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直木賞作家・井上荒野最新刊『猛獣ども』を8月7日発売 愛の行方の複雑さを描いた傑作長編小説!
株式会社春陽堂書店
株式会社春陽堂書店(東京都中央区銀座3-10-9)は、恋愛小説の名手で直木賞作家の井上荒野さんによる長編小説「猛獣ども」を2024年8月7日(水)に刊行いたしました。
■おすすめポイント
『あちらにいる鬼』(朝日新聞出版)、『照子と瑠衣』(祥伝社)などの人気作で知られる直木賞作家の井上荒野さんが「自分にとって大切な小説になりました」と語る著者渾身の長編小説。
装丁は井上荒野作品を数多く手掛けた大久保伸子さん、装画は小川糸『糸暦』(白泉社)、角田光代『あなたを待ついくつもの部屋』(文藝春秋)の人気イラストレーター・杉本さなえさん(Instagramフォロワー9万9千人)
■『猛獣ども』について
「姦通」していた男女が熊に殺された――。
閑静な別荘地で起きた事件は、愛に傷ついた管理人の男女と、6組の夫婦に何をもたらしたのか。愛の行方の複雑さを描く傑作長編!
■先にお読みいただいた方々の感想のご紹介
万華鏡が回るように、それぞれの夫婦の鬱屈が描かれていて、
のぞき穴から登場人物をのぞき見しているような気持ちになりました。
男女の心理を細かく描く小説を久しぶりに読みました。
(イラストレーター杉本さなえさん)
服を着ていても、言葉を発しても、誰かを愛しても、
人はみんな、猛獣です
(代官山 蔦屋書店 間室道子さん)
おなじ時間を共有しながらもすれ違う男と女。
たとえ夫婦であっても例外ではない。
かつて愛した男も熱い思いを寄せた女も、いとも簡単に切り捨ててしまう。
日常に潜む悪意を淡々と描くリアルヒューマン小説は、
井上荒野にしか描けないだろう。
(本の王国 宮地友則さん)
■著者よりメッセージ
「愛の行方」を書きながら、
そもそも「愛」ってなんなのだろうと
ずっと考えていました。
自分にとって大切な小説になりました。
井上荒野
■あらすじ
閑静な別荘地で逢引き中の男女が熊に殺された―。避暑地の美しい景色の中に暮らす人々と、別荘を管理する若い管理人の男女をめぐる不穏な人間模様、さまざまな夫婦の複雑な心理を丁寧に描く。
以下登場人物の言葉より、
「このふたりは姦通していた」何度読んでも笑ってしまう。まるで私宛の手紙みたいだ。 ――小林七帆
伽倻子と七帆はひと続きなのか? 結局俺は、伽倻子を愛したときから、ずっと同じことをしているだけなのか?
――小松原慎一
そりゃあそうよね。男と女のことなんて、全部間違いみたいなものよね。 ――柊レイカ
ふたりはとんでもなくうまくいっている、幸せな夫婦なのだから、相手の挙動の変化には敏感なのだ。みどりはアトリエに忍び込むことになった。そして知った。
――神戸みどり
テントの外には熊が、人喰い熊がいるのだ。だが純一は、再び愛の体に没頭する。そう、愛に没頭するのだ。
――野々山純一
■著者プロフィール
井上荒野(いのうえ・あれの)
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞を受賞してデビュー。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第139回直木賞、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。その他に『キャベツ炒めに捧ぐ』『あちらにいる鬼』『小説家の一日』『照子と瑠衣』『ホットプレートと震度四』『錠剤F』など著書多数。
『猛獣ども』著者:井上荒野
装丁:大久保伸子 装画:杉本さなえ
発売日:2024/8/ 7 ISBN:978-4-394-98009-4
本体価格:1980円(税込) 判型:四六判 仮フランス装
頁数:280頁 初出:「Web新小説」
電子版:配信予定
https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000917/
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株式会社春陽堂書店(東京都中央区銀座3-10-9)は、恋愛小説の名手で直木賞作家の井上荒野さんによる長編小説「猛獣ども」を2024年8月7日(水)に刊行いたしました。
■おすすめポイント
『あちらにいる鬼』(朝日新聞出版)、『照子と瑠衣』(祥伝社)などの人気作で知られる直木賞作家の井上荒野さんが「自分にとって大切な小説になりました」と語る著者渾身の長編小説。
装丁は井上荒野作品を数多く手掛けた大久保伸子さん、装画は小川糸『糸暦』(白泉社)、角田光代『あなたを待ついくつもの部屋』(文藝春秋)の人気イラストレーター・杉本さなえさん(Instagramフォロワー9万9千人)
■『猛獣ども』について
「姦通」していた男女が熊に殺された――。
閑静な別荘地で起きた事件は、愛に傷ついた管理人の男女と、6組の夫婦に何をもたらしたのか。愛の行方の複雑さを描く傑作長編!
■先にお読みいただいた方々の感想のご紹介
万華鏡が回るように、それぞれの夫婦の鬱屈が描かれていて、
のぞき穴から登場人物をのぞき見しているような気持ちになりました。
男女の心理を細かく描く小説を久しぶりに読みました。
(イラストレーター杉本さなえさん)
服を着ていても、言葉を発しても、誰かを愛しても、
人はみんな、猛獣です
(代官山 蔦屋書店 間室道子さん)
おなじ時間を共有しながらもすれ違う男と女。
たとえ夫婦であっても例外ではない。
かつて愛した男も熱い思いを寄せた女も、いとも簡単に切り捨ててしまう。
日常に潜む悪意を淡々と描くリアルヒューマン小説は、
井上荒野にしか描けないだろう。
(本の王国 宮地友則さん)
■著者よりメッセージ
「愛の行方」を書きながら、
そもそも「愛」ってなんなのだろうと
ずっと考えていました。
自分にとって大切な小説になりました。
井上荒野
■あらすじ
閑静な別荘地で逢引き中の男女が熊に殺された―。避暑地の美しい景色の中に暮らす人々と、別荘を管理する若い管理人の男女をめぐる不穏な人間模様、さまざまな夫婦の複雑な心理を丁寧に描く。
以下登場人物の言葉より、
「このふたりは姦通していた」何度読んでも笑ってしまう。まるで私宛の手紙みたいだ。 ――小林七帆
伽倻子と七帆はひと続きなのか? 結局俺は、伽倻子を愛したときから、ずっと同じことをしているだけなのか?
――小松原慎一
そりゃあそうよね。男と女のことなんて、全部間違いみたいなものよね。 ――柊レイカ
ふたりはとんでもなくうまくいっている、幸せな夫婦なのだから、相手の挙動の変化には敏感なのだ。みどりはアトリエに忍び込むことになった。そして知った。
――神戸みどり
テントの外には熊が、人喰い熊がいるのだ。だが純一は、再び愛の体に没頭する。そう、愛に没頭するのだ。
――野々山純一
■著者プロフィール
井上荒野(いのうえ・あれの)
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞を受賞してデビュー。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第139回直木賞、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。その他に『キャベツ炒めに捧ぐ』『あちらにいる鬼』『小説家の一日』『照子と瑠衣』『ホットプレートと震度四』『錠剤F』など著書多数。
『猛獣ども』著者:井上荒野
装丁:大久保伸子 装画:杉本さなえ
発売日:2024/8/ 7 ISBN:978-4-394-98009-4
本体価格:1980円(税込) 判型:四六判 仮フランス装
頁数:280頁 初出:「Web新小説」
電子版:配信予定
https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000917/
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