「許さなくていい」いじめ問題に対峙した加賀美（山田涼介）のメッセージ！“ひとつのことを楽しむ”0組にSNS涙『ビリオン×スクール』

山田涼介さん主演の金9ドラマ『ビリオン×スクール』第10話が9月6日に放送され、加賀美零（山田）のいじめに関するメッセージに、多くの反響が寄せられました。（※ネタバレあり）

本作は、日本一の財閥系企業のトップであり、“億万長者＝ビリオネア”である加賀美零が、ある目的のために身分を隠して教師となり、さまざまな問題に直面しながら生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディ。

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第10話では、3年生全員が参加することが条件の文化祭に向け、3年0組で起こる問題が描かれました。

第9話で0組のカーストトップだった東堂雪美（大原梓）の問題を解決した加賀美は、なんの問題もなく文化祭に参加できるものと思っていた様子。

しかし実際は、雪美や城島佑（奥野壮）が文化祭に参加するなら不参加でと意思を示す生徒が多数出てきてしまいます。

2人が参加すると、梅野ひめ香（上坂樹里）もつらいと思うという意見も上がりますが、ひめ香に対するいじめはクラス全員同罪だと指摘する加賀美。それでも生徒たちの意見は変わらず…。

加賀美はティーチ（安達祐実）にクラスを一つにする方法を相談。

後日、ティーチが謎の男2人を連れ立って0組にやってきました。銃を撃ち放つ男にクラス内は一気に緊張感が高まります。

ティーチは、いつもの柔らかな印象とは異なり、黒づくめの服装にサングラスをかけ、生徒に向かって「静かにしなさい！」と叫ぶなど迫力もあり、「ティーチ怖い…」「おぉ…ティーチがぁ…」「安達さんさすがだ」と怖がる視聴者も。

その一方で、「私たちが（教室を）占拠しちゃいました。3年A組みたいだね。私が菅田（将暉）くん？」とお茶目に話すティーチ。この作品ならではの“ボケ”には「ちょｗｗ局が違う」「安達さんが菅田くんとか言ってるｗｗｗ笑うわ」と、爆笑する人が続出しました。

ティーチは、「教育の革命」が目的だと話し、0組で事件を起こすことで変化を起こそうとしていると言います。さらに、人質の人数が多いと立てこもりが失敗するリスクが高いことから、男女1人ずつ残るべき人を出すように迫るティーチ。

「あなたが選んだ人にする」と1人ずつ指して答えさせますが、自分以外の誰かを犠牲にする恐怖から目をそむけて答えられない生徒たち。ティーチは“せーの”で人質になるべき人を指させようとし、「指さなければ全員殺す」とまで言いだします。

すると、クラスメイトたちに誰かを選ばせないため、城島は「俺でいい！」と立ち上がり、それに続く雪美。覚悟を決めた2人に、ティーチは「よくできました」と声をかけ、ここまでの立てこもり事件は芝居だったことを明かしました。

実は、文化祭に参加するためには全員が一つにならなければと考えた加賀美は、ティーチの「（0組の生徒たちが）東堂さんと城島くんを見直すこと」「一つのピンチを乗り越えること」が大事だという助言を受けてこの“事件”を画策したのです。

雪美と城島がクラスのために犠牲になろうとした姿は0組の生徒たちの心を動かし、さらに、雪美と城島がひめ香に対して改めて頭を下げると、「罪悪感から逃げて2人のせいにしてた」と次々に謝る生徒たち。

ひめ香が「逆だったら、みんなと同じことしていたと思う」と理解を示し、一致団結することに成功。文化祭に向けて、ソーラン節の練習をし始めました。

ようやく一つになった0組に、「うわ、泣ける」「ひめ香ができた子すぎて…」「やっとみんながまとまった！加賀美先生すごい」「みんなちゃんと謝れてえらい」などと、感動の声が。

しかし、「いつか許せるように努力する」と言っていたひめ香は、やはりすぐに許す気持ちになれるはずもなく、人知れず悩み、文化祭の不参加を申し出ます。

そこで加賀美は、自らの過去のいじめを受けた経験と加害者を今でも許せない気持ちを明かし、ひめ香に許さなくてもいいこと、0組の生徒たちにはこのことを忘れてはいけないことを伝え、水鉄砲の打ち合いをクラスで開催。“ひとつになれなくても、ひとつのことを楽しむ”様子が描かれました。

「ひめ香いい子すぎると思ってたけど、やっぱり許せるわけないよね」「私だったら絶対許せない。ひめ香もっと怒っていいよ」などと、SNSにはひめ香に寄り添う言葉が。

さらに「許せなくていいし、忘れちゃいけない…いいメッセージ」と共感するというコメントや「一つのことを楽しむみんな泣けるわ」「いいクラス…泣」というコメントも多く見られました。

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