フジテレビおよび、株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、2024年10月1日付にて合同会社フジ・コンシューマ・プロダクツ(以下「FCP」)を新設します。
フジテレビでは、従来から放送番組や映画、アニメ、イベント等のマーチャンダイジング事業や、「ガチャピン・ムック」「チャギントン」といった自社保有のキャラクターを活用したIP(知的財産)事業を展開し、編成総局ビジネス推進局ライツ事業部がその中核を担ってきました。
ライセンスビジネス分野は、市場や事業規模の拡大と成長が期待できる事業領域であり、従来の枠にとどまらず、IPの価値を最大化するライセンスビジネス分野を強化することで、より一層の事業成長が期待できます。
そのためには、ライセンスビジネスの専門的なノウハウを有するプロフェッショナル人材を確保し、メーカーや流通などの関連企業等への施策を大幅に強化、従来の規模を大きく超えるビジネススキームを確立する必要があります。
そこでこのたび、フジテレビ編成総局ビジネス推進局ライツ事業部と強固に連携した新会社を設立。専門的な人材を集めた運営体制を構築し、IPによる収益機会の最大化を目指します。
FCPの設立にあたっては、グループ全体のシナジー効果を鑑み、フジテレビ80%、FMH 20%が出資。
FCPは、フジテレビとマスターライセンス契約を締結したうえで事業活動を行い、当初はオリジナルIPの「ガチャピン・ムック」「チャギントン」を中心として、営業、マーケティング、クリエイティブ制作、コンサルテーション等の関連事業領域で、フジテレビによるメディア展開と連動。将来的には、さらに幅広いIP展開を図り、事業拡大を目指します。