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芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」

映画「Arc」6月25日(金)全国公開

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6月2日(水)、映画「Arc」完成報告会に、芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、小林薫、風吹ジュン、石川慶監督が登壇した。

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

本作は、人類で初めて不老不死の命を得て、30歳の肉体のまま100歳を超えるまで生き続ける主人公・リナ(芳根京子)の人生とその周囲の人生を描く。

主人公のリナを意識したという華麗な衣装で登場した芳根は、「今日を迎えられて少しホッとしています」と笑顔で挨拶をした。

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

リナの師匠・エマを演じた寺島しのぶは、「すごくガッツがあって、ダンスのシーンではなかなかうまくいかなくて悔し涙を流したり」と現場で奮闘していた芳根を称え、「がんばったね」と優しい目を向けて労った。悔し涙について司会から聞かれると、芳根は「そんなこともありましたね」と照れ笑いを浮かべた。

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

リナの夫となる天才科学者・天音を演じた岡田は、「芳根さんの戦う姿が美しかった。こんな小さな体のどこにそんな力がと思いました」と称え、寺島同様に「がんばったねえ」と笑顔を向けた。

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

芳根はこの難役について「どう演じたらいいのか分からなかった」と撮影当初の不安を吐露し、「ひとりでは作れなかった役でした。現場で見たこと、触れたこと、感じたことをかたちにしていくという作戦でした」と、監督との“二人三脚”で作り上げたと振り返った。

また、芳根とは久しぶりの共演にも関わらず、岡田は「最初のシーンがキスシーンだったから緊張しました」と明かした。芳根は相手役が「岡田将生になるかもしれない」と聞いたときに「かもはやめてください、岡田さんに決めてください」と願ったというほどに信頼していると語り、「岡田さんに決まったと聞いたときはホッとしました。心がポカポカする気持ちでうれしかった」と笑顔を見せ、「癒しのまーさんです」と岡田を称して笑いを誘った。

物語の後半で登場し、リナとの交流を深めていく夫婦役を演じた、小林と風吹は、これまでも数回にわたって夫婦役を演じた経験から、息ぴったりなエピソードを披露。

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

小林が、「現場で風邪をひいたときに誰も心配してくれなかった」とボヤきつつ、「風吹さんが濃縮ビタミン剤をくれて熱が引いた」と感謝するも、「ビタミンCの力はすごいな」とオチをつけて笑った。風吹は小林について「相変わらず素敵でかっこよくて、マイペースで。演技を側でやっていて心地よかった」とほほ笑んだ。

イベントの後半では、「もし永遠の命を得たら100年後、何をしていたいか」を発表しあうコーナーが開催された。

「答え合わせをしたい!!」と答えた芳根は、100歳を超えるまでの役柄を演じたことに触れ、「実際にどうなのかの答え合わせをしたい」と熱く理由を語った。

「映画を撮っていたい」と回答した石川監督は、「過酷な撮影現場だったんですが、100年あればもっと余裕を持って撮れるかなと」と映画製作に対しての意欲を見せた。

芳根京子、“癒しのまーさん”岡田将生との共演は「心がポカポカ」_bodies

一方、「そんなに生きなくて大丈夫です」と回答した寺島をはじめ、「土の中に居たいです」(小林)といった“100歳まで生きたくない”という回答や、4人の孫を持つ風吹の「玄孫、来孫、昆孫、仍孫、雲孫(に会いたい)」、「宇宙語を学んで宇宙人の友だちを作る!!」(清水)といった、個性あふれる回答が並んだ。

岡田は「寂しくなりたくないから、仲の良い人たちと暮らす」という理由で「自分の島を作りたい」と回答すると、「どうぶつの森みたいだね」と芳根からツッコまれ、「ほんとだね」とはにかんでいた。

最後に、芳根は「新たなジャンルの映画が誕生したんだなと思いました。すごく気合が入っています、大切な作品です」と強い目線でアピールした。

イベントの様子は動画でも!

「Arc」あらすじ

舞台はそう遠くない未来。

17歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)は、19歳で師となるエマ(寺島しのぶ)と出会い、彼女の下で<ボディワークス>を作るという仕事に就く。

それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。エマの弟・天音(岡田将生)はこの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。

リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが…。

Ⓒ2021 映画『Arc』製作委員会
配給:ワーナー・ブラザーズ映画

最新情報は「Arc」公式サイトまで。

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