吉永小百合、主演映画での心残りは「すずちゃんとのご飯」

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6月1日（火）、映画「いのちの停車場」祝！全国公開記念舞台挨拶が行われ、吉永小百合、広瀬すず、田中泯、成島出監督が登壇した。

本作は、在宅医療に携わる医師、患者、その家族を通して“いのち”に正面から向き合い、生きる力を照らし出す、心を揺さぶる感動のヒューマン医療大作。

主人公の白石咲和子を、映画出演122本目にして初の医師役という吉永が演じ、「八日目の蝉」や「ソロモンの偽証 前編・事件／後編・裁判」など多くの名作を生みだしてきた成島出氏がメガホンをとった。

各地で公開以降、好評を博していた本作。コロナ禍で東京都、大阪府などには映画館の休業要請が出ており、全国での公開が叶わず。しかし、6月1日に規制が緩和。ようやく全国で映画を公開することができた。

その記念に、今回のイベントが実現。吉永は「今日このような形で映画をご覧いただけますこと、本当に、本当にうれしく思っております」と、実感を込めてコメント。広瀬も「…うれしいです（笑）」とはにかみながら、心境を語った。

司会から、映画公開を受けて、どんな反響が届いているかと聞かれた吉永は、「今までとは違う反応をいただいております。『こんなことがあったけど、この映画を見て元気をもらっています』というようなことを言っていただいたり」と、明かした。

また、「（宣伝キャンペーンで）ずいぶんいろいろなところに行きましたし、いろいろな方の感想をいただきました。皆さんそれぞれ映画の思いを受けとってくださって、うれしかった」と、各地に宣伝に出向いたことに触れ、笑顔を見せた。

その一方で、「すずちゃんと、一緒にご飯を食べられなかったのが…心残りです。舞台挨拶が終わったらホテルに戻って、ルームサービスという…」と、広瀬とオフの時間に食事ができなかったことを残念そうに回顧。

広瀬も「私は、金沢に一緒に行かせていただいたのですが、すぐに帰ってしまったりということもあって…」とコメント。吉永が改めて「今度ぜひね！」と、声をかけると広瀬も「ぜひ！」と満面の笑みを見せ、約束を交わしていた。

配給：東映
©2021「いのちの停車場」製作委員会