佐久間みなみアナもリザードンポーズ!
ポケモンの技をインスタレーションに仕立ててしまったのは新實広記さん。テーマに選んだのは大きな氷柱を落として攻撃する「つららおとし」。氷を表現するのにガラスが使用されています。佐久間アナは、「半透明だったり、透明だったり、角度を変えて色々な方向から見ると、このアート作品のいろいろな表情を楽しめますよ」と興味深げにのぞきこんでいました。
陶芸作家の桝本佳子さんは二つのタイプの作品を仕上げました。一つは「ほのおタイプ」。口から火を吐く信楽壺のリザードンは予想の3倍ぐらい変形したそうですが、お腹も実にいい色に焼けています。佐久間アナはお茶目なリザードンポーズを取ってくれました。
もう一つが「みずタイプ」。こちらは青色が鮮やかな染め付けで、同じ作者が手がけたとは思えないほどですが、いずれもデザインが遊び心に満ちあふれていて、工芸という世界が身近に感じられます。
今回、ご紹介したのはごく一部で、会場にはほかにも、人間国宝から精鋭の若手作家まで計20人の工芸作家がポケモンを題材に、あらゆる素材や技法を駆使した作品がたくさんありますので、ぜひ、ご自分の推しを見つけてみてください。
「喫茶 ポケモン×工芸展」でさらなるポケモンワールドを
展覧会を見て、一休みしたくなったら、展覧会の会期中限定のコラボカフェ「喫茶 ポケモン×工芸展」がおすすめ。さらなるポケモンワールドを堪能できます。
小腹がすいた方には、五目ちらしはいかがでしょう?「お皿の色がお寿司を映えさせてますね。上にピカチュウがいます!」と佐久間アナ。
ポケモン×工芸展の全作家の作品が掲載されているオリジナルのランチョンマットは持ち帰りOKだそう。ただし、数量限定でなくなり次第終了ですので、お早めに。
佐久間アナは「ポケモンは、子どもの頃から親しみのあるものですが、それが工芸と組み合わさると、すごく革新的な世界が生まれることがわかり、とても興味深かったです。アートに親しみのない方でも、ポケモンをご存じであれば楽しめます」と語りました。
ポケモンファンも、アートファンも、年末年始に新しい発見をしに、出かけてみてはいかがでしょうか?2月2日までの開催です。
@2024 Pokémon, ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
text=Eiko Katsukawa
<開催概要>
ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-
会期:〜2025年2月2日
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
開館時間:10時〜19時(金、土、祝前日〜20時)※最終入館は閉館30分前まで
休館日:12月31日
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