見取り図、『ネプリーグ』でトークに緊張？「2連続でクイズ始まってる」関西と東京の“常識の違い”も語る

6月21日（月）にフジテレビで放送された『ネプリーグSP』は、＜売れっ子芸人チーム・大久保佳代子、陣内智則、見取り図（盛山晋太郎、リリー）、ゆりやんレトリィバァ＞、＜月9『ナイト・ドクター』チーム・波瑠、田中圭、岸優太（King ＆ Prince）、岡崎紗絵、北村匠海、EXIT（兼近大樹、りんたろー。）＞、＜フジテレビ新人アナウンサーチーム・小山内鈴奈アナ、小室瑛莉子アナ、竹俣紅アナ、山本賢太アナ、ネプチューン（名倉潤、原田泰造、堀内健）＞が対決した。

まずは1stステージ「ノンストップDJ」（※）から。番組初登場の見取り図・盛山は「陣内さんから『ネプリーグ』のことは“すべて”聞いております！」と得意げ。だが天の声・佐野瑞樹アナから「どんなふうに聞いてらっしゃるんですか？」と質問されると「『一生懸命、頑張って』って…（笑）」とボソっとつぶやき、スタジオの笑いをさらって出だしから“舌”好調！？

※「ノンストップDJ」は、ターンテーブルで回りながら、リズムに乗って問題に答えるゲーム

しかし、いざゲーム本番が始まり、英単語を聞いて和訳する問題が出題されると、盛山は「oil（正解は油）」を「onion」と聞き間違えたのか、「玉ねぎ！」と誤答。その後すぐに「油！」と言い直して危機を免れたのもつかの間、今度は相方のリリーが「dish（正解は皿）」を答えられず、1問目はあっけなく終了。

同じチームの大久保から「はえ〜よ！」とツッコまれ、対戦相手でダンスロックバンド・DISH//メンバーの北村からは「どうも、DISH//です（笑）」と直々に“圧”がかかってしまった。

2問目で仕切り直したい見取り図だったが、映しだされた柄の名称を答える問題で盛山が「タータンチェック」を答えられず、「ベローチェ？」「アジアンテイスト？」「赤バーバリー？」をリズミカルに叫ぶ。その姿をモニタールームで見ていた波瑠は、爆笑のあまり笑いくずれていた。

連続で不正解を出してしまった見取り図。しかしその後は持ち直し、3チームが拮抗した状態で2ndステージ「ハイパーファイブリーグ」、3rdステージ「カラ漢リーグ」と続き、4thステージ「パーセントバルーン」（※）へ。

※「パーセントバルーン」は、アンケートなどで割り出されたパーセントを予想するゲーム。100個の風船を多く残したチームが勝利となる

ここでは売れっ子芸人チームのキャプテン・陣内が、「市販のシャワーヘッドを使用している人は何%？（正解は38%）」という問題でピタリ賞を獲得！陣内は自身の「パーセントバルーン」出演において2回連続でピタリ賞を取ったことになり、番組史上初の偉業を達成した。

ピタリ賞のボーナスとして風船が10個プラスされ、テンションが最高潮に達した売れっ子芸人チーム。だが、直後に出された問題「金額にかかわらず『お金を返して』と言えない人の割合は？（正解は24%）」で盛山が「64（%）！」と答え、一気に40個の風船を割ってしまう。

続くリリーに出されたのは「東京都の年間降水量 6月の割合は何%？（正解は11%）」。モニタールームのEXIT・兼近が「20」、波瑠が「15」と予想する中、リリーが出した答えは盛山と同じく「64！」。見取り図の2人が予想を大きく外し、続くゆりやんも誤差を出し、ゲームオーバーとなってしまった。

5thステージ「ハイパーボンバー」（※）では、売れっ子芸人チームが善戦し、フジテレビ新人アナウンサーチームに見ごと勝利。『ナイト・ドクター』チームの挑戦を控え、盛山は「難しい問題が出てほしいです！『グレート・サスケの持ち技10個答えよ』とか」とつぶやいた。

※「ハイパーボンバー」は、答えが10個以上ある問題に5人で順番に解答していくゲーム

そんな『ナイト・ドクター』チームに出されたのは「一文字で『か』と読む漢字を答えよ（正解は可、加、花ほか）」。順調に正解していく田中、波瑠、岡崎、岸をよそに、北村だけが答えに詰まってストップしたものの、なんとか「仮」と書いて正解に。

ゲームを終え、「か、か、か…で、（頭の中に）『仮面』だけ出てきました…（笑）」と明かした北村。そう聞いたネプチューン・堀内は、「（盛山が直前につぶやいた）“グレート・サスケ”が（「仮面」を連想させて）良かったんじゃないの！？」と大興奮。結果として盛山が北村を助けるかたちで、『ナイト・ドクター』チームが三つ巴を制し、ボーナスステージに進んだ。

フジテレビュー!!は、番組収録後、見取り図に単独インタビュー。収録の感想を聞いたほか、2人が東京に進出して感じた“大阪と東京の「常識」の違い”についても語ってもらった。

