鈴木仁主演！アニメ化＆映画化もされた大ヒットBL漫画「ギヴン」がFODでついに実写化

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7月17日（土）0時より、FODにて、キヅナツキの大ヒットBL漫画が原作のドラマ『ギヴン』が配信されることが決定した。

「ギヴン」は、4人のロックバンドのメンバーたちを中心に、彼らの恋愛や成長していく姿を繊細に描くキヅナツキ原作のBL漫画で、新書館の「シェリプラス」にて、2013年ハル号から連載されている超人気作。

2016年にはドラマCDが発売され、2019年7月～9月にフジテレビのノイタミナ枠では初のBLコミック原作のアニメ化として放送。さらに、2020年8月には、アニメ映画化された。

高校生ながら卓越したギターの腕前を持つ上ノ山立夏（うえのやま・りつか）を演じるのは、鈴木仁。長身に甘いマスクで2016年メンズノンノモデルオーディションで準グランプリに輝き、専属モデルを務め、2017年には俳優デビュー。以降ドラマ、映画、舞台、CMなど幅広く活躍している。

初単独主演ドラマとなる本作では、ギターに挑戦し、真冬（さなり）という青年に出会って戸惑いながらも強く惹かれていく繊細な心情を表現している。

天才的な歌唱力の持ち主で、立夏らバンドメンバーと関わる中で、もがきながらも才能を開花していく佐藤真冬（さとう・まふゆ）を演じるのは、さなり。

小学校低学年の頃からYouTubeに動画を投稿し始め、中学ではオリジナル音源の制作をスタート、2019年に1stアルバムをリリースし、全国ツアーも完売するラップアーティスト。過去のある出来事から感情表現がうまくできないが人の心に刺さる歌声を持つ真冬役は、まさにハマり役。

バンドではドラム担当の大学生、バイオリンのほか楽器は一通りできる秀才肌で、強面だがモテ男の梶秋彦（かじ・あきひこ）を演じるのは、井之脇海。

子役時代から数多くの作品に出演経験を持ち、現在もドラマ、映画など多くの作品に引っ張りだこの井之脇は、今回秋彦の役づくりのため、体重を落として髪も金髪にし、ドラムも猛練習を重ねて臨んでいる。

バンドの最年長者であり、ベース担当でリーダーを務める中山春樹（なかやま・はるき）を演じるのは、栁俊太郎。

2009年にメンズノンノモデルオーディションでグランプリを受賞しモデルデビュー、2012年に俳優としてデビュー以降、数多くの映画やドラマに出演。今回ベースの演奏は、初挑戦となる。

それぞれ限られた時間の中で練習を重ね、リアルに演奏しているライブシーンはキャスト4人も大きな見どころの一つとしてぜひ楽しみにしてほしいと口を揃えている。

本作は『ポルノグラファー』シリーズ、『東京ラブストーリー』（2020年）などの演出を務めた三木康一郎が脚本・監督を務める。

また、この度、「映画 ギヴン」では描かれなかった真冬と立夏の“うらがわ”の物語を描いた新作アニメ『ギヴン うらがわの存在』の制作も決定。この作品は、2021年12月1日（水）に発売される原作漫画単行本「ギヴン⑦ アニメDVDつき限定版」の特典DVDに収録され、数量限定で生産される。

自分が主演という自覚ももちろん持ちながら、でもこのドラマはthe seasonsというバンドがメインという気持ちで臨みました。言葉に表せない、自分でも理解できない気持ちが音楽によって表れてしまうという部分は見どころです。

大人の意見はなく、大人になりきれてない大人と子どもの狭間に生きる4人が自力で答えを見つけ出そうとするこのストーリーをお楽しみください！

撮影自体もなにもかも初めてでわからないことが多く、最初は不安もありましたが、共演者の方々やスタッフのみなさんの支えがあり、一つひとつ自分のペースでお芝居することができました。

真冬の、人に感情を伝えるのが下手なキャラクターに共感できる部分が多く、そのままの気持ちで演じることができたので、ぜひ注目してご覧いただきたいです。

秋彦のクールさとその奥にあるやさしさに、いつの間にか惚れていました。撮影中は「この秋彦は、自分が惚れた秋彦なのか？」と自問自答しながら演じました。

ドラムにも初挑戦しました。みんなでスタジオに入って練習をしたり、空き時間に曲の確認をしたり、まるで本当のバンドのようで、その雰囲気が演奏シーンににじみ出ていると思うので、ぜひ注目していただけたらうれしいです。

狭い世界でいろいろな感情が入り乱れ、とても繊細な感情を扱ったドラマになったと思います。その感情を、各々が楽器や声にのせて奏でる音楽もとても魅力的です。ぜひ、みなさんにご覧いただきたいです。

プロ顔負けのギターの腕前を持つ高校生の上ノ山立夏（鈴木仁）は、大学生の梶秋彦（井之脇海）と大学院生の中山春樹（栁俊太郎）の3人でインストバンドを組んでいる。

以前はあんなに音楽にのめりこんでいたのに、何もかもがくすんで見え始めていたある日、立夏が校内で誰にも邪魔されないいつもの場所へ向かうと、壊れたギターを抱えた佐藤真冬（さなり）に出会う。

仕方なく弦を直してやると、真冬からギターの弾き方を教えてほしいと頼まれる。はじめは渋っていた立夏だが、真冬の透き通るような歌声を聞いて衝撃を受け、「バンドに入らないか？」と誘うが、真冬から断られてしまう。いつしか立夏は、真冬の存在が気になり始め…。