小池栄子 コロナ禍で崖っぷちも、めげない銀座のママに共感「会いに行きたい!」
5月2日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』
5月2日(日)14時から、フジテレビでは『ザ・ノンフィクション 銀座の夜はいま…2~菜々江ママとコロナの1年~』が放送され、語りを小池栄子が担当する。
コロナ禍で経営が崖っぷちとなった銀座の一流クラブ「クラブNanae」を舞台に、オーナーママである唐沢菜々江(47)と、キャストと呼ばれるホステス、黒服の男性たちのシビアな闘いを追う。
昨年5月に放送され大きな反響を呼んだ『銀座の夜はいま…菜々江ママの天国と地獄』の第2弾だ。
番組が取材を始めたのは2019年秋。当時、銀座でもっとも勢いのあるクラブと言われた「クラブNanae」は、キャスト50人を抱え、月の売り上げが1億円を超える人気店だった。
菜々江ママは銀座で働いて22年。銀座の伝統を守りながら、型にはまらない柔軟な手法で客足を伸ばし、開業1年で絶大な人気を誇るクラブに成長させた。
しかし、2020年春、状況は一変。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、店は営業休止を強いられることに。その厳しい現実を放送したのが昨年5月。今回カメラは、菜々江ママのその後の1年を追った。
誰もが経験したことのない事態の中、夜の銀座で生きる人々を追ったドキュメンタリー。昨年に続きナレーションを担当した小池は、どんなことを感じたのか。収録後に聞いた。
<小池栄子 インタビュー>
――今回の物語をどんな気持ちで読みましたか?
昨年、第一弾の時は、もし第二弾をやることがあれば、そのころには銀座の街がいい流れになっているんじゃないかな、と期待していました。ですが、今回の映像を見て「これが(今の)現実か…」とショックでした。
あまり悲しい気持ちで読むのも嫌だなとは思いましたけど、なんとなく、やり場のない怒りというか、悲しみみたいなものを感じました。
――昨年放送の第一弾は大きな反響があったそうです。どこが視聴者を引き付けたと思いますか?
菜々江ママだと思います。私、会いたいですもん。普通に「クラブNanae」に飲みに行きたい。さすがに、ナレーションを2回やらせていただいているので、ごあいさつを兼ねて。菜々江ママほど礼儀正しい方なら「(小池が)あいさつに来ないの?」とおっしゃってるんじゃないのかな?って(笑)。すごく会いたいです。
「自分のリスペクトの気持ちをどう伝えたらいいのか…難しい」
――菜々江ママの魅力はどんなところに?
人間力みたいなところだと思います。コロナ禍で日々みなさんが大変な生活をしている中、この放送の1時間はすごく希望になるんじゃないかなと。私も勇気をもらいました。
従業員のことを「息子や娘」と話していましたけど、そういう思いで仕事ができるって素晴らしいなと思いました。
あとは、お客様に対するリスペクトも。随所、随所で感じられる言葉遣いや、「お店に来ていただく」という謙虚さみたいなものは、どの仕事にも通じるもので、私たち(俳優)もお客様に「見ていただく」っていう気持ちでいないといけないですから。そういうところにも引き付けられました。
――小池さんと共感し合えるかもしれないですね。
勉強したいです。よく、いい女性の例えとして、きっぷがいい、男らしいなんて言いますけど、そういうことじゃない気がするんですよね。菜々江ママは、女性であることに誇りを持っている気がしますし。
だから、お会いできたら、なんと声をかけて、自分のリスペクトの気持ちを伝えればいいのか…難しいですね。
私の言葉ひとつが、審査の第一段階のような気がして。ホステスさんの審査ではないですが、最初に自分が何を言うかで、入店させてもらえるかどうかの見定めになるかもしれないな、なんて(笑)。
「菜々江ママがどんな人生を送ってこられたのか、過去のエピソードを聞いてみたい」
――菜々江ママのあのバイタリティはどこから来ると感じますか?
自分の仕事が好きで、誇りを持っているところなんじゃないですかね。職種は違いますが、女優をやり始めた当時、「グラビアをやっている人が何で?」みたいなことを言われ、「何でそんなことを言われるんだろう?」と思ったことがありました。私はどんな仕事もすべて誇りを持ってやっていましたから。
菜々江ママも、ママになったときにいろいろ言われたんじゃないかなって思うんです。でも、そこで感じた気持ちを、恨みつらみに変えずに、何を言われても「私は恥じてないわよ」といった、初心みたいなものが根底にあるから、気持ちが腐らないんじゃないかなと思います。
菜々江ママの堂々とした立ち振る舞いを見ていると、自信と誇りを持っている方だと思うので、どんな人生を送って来られたのか、菜々江ママの過去のエピソードもたくさん聞きたいと思いました。
――店が崖っぷちに立たされた状態で「ピンチはチャンス」なんてなかなか言えるものではありません。
(小池が出演する)『日経スペシャル カンブリア宮殿』(テレビ東京)をやっていると、「コロナはチャンスだ」という経営者の方がいらっしゃるんですよ。それで、(同じく出演者の村上)龍さんとあ然としちゃっうんですけど、「過去を振り返ると、もっと大変なこといっぱいあったから」とおっしゃるんです。経験って大切だなと思いますね。菜々江ママも、いつか『カンブリア宮殿』に来てくださるかな(笑)。
「仕事を離れたとしても、ちゃんと自分の人生を生きていける考えを持たないといけない」
――ご自身は、コロナ禍で変化はありましたか?
ありがたいことに、仕事がなくなって困るという状態にはなっていないのですが、逆に、仕事に依存していたり、仕事をしていないと自分はダメなんだと思い込んでいたりする部分があったな、と気づきました。
最初の緊急事態宣言のときに、みなさん結構しっかり休んだじゃないですか。あのときに、「仕事をしていない自分の生き方」を想像してみました。
この仕事を離れたとしても、ちゃんと自分の人生を生きていける考えを持たないといけない。そこに向き合うことで、頭の中がすごくすっきりしました。同時に、仕事の大切さとか、自分がこの仕事が好きなんだっていうのも、再認識して。
この間、舞台を終えたときに、改めて舞台が好きだな、と思ったんです。それで…新人のとき以来ですね、千穐楽で涙が出たのは。今までは終わったら「やった!終わった!」っていう達成感とうれしさのほうが大きかったのが、今回は、うれしさと同時に、感謝の気持ちがこみ上げてきて。お客様を見て泣いちゃったのは自分でもビックリしました。
――失ったものもあったけど、得たものもあったという感じですか?
そうですね。物事は、そういう考え方で向き合ったほうがいいなって思います。失うものばかりを考えてしまうとつらいことが多いので、そのときに気づかなくても振り返ったときに、「ああ、あのときにあれを得ていたのかな」って感じることもあるじゃないですか。そんなことの繰り返しなのかなって思います。
――最後に改めて見どころとメッセージをお願いできますか?
今、みなさんもコロナですごく大変な日常を送られているかと思いますけど、菜々江ママも苦しんでもがきながらも、確実に前へ前へ、進んでいます。そういう姿を見て、きっと何か希望みたいなものを感じていただけるんじゃないかなって思います。諦めずに一緒に頑張っていきましょう。
<ナレーションの一部を先取り紹介>
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