監督・松重豊「本当に好きで好きでしょうがない人たちに」内田有紀・杏・オダギリジョー…太田光に語った『劇映画 孤独のグルメ』への想い

『劇映画 孤独のグルメ』の公開（2025年1月10日（金）全国公開）を控えた俳優の松重豊さんが、爆笑問題の太田光さんと対談。
今回の作品では自ら監督も務める松重さんが、その舞台裏を語ってくれました。

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番組『太田光のテレビの向こうで』（ＢＳフジにて2025年1月4日（土）午後3時～3時55分放送）で対談を行った太田光さんと松重豊さんは、2024年秋、ドラマ『孤独のグルメ』の特別編で共演。
それを機会にすっかり意気投合したそうで…

太田：もう松重さんうらやましくて。もう大監督じゃないですか、今や巨匠じゃないですか。

松重：とんでもないですよ。

太田：いや、思ってるでしょ。

松重：思ってない。まだ公開もされてないんだから。

公開前にもかかわらず、もてはやす太田さんですが、うらやましいと感じたワケはその舞台裏にあったようで、ドラマ共演時の会話を持ち出し…

太田：撮影のとき、ロケバスの中で「実はね、フランスでロケしたんですよ」とか言って、すっごい自慢そうに松重さんが、「杏ちゃんがね。僕、杏ちゃん知り合いで」なんつって。そんなこと俺に自慢したってしょうがないのに…。

松重：自慢じゃない。（笑）

いずれ映画を撮りたいと考えている太田さんは、あの杏さんをキャスティングできる松重さんを「さすが！」と感じていたようです。

松重：うん。杏ちゃんとはもうとにかく4回ぐらい親子やってるから。

太田：そうなんだ。

松重：俺、娘がいるキャラなんですよ、何となく。娘をやった女優さんが結構いっぱいいるんで。

太田：女優キラーだ。

松重：一応、40年役者やって俳優部の人脈がそこそこあるから。だから、自分がこうやって監督やるとかっていうときは、やっぱり好きな方に出てもらいたかった。

太田：だから豪華メンバーなんですよね。

杏さんとのつながりを語った松重さんは、そのほかの出演者についても…

松重：豪華メンバー。もう全部…。

太田：内田有紀ちゃんとかね。

松重：内田有紀さんとか、オダギリ君とか。

太田：そう、オダギリ君も出た。

松重：僕が本当に好きで好きでしょうがない人たちに。やっぱ書いてく上でイメージキャストするじゃないですか。

と、自ら監督を務める作品のキャスティングへの想いを明かしてくれました。

新年2025年1月4日（土）午後3時にＢＳフジで放送される番組『太田光のテレビの向こうで』での対談ではこのほかにも、「孤独のグルメ」が海外でも愛される理由、ふたりが意気投合したきっかけとなった「昭和の終わり」に見ていた同じ景色などについて和やかに語り合いました。