ブラピの肉体を目指して筋トレ中「カッコいい人でいたい」
――阿部さんが演じる四季はいわゆるダークヒーローと呼ばれる役どころですが、どんな部分に魅力を感じていますか?
ダークヒーローって一般的には悪ですよね。だけど、悪にだって正義があるし、時代が変われば逆転して、真のヒーローになる可能性もある。『バットマン』でいうジョーカーもそうですけど、自分なりの正義を貫いているところに惹かれます。
四季も同様で、自分が信じる正義のためなら、相手が敵だろうが仲間だろうが、きちんと主張できることが彼ならではの強さで、僕の好きなところです。
――我々が慣れ親しんでいるおとぎ話では桃太郎が正、鬼が悪と捉えられていますが、鬼の立場で考えてみれば、確かに桃太郎のほうが悪なわけで…。
その逆転の発想は自分にも置き換えられることで、例えば、世界情勢なんかもそうですよね。「正しいって何だろう?正義って何だろう?」と逆の視点でも物事を考えられるようになったのは、『桃源暗鬼』という作品と出合えたからだと思います。
――立花さんと筋トレの情報交換をしているという話が出ましたが、阿部さんの体が以前と比べて、かなり大きくなったように感じました。
僕たちの仕事は体が資本で、特に舞台は大きい体のほうが見栄えがよく、僕もずっとカッコいい人でいたいので筋トレを始めました。今は自分の理想に近づけている最中です。
――理想というのはどんな肉体ですか?
ブラッド・ピットのように、服を着ているときはそんなに大きく見えないけど、脱いだらバキバキみたいなのは羨ましいですね。まだまだブラピにはほど遠いけれども、肩のラインや後ろ姿に自信をもてるようになりました。
――『桃源暗鬼』では鬼と桃太郎が敵対関係にありますが、阿部さんにとっての天敵は?
やっぱり自分です。トレーニングをしているときもそうですし、それこそ一日の始まり、朝起きる瞬間から「もうちょっと寝たい」って自分との戦いですよ。
なかなか手ごわい天敵ですが、一生付き合っていかなければいけないし、一番の敵で一番の味方。これからも上手に付き合っていきたいです。
――阿部さんの中に鬼の部分は存在していますか?
自分ができる範囲内で人に何かを教えるとき、例えば、筋トレ中に甘えが出ると「いや、まだできるでしょ」って、僕の中の鬼が出てきます。
本来の僕は誰かにどうこう言うのは好きじゃないんです。だって、自分は自分、人は人じゃないですか。だけど、自分に厳しくしてきたから、つい人にも厳しくしてしまうところがあって、それは好きな部分でもあり、嫌いな部分でもあります。
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