“ムロツヨシ節”全開！爆笑インタビュー 廊下に向かって『ナゾの挨拶』一転しみじみ語る『人生の転機』

現在公開中の映画『身代わり忠臣蔵』で主演を務めるムロツヨシさん。
映画の舞台挨拶後に『めざましテレビ』が行った単独インタビューでは、周囲を爆笑に巻き込む“ムロツヨシ節”が炸裂する一方で、
“人生の転機”の質問に対しては、真剣な表情で過去を振り返ってくれる場面も。
ムロさんの魅力あふれるインタビューとなりました。

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“ムロツヨシ節”はインタビュー開始直後から。
挨拶するやいなや、急に横を向いて「ムロツヨシです！」と大声で叫んだムロさん。
鈴木唯アナウンサーも、思わず苦笑いです。

どうやらインタビュー場所の横に続く、長～い廊下の奥に向かって呼びかけた模様ですが…

その後にムロさん、「なぜ僕が大声でしゃべったか、あとで“別撮り”で、（テレビ画面の）この辺に出てくると…」と、
めざましスタッフに、廊下シーンの“別撮り”（インタビュー後に別角度などで撮影）指示と…

通称“ワイプ”と呼ばれる画面編集のリクエストまで行いましたが…

なぜ廊下に挨拶したのか…？については、結局よくわからずじまい。
冒頭からの“ムロツヨシ節”に、鈴木唯アナも圧倒されっぱなしでした。

そんなナゾの挨拶を経て、いよいよ本題のインタビューへ！

今回の映画『身代わり忠臣蔵』は、日本中で愛される時代劇「忠臣蔵」をベースにしつつも、“身代わり”という斬新なアイデアが加わり生み出された作品。

その中でムロさんは、江戸城・松の廊下で切りつけられた吉良上野介と、“身代わり”になった弟の2役を演じています。

Ｑ完成した映画を見たときに、演じているときには気がつかなかった発見はありますか？

ムロツヨシさん：
「全く別の兄弟、長男だからこその生き方と、長男じゃなかったからこそ、“ねたみ・そねみ”の生き方しか出来なかった男の区別が、監督・スタッフのおかげで、（完成した映画で）客観的に見られました」

冒頭のナゾの挨拶から打って変わって、今度は真剣な表情で、映画の見所について語ってくれたムロさん。

数々の時代劇作品に出演してきた中でも自身初となる1人2役に挑戦し、対照的な兄弟を演じ分けたムロさんの演技力には、

ＳＮＳ上でも「忠臣蔵を知らない人でも楽しめる」「笑って泣けて、心温まるムロツヨシ劇場」などと絶賛の声が上がっています。

続いては、今作の『“身代わり”として新しい生活を始めた主人公』にちなみ、
『人生で新しい生活を始めた転機はいつか？』について質問。

すると今度はムロさん、自身の役者人生を振り返りながら、転機をしみじみと語ってくれました。

ムロツヨシさん：
「37歳だと思うんですけど、来月、再来月、ごはんを食べられることが確定したとき。
時間がかかったけど役者を職業としてできることになったのが1つの転機で、『ここからがやっとスタートですな～』って自分に言っていました」

大学在学中に役者を志し、99年に作・演出・出演を行った独り舞台で活動を開始したムロさん。
それから十数年、37歳でつかんだ『役者を職業としてできることになった』頃を、感慨深く語ってくれました。

そこで、その転機で訪れた具体的にな生活の変化について聞いてみると…。

ムロツヨシさん：
「37歳の頃は無理なんですけど、それから3年たって、うれしかったのはファミレスで値段を見なくなったんですね。和風ハンバーグの洋風セットを頼めるようになった！」

鈴木唯アナ：「ふふふふふ（笑）」

ムロツヨシさん：
「お金がないときってコーンスープ付けられないないじゃないですか。今はサラダバーも付けます！サラダバーつけられるなんて、すごいですよ～！」

一転、再び“ムロツヨシ節”全開で、ファミレスの注文スタイルを熱く語ってくれたムロさんは、
さらに「ドリンクバーもつけます」と、ブレイク後の生活の変化を満面の笑みで教えてくれました。