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――初めての『ネプリーグ』出演は、いかがでしたか？

盛山：楽しかったですよ、すごく。学生の頃からテレビで見ていた『ネプリーグ』のゲームやクイズに参加できたのが、すごくうれしかったです。

リリー：テレビで見ていたら、すぐ答えられるんですけど、あのセットに立ったら頭が真っ白になりますね。本当に全然違いました。

盛山：頭、回らないです。あと、間違った直後に、カメラで1ショットを抜かれて、すぐにコメントするじゃないですか？あそこから、また新しいクイズが始まってるんですよね（笑）。「面白い言い訳、なんて言おう？」って。2連続でクイズ始まってるよな（笑）。

リリー：そうやな。でもトロッコに乗りたかったな…。あのトロッコに乗るのは、芸人にとって夢なんですよね。

盛山：僕ら、なんばグランド花月の単独ライブで、勝手に“『ネプリーグ』のトロッコにいつか乗れるように”と願いを込めて、広い会場でモニターを使って2択クイズをやりましたからね。「どっちが盛山？」「どっちが大阪府？」とか、いかにも『ネプリーグ』で出されそうな問題で。ということで、トロッコに乗りたかったけど、今日は無理でしたね。

リリー：全然、無理でした。

盛山：こっそり、『ナイト・ドクター』チームに混ざろうかと思ったんですけどね、皆さん顔が小さかったので、どうしても顔の大きさで即バレするんですよ（笑）。

リリー：トロッコ、乗り込みたかったな（笑）。

――“超常識クイズ対決”にかけて、お二人が東京に進出してきて驚いた“東京の常識”はありますか？

盛山：あります、山手線で思いました。山手線に乗る人って、乗れなかったら「次、乗ろう」って電車を見送るじゃないですか。あれは大阪じゃ考えられない！大阪では、何がなんでも環状線に乗るんで。1回、インドの列車みたいにもなってました。

リリー：車両の上とかにも乗って。

盛山：東京は、1本来ても、混みあっていたり、間に合わなかったりしたら無理に乗らないというのが（コロナ禍前から）スタンダードになっていて、すごいなと思いました、朝のラッシュ時とかでも。それはカルチャーショックというか、大阪では見られない習慣ですね。

リリー：あとは、大阪出身の芸人は、みんな言うんですけど、収録のときのケータリング（弁当）ですかね。今のご時世で飲みに行けないので、あれをアテにしてホテルで飲むんですけど、「世界でいちばんうまいアテやな。これでええわ」と思いましたね。どこで出前を取るよりも、ケータリングのほうがうまいなと思って。

盛山：「オーベルジーヌ」のカレーに、感動しました。

リリー：僕は、中華の「喜山飯店」が一番いいですね。

盛山：僕は「鳥久」が一番好きです。多めに持って帰りますもんね。

――関西のテレビ局では、どういうお弁当が用意されるのですか？

盛山：関西では、どこのメーカーか分からないウーロン茶が1本だけとか。

リリー：それは特殊なやつや、あったけど（笑）。

盛山：MAXでそれがありました。

リリー：でも、おにぎりとサンドウィッチとか、そんなのですね。

盛山：おにぎりの包み紙に出演者の名前が書かれているだけとか。「これしか食べたらあかんの？」って（笑）。

リリー：手作りおにぎり（笑）。

盛山：しかもコンビニに売っているようなパッケージじゃなくて、100％誰かが握ってサランラップで包んでいて。そのテレビ局のスタッフのお母さまが握ってくれたであろう…。

リリー：おにぎりにペンが刺さってたよな。

盛山：（笑）。そんなお弁当もありましたね。大阪もちゃんとしてくれているんですけど、中にはそういうのもあるというね。あとは、これも東京に来て驚いたっていう話なんですけど、3日前、品川駅からタクシーでフジテレビへ向かうのに、普段なら20分くらいで着くはずなのに、35分くらいかけられたときがあって、僕らのこと、海外の方やと思ってたんじゃないか？と思う。

リリー：（笑）。遠回りして？

盛山：品川から代々木を経由して、レインボーブリッジに乗ってて…。（後ろに引っ張って走る）チョロQかと思いましたもん！！！！まぁ、言いすぎてはいるんですけどね。言いすぎました、すみません（笑）。

6月21日に放送された『ネプリーグSP』は、放送後から2週間、FOD・TVerにて無料見逃し配信中。

FOD：https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2753
TVer：https://tver.jp/corner/f0075653

次回、7月5日（月）19時〜放送の『ネプリーグ』は、＜レジェンドアスリートチーム＞と＜女子バレーチーム＞が対決。

＜レジェンドアスリートチーム＞には、ぺこぱ（シュウペイ、松陰寺太勇）、青木愛、沢松奈生子、潮田玲子、星奈津美。

＜女子バレーチーム＞には、ネプチューン（名倉潤、原田泰造、堀内健）、江畑幸子、狩野舞子、栗原恵が参加する。