監督・脚本:奥原浩志
■原作:小川洋子(「ホテル・アイリス」幻冬舎文庫)
<おすすめポイント>
“ヒリヒリしたい”人にお薦めの官能作品。エキゾチックな情景+永瀬正敏さん…それだけでも必見の価値ありです。退廃的な映像、そして、ヒロインのマリを演じた陸夏さんの、無垢でありながらも禁断の世界に溺れていく少女の姿に目が離せなくなります。
【4位】『リプレイス 絡みあう欲望』(※R-15)
<ストーリー>
マニラに暮らすジェンは、婚約者のジェームスを連れて、
<作品概要>
フィリピン映画界の鬼才、ブリランテ・メンドーサ監督による官能作品。2021年公開。
【出演】カーラ・ゴンザレス/ジェラ・クエンカ/ルイ・ホンティベロス/ラッシュ・フローレス
■監督:ブリランテ・メンドーサ
<おすすめポイント>
あまりなじみのないフィリピン映画で、とにかく濃厚な絡みが続きます。エロティックシーンばかりが目立ちますが、役者陣のナチュラルすぎる芝居が“恋リア”を見ているようで、しだいに作品のとりこに。さらに、手持ちカメラを多用していることで、その場にいるかのような背徳感まで味わえます。
【5位】『愛の罪 欲望のロールプレイ』(※R-15)
<ストーリー>
小説家のジョンホは、大学講師の妻ジースと二人暮らし。ある日、
<作品概要>
疑惑と嫉妬、倒錯した愛と性を描いた韓国映画。2012年公開。
【出演者】イ・ドンギュウ/ギム・ジンソン/ハン・ハユウ
■監督:ペク・サンヨル
■プロデューサー:ギム・アンナ
■脚本:パク・セーヨル
■音楽:ジ・ヨンフン
■企画・製作:ヤン・ゴンイ
■共同制作:ギム・ハクギュウ
■撮影:ジョン・へーグン
<おすすめポイント>
かつて、淡い思いを寄せた少女に似た女性を見かけた中年小説家が、不倫関係に陥る大人の物語。好き嫌いの好みがはっきりと分かれる作品ながら、ドキドキしたい人にはおすすめ。最後の大どんでん返しまでねばり強く見てほしい1本。
【めざましmedia編集部 おすすめ作品】『さらば、わが愛/覇王別姫』
<ストーリー>
京劇の俳優養成所で兄弟のように互いを支え合い、厳しい稽古に耐えてきた2人の少年。成長した彼らは、程蝶衣(レスリー・チャン)と段小樓(チャン・フォンイー)として京劇の古典「覇王別姫」を演じるなど一躍スターに。女形の程蝶衣は覇王を演じる段小樓を秘かに愛していたが、娼婦の菊仙(コン・リー)と結婚してしまう。やがて彼ら3人は激動の時代に苛酷な運命に翻弄されていく。
<作品概要>
激動の近世中国を舞台に、歴史に翻弄される3人の男女の愛憎を描いた中国・香港・台湾合作映画。1993年公開。
【出演者】レスリー・チャン/チャン・フォンイー/コン・リー
■監督:チェン・カイコー
■脚本:リー・ピクワー
■音楽:チャオ・チーピン
■原作:リー・ピクワー
<おすすめポイント>
中国映画界の名匠チェン・カイコー監督の傑作。女形の蝶衣を演じるレスリー・チャンの妖艶で退廃的な美しさはこの世のものとは思えないほど。蝶衣、小樓、菊仙の3人の愛憎劇ではあるものの、それぞれの苦悩がこれでもかと心に刺さり、見終わったあとはしばし放心状態に。唯一無二のスターは光が強ければ影もまた強い…レスリーよ永遠に。