永野芽郁さんの主演ドラマ『君が心をくれたから』第10話が3月11日に放送され、松本若菜さんが見せた“母”としての強い愛に、多くの反響が寄せられました。(※ネタバレあり)
本作は、主人公・逢原雨(永野)が、愛する男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリーです。
第10話ではついに、桜まつりの花火大会で太陽の花火が打ち上げられることに。しかし当日、空は次第に荒れ模様となり、花火の準備をしていた太陽は、突風で倒れたテントの下敷きになってしまいます。
病院に搬送されたものの、幸い大事には至らなかった太陽。雨風は止まず花火ができる天候ではありませんが、この日20時に雨の視覚が失われるため、太陽はなんとしてでも雨に自分の花火を見せたいと苦慮。あの世からの案内人・日下(斎藤工)と千秋(松本)に懇願します。
日下から「奇跡は起こせない」と言われて落胆する太陽に、千秋が思いもよらない提案をしました。千秋は「天との約束を破れば、月明かりに溶けて消える」という案内人の決まりを利用し、あえて約束を破って月を出すことで晴天にしようと考えたのです。
千秋の約束とは、自分は太陽の母であると自ら明かすこと。案内人のルールを知る太陽は「言わないで」と抵抗しますが、千秋は「私、あなたのお母さんなの」「立派になったね、太陽」と告げ、2人は涙ながらに“親子の最後の会話”を交わしました。
千秋の、身を挺(てい)しても息子の夢を叶えたいという強い思いに、SNSでは「千秋さん……辛い」「言ってしまった。そして雨がやんだ。。。」「千秋さんも花火、楽しみにしてたのに」「涙枯れるよ。水飲みながら見てるけどとまんない(´;ω;`)」「最後に親子としての会話できて良かった」と、感涙する声が多く寄せられました。
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