ナイツの塙宣之さん、錦鯉の渡辺隆さん、モグライダーの芝大輔さんが『ボクらの時代』で鼎談。
付き合いの長い芸人3人がM-1で共演したときの秘話を語りました。
「錦鯉M-1優勝」で審査員・塙とライバル・芝は“もらい泣き”
20年に及ぶ長い下積み生活の末、2021年のM-1チャンピオンに輝きブレイクした渡辺さんと、同じ年に決勝進出を果たした芝さん。
そんな2人に塙さんは「ナイツはテレビに出るまで8年かかっているけど、今思えば8年は早い。錦鯉とモグライダーは(テレビ出られるようになるまで)めちゃくちゃ長かったもんね」と2人の今の活躍に感慨深い様子で語りました。
ブレイクするまでに18年かかったという芝さんは、
「2021年にやっとM-1の決勝までいけた。これは(優勝を)狙えるかもと思ったら…同じ年にもっと年数を重ねている人(錦鯉)がいました(笑)」と、同じ年に優勝した錦鯉・渡辺さんを指さし、笑いながら語りました。
しかし、芝さんはライバルであった錦鯉の優勝に、
「目の前で錦鯉が優勝するのを見て、俺、泣いちゃったんですよ。塙さんも泣いたと思うんですけど、あのとき審査員はみんな泣いていて…」と、まさかの“もらい泣き”をしていたことを明かすと、渡辺さんは「すみません、泣かせてしまいまして」と、笑いました。
塙さんも審査員という立場にもかかわらず思わず泣いてしまったといい、
「俺、『泣くんだ…』と思った。あの日以来、すごく(涙腺が)弱くなっちゃって。一回泣くと、泣くのがすごく早くなるんだよ」と語ると、芝さんも「めっちゃ分かります!(笑)」と共感。
芝さんは「しばらく錦鯉に会うのが怖かったですもん。会ったら泣いちゃいそうで」と明かしました。
塙、錦鯉・モグライダーの漫才は「人間性がにじみ出ていて好き」
2018年からM-1グランプリ審査員を務めている塙さん。
渡辺さんから「M-1の審査の一番大変なところはどこですか?」と、質問されると、塙さんは審査をする上で“ある悩み”があることを明かしました。
「ネタを現役で作っているし、漫才をいろんなパターン作ってきたから、(人の漫才を見ても)『こういうことが言いたいんだろうな』と、分かるつもりでいる。でも耳が変わってきている。
若いテンポで漫才をやられても『何やっていただろう…』と先輩芸人も(かつて)なってきたんだと思う。だからその怖さだけはある。
芸人が歌を歌う番組で審査をやったときも、ものすごい速さで歌って(周りは)大爆笑なんだけど、何を歌っているのかわからなくて(笑)」と、昔と比べて耳が追いついてこない悩みがあることを明かしました。
そんな悩みもある塙さんですが、錦鯉とモグライダーの漫才が「好き」だといい、「錦鯉とかモグライダーは、人間性がにじみ出ているじゃないですか。
最近コンビを組んだ今の人は、『M-1の決勝にいきたい!』と思ってM-1を研究して、ここのボケがこうだとか技術を先に習得する。
だけど錦鯉やモグライダーは『いろんな訳わかんないことをやってきたんだろうな』とか(笑)、『技術の前にいろんなことをやってきて、結局こうやって技術もあるんだろうな』と思うので、よりおもしろく感じる」と、歩んできた苦労と人間性がにじみ出る渡辺さんと芝さんの漫才を絶賛していました。
(『ボクらの時代』 2024年3月10日放送より)
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