ヒルコの正体が判明！興玉（藤原竜也）、小夢（広瀬アリス）ら“神々”がたどり着く結末は＜『全領域異常解決室』最終話完全版＞

市寸島比売命（いちきしまひめのみこと）である生島未琴（諸林めい）に頼んでこの場所を突き止めたという宇喜之は、「全決」京都の室長・火之迦具土神（ひのかぐつちのかみ）である日野克己（溝端淳平）と大綿津見神（おおわたつみのかみ）である大和田光男（真壁刀義）を引き連れている。

大和田の高い戦闘能力により、ヒルコの手下たちはたちまち制圧。二宮の身体が限界に近づいたヒルコは、スマホの画面を見せ、興玉に一柱だけで「全決」に来るよう話す。そこには、椅子に縛り付けられた
雨野小夢（広瀬アリス）が映っていた。

ヒルコは「約束を守らなければ小夢を殺す」と言い残し、乗っ取っていた二宮の呪符を自ら剥がす。不敵な笑みを浮かべて倒れ込む二宮…。

ヒルコ討伐のため日野と大和田は、「全決」へ1人で向かおうとする興玉を制する。「人間1人のために全ての神を危険に晒すわけにはいかない」と話す日野だが、興玉は譲らない。

力づくで拘束しようとする日野と大和田に対し、臨戦体制になる「全決」メンバー。宇喜之は自らの親指を噛んで血を舐めると、秘めていた力を発揮する。

東京と京都が激突するなか、興玉はその場から走り去り、ヒルコと小夢がいる「全決」へと向かった。