人口54人・奄美大島最南端の有人離島の与路島で小中学生の一年間国内留学してみませんか？

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株式会社TARGET
鹿児島与路島「海の子留学」2025年度留学生募集

2024年９月12日
報道関係各位

与路島観光協会
会長　榮　勝永
事務局：(株)TARGET
代表取締役　高木敬二　

平素は与路島観光振興に皆様方のご協力頂きまして誠にありがとうございます。
与路島は鹿児島県の大島郡に立地する奄美大島の行政単位の中で、一番人口の少ない有人離島（人口54名）です。島の住居の約70%を珊瑚石垣に囲まれ、一夜花のサガリバナで有名な無人島ハミヤ島を有する離島です。
この度、与路島で毎年募集している小中学生向けの里親留学制度についてお知らせいたします。

-与路島「海の子留学」　2025年度留学生募集！-
鹿児島県瀬戸内町教育委員会が実施する離島留学制度、与路島「海の子留学」は、2025年度留学生を2024年9月30日まで募集しています。
海の子留学制度は、来年度で１１期目となり、全国から集まった小・中学生が、「与路グリーンハウス」で里親のもと共同生活をしながら「与路小中学校」へ通学します。与路グリーンハウスでは、各児童に個室の用意があり、身の回りのことを自分で行う習慣を付け、周りを気にせず勉強できる環境です。また、与路小中学校では、少人数ならではのきめ細かな授業を行っています。

■与路島について
与路島は、奄美群島の有人島の一つで、人口54人のちいさな島です。島の歴史は古く、他の地域や外国からの交流の拠点となっていたことから、鎌倉時代の遺物や宋時代の青磁の椀などが発見されています。島のシンボルである「ハミヤ島」はテレビ番組の撮影で使用されたこともあります。
奄美大島にある瀬戸内町の古仁屋（こにや）港から、定期船「せとなみ」で1時間40分ほど乗船すると、透き通ったブルーの海の底にサンゴ礁が見えるちいさな港の「与路港」に到着することができます。
集落には、便利なお店、自動販売機、信号機などはなく、のんびりとした時間が流れ、昔の奄美地方を感じることができる風景が広がっており、蝶が舞い、夏にはサガリバナが香り、こころ落ち着く場所です。特に、「島の宝100景」や「COOL JAPAN AWARD」を受賞した集落に広がるサンゴの石垣は、与路ならではの情景です。

与路島アクセス

与路港からの眺め

サンゴの石垣

サガリバナ

■与路グリーンハウスについて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
与路グリーンハウスは2014年に建築された木造2階建、延床面積200平米の建物で、留学生が食事や勉強をする広いリビング、留学生用個室が6部屋、留学生をサポートする里親の部屋があります。リビングの窓からは請島や色彩豊かな木々や花を見ることができます。
洗面所が2ヶ所、トイレが3ヶ所、広いお風呂もあり、留学生たちは、ゆったり、のびのびと生活することができます。また、留学生が読むことができる本も200冊ほど用意されており、自分の興味のある本を読むこともできます。
与路港から徒歩3分、学校へ徒歩5分ほどの場所にあり、都市部とは違い、車の音はほとんどなく、聞こえるのは定期船せとなみや海上タクシーの音、鳥の鳴き声、夏にはセミやカエルの声、などが聞こえる静かな環境です。
また、衛星インターネットアクセスサービスを本年度から導入し、安定した高速通信環境を実現しています。

建物外観

リビング

留学生部屋

■海の子留学について
2015年度からスタートした海の子留学は、今年で10期目を迎えました

海の子留学は、2015年度より株式会社ノエビアさまのＣＳＲ活動でスタートしました。
2024年度より株式会社ノエビアさまより建物を貸与いただき、運営を瀬戸内町教育委員会が引き継ぎ、再スタートしました。
現在は、関西・関東圏より、小学生３名（4・５・6年生）、中学生2名（1年生）と里親の実子（小学２年生）の計6名が留学生として与路小中学校に通っています。

地域の方々のサポートを受けながら地域行事（豊年祭や運動会など）に参加し、地域交流を積極的に行っています。
また、地域貢献の一環として海岸や集落の清掃活動など、ボランティア活動も積極的に行っています。

本年度は、与路島を離れ、奄美大島本島で、シューノケルやナイトサファリツアーの活動も行いました。
秋には龍郷町在住の画家に来島いただき、ワークショップを予定しており、「シマでしかできない体験」を最重視しています。

■2025年度　海の子留学　募集について
2025年度海の子留学募集は2024年9月30日まで行っています。募集要綱については、下記の通りです。
《助成について》
里親への委託料（居住・食費など）月額7万円のうち、
瀬戸内町が5万円負担、保護者さまが2万円をご負担いただきます。
給食費や教材費、学用品費、衣料品費、小遣い等の費用は、保護者さまの負担となります。

《募集対象》
本制度による留学対象者は次のとおりです。
　１.瀬戸内町外の小学3年生から中学3年生までの児童生徒
　２.地域の環境を理解して就学を希望し、且つ保護者の了解を得ている児童生徒
　３.心身ともに健康で学校集団生活を営むことができる児童生徒
与路小・中学校存続推進委員会と瀬戸内町教育委員会で書類選考後、面談を行い、決定いたします。

《募集人員》
　若干名　※5名まで

《体験留学》
体験留学では、実際に与路島まで来島いただき、与路小中学校に通い(1日)、
与路グリーンハウスでの宿泊を体験していただきます。
　※留学を希望する場合は、必ず保護者とともに体験留学に参加必須となります。

《スケジュール》
・9月30日まで：所定応募用紙を提出／応募者へ連絡
↓
・10月まで：書類選考し、結果をご連絡
↓
・11月：与路島に来島し、体験留学
↓
・体験留学後：留学意思最終確認

詳細については、瀬戸内町のHPをご覧ください。