永作博美 コロナ禍でのタクシードライバーの現実に「神妙でドラマチックで、脚本を見てるよう」
5月16日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』
5月16日(日)14時から、フジテレビでは『ザ・ノンフィクション「東京、タクシー物語。後編」~シングルマザーと新人ドライバー~』が放送され、前編に続いて、語りを永作博美が担当する。
<前編に関する記事はこちら>永作博美 シングルマザーのタクシー運転手に涙!「彼女自身がみんなを照らしている」
2021年春、緊急事態宣言下の東京の街を走るタクシードライバーがいた。恭子さん45歳。6歳の一人娘を持つシングルマザーだ。
3年前、故郷・茨城の映画館で働いていた彼女は、離婚をきっかけに転職を決意。娘の将来を思い「もっと稼げる仕事」を探した結果、「東京のタクシー運転手」にたどり着いた。
タクシー運転手へ転身し収入も増えたが、2020年春…新型コロナによりすべてが一変。タクシー業界でも、倒産、廃業が相次ぎ、多くの運転手が去っていった。
一方、新たにタクシーの世界に飛び込んでくる若者たちもいた。150人が所属する会社で女性ドライバーは恭子さん一人だったが、そこに国立大学出身の25歳のちひろさん(仮名)、元料理人の23歳の直子さん(仮名)という2名の新人が入社し、恭子さんが指導役を任されることに。
仕事での挫折を機にタクシー業界の門を叩いた2人は、希望を胸に走り出す。
しかし、街に溢れるのは「空車」のタクシーの列。緊急事態宣言で、夜の街からは客の姿は消えていった。かつてない苦境に立たされる中、東京の街を走り続ける3人の女性タクシードライバーの生き様をカメラは追った。
フジテレビュー!!では、収録後に語りを担当した永作に取材。前編、後編4時間30分にわたる収録で、恭子さんらの日々に寄り添い、途中で感極まり、語りを止める一幕もあった。どんなことを感じたのか、話を聞いた。
<永作博美 インタビュー>
――コロナ禍でのタクシードライバーの現実については、どんな感想を持たれましたか?
新たな世界でしたし、私が役者だからかもしれないですけど、脚本を見ているようでした。そのくらい、神妙だし、そのくらいドラマティックにも思えました。
もちろん脚本ではありえない、現実に起こっている出来事ばかりなんだけど、でも、脚本じゃないかっていうくらい、目まぐるしくいろんなことが起きて、なんというドラマだろう、と思って読んでいました。
――中でも特に印象的だったことは?
タクシーのお客さんで、もちろんやさしいお客さんも、ちょっと困った方もいらっしゃいますけど、自分の内面を吐露して(恭子さんや運転手さんに)お話している方が多いのが印象的でした。
その中で、夜のお仕事をしている女性の方が、「夜の商売も変わっていかなきゃいけない」と言っていたのを聞いて、同じようにやっていきたいのに、違う道を探さなくてはいけないかもしれなくなる、って本当に難しいなって思いました。
でも、恭子さんの言うように、みんな踏ん張ってがんばっているから、と前を向かなきゃいけないと思い、励まされるんですけど…。
あとは、こころちゃんが、甘えている姿が、とても好きです。
――前編には、ご自身の提案で歌う場面もありました。どういったお気持ちで?
家で読んでいるときに、こころちゃんの「サンタさんは慌てんぼうだな」というセリフが、頭の中を巡ってしまって、「これは、歌えってことかな?」と思って、(「あわてんぼうのサンタクロース」を)テストで歌ってみたんです。そうしたら、スタッフさんが面白がってくださって(採用された)。
あとは…(涙をこらえて)こころちゃんにお返ししたかった、というか。何かプレゼントできないかな、そんな気分はありました。
――収録後に、恭子さんのタクシーに乗ってみたいとスタッフに話していました。
それも、お返しですかね。何かできることがあればいい、というそんな感じです。
――グッとくる場面、心を揺さぶられる場面も多かったようですね。
タクシードライバーさんたちの、いつもと変わらない様子で毎日を過ごしているところが、またドラマであって、そこにも揺さぶられたかな、と思います。
――コロナ禍でのご自身の変化は?
思いもかけない期間だったので、最初は“怖い”が先行していたなっていうのはあるんですけど、1年ちょっとが経って、そこからは抜け出せたような気はしています。
みんな痛い思いをし、苦しい思いをしているところだし、なにせ相手は姿が見えませんからね。その分、こちらは冷静に対峙しようかなっていう気でおります。でも、早く退散して日常が戻ってきてほしいですね。
収録後、ナレーションの一部を再現してもらった
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