4月16日(金) 19時より、フジテレビでは『逮捕の瞬間!警察24時 犯罪は絶対に許さない!闘う熱血刑事SP』(※地域によって短縮版あり)が放送される。

26年にわたり放送している警察ドキュメント番組『逮捕の瞬間!警察24時』。今回は、この番組が“リーゼント刑事”と名付けた伝説の刑事・秋山博康が、退職した翌日にも関わらずスタジオにサプライズ登場する。迫力あふれる逮捕劇を本人と振り返る。

スタジオでは、取り調べの検証「刑事力検定 犯人のウソを見破れ」として、岡田結実をタカアンドトシと元刑事・佐々木成三が順番に取り調べる。秋山は、その様子も鋭いまなざしで見守る。

また、中・高校生と保護者必見!スマホを発端に起こる犯罪の予防についての情報を、佐々木が伝える。

名物刑事「リーゼント刑事(デカ)」42年の壮絶刑事人生に迫る

3月31日、42年の警察人生に幕を下ろした徳島の名物刑事「リーゼント刑事(デカ)」。当番組が初取材となった2002年の放送以降、独特のスタイルと「被害者のために」をモットーに凶悪犯に立ち向かう熱血刑事の姿が反響を呼び、その知名度は全国区になった。20年にわたり密着し続けてきたド迫力の逮捕シーンの数々…「リーゼント刑事」の活躍の軌跡をたどる。

若年層に広がる薬物汚染…摘発現場で少年たちが発した“あきれた言い訳”

警察官に対し平然と「大麻を吸ったことがある」と言い放つ少年、足をガクガク震わせ、声を詰まらせながらも逃れようと必死で抵抗する少年など、犯罪に手を染める若者たちに、職務質問のプロ集団が切り込む。

<タカアンドトシ&岡田結実 コメント>

――番組の見どころを教えてください。

トシ:いやぁ、なんて言ったって、やっぱり“リーゼント刑事”でしょう!レジェンドがまさか降臨するとは。

タカ:しかも『警察24時』から生まれたという…この番組の立役者であり、リーゼント刑事なしにはこの番組は語れない。そんな方に出会えて興奮しましたね。ご本人登場パターンで、一番興奮しました!

岡田:この番組が名付け親ですものね。そして、リーゼント刑事が起こした伝説も、暴走族をとめたりとか…すごいです。

トシ:伝説は数々あって全部うそみたいな話だけれど、本人を目の当たりにしたら、「この人ならやるだろう」っていう迫力がありましたね。

タカ:いや、もうすごいですよ。テレビも慣れているというか。一回もかまなかったんじゃないですか(笑)。

トシ:緊張している感じが、まったくなかったですよね。

一同:堂々としていたよね。

岡田:かみ殺されるんじゃないかっていうくらい鋭い目で。本当にかっこよかったです。

トシ:事件の話になると“ガッ”と現役さながらの鋭い眼光がね。つい昨日まで現役ですし…。いやぁ、出てくる前にVTRを見ていた時、「変な髪形」とか言わなくて良かった(笑)。まさか本人が出てくるなんて思っていないから。変なイジリ方していたら、緊張してしゃべれなくなっていたよね。

――ご本人が登場するとは思っていなかったのですか?

一同:まったく気がつかなかった。ほんとに、この番組すごい。まさかね。

タカ:しかも昨日(3月31日)退職して、今日(収録日)だから。時間的にも絶対に無理だと思っているから、みじんも考えていなかった。永ちゃんの曲が流れたときに、「あ、矢沢永吉が来るのかな」って一瞬思ったくらい。

トシ:なんでだよ!(笑)。

――リーゼント刑事・秋山さんがスタジオにいると、緊張感がありましたか?

トシ:やっぱり違いますよね。違和感が半端ないです。元刑事の佐々木さんも柔らかい人ですし、我々もおっとりした3人ですけど、秋山さんがちょっと前のめりにグッとなるだけで、緊張感が生まれましたね。

タカ:目を離すと怒られるんじゃないかっていう。僕はずっと吸い込まれるように目を見ていましたね。すごい。やっぱり命をかけてきた人だなって…。

トシ:佐々木さんが、すごく子どもみたいに喜んでいました。本当に警察官のレジェンドなんだなと思いました。すごい方です。

――秋山さんが見守る中、取り調べの検証をしましたが、岡田さん、容疑者になった気分はどうでしたか?

岡田:本当に地獄みたいでした。だって、いつもやさしいタカアンドトシさんが、目の奥は笑っていないっていう。タカさんは、いつもボケてくださるから、笑ってやるのかなと思っていたら真顔で取り調べられて…。

トシ:こういうの、一番マジになるタイプだから(笑)。

岡田:しかも、答えを書いたフリップを上げた瞬間に、「あ、もうわかった」って言われて驚きました。めちゃくちゃ真顔で、テレビで映せないくらい。イメージが変わっちゃうくらいで(笑)、今も汗が出てきます。また、やりたいです。次は、お二人を取り調べたいです。それか、だましたいです。

――あれは、真剣勝負だったんですか?

タカアンドトシ:そりゃそうですよ。

岡田:ええ、私も真剣勝負です。

――ウソを見破るのに番組が生きたところはありますか?

トシ:街中のパトロールの時に、佐々木さんに「なんですぐわかるんですか」と聞いたら、“違和感”だと教えてくれていたんです。だから、“違和感”がポイントです。

岡田:確かに。私は今回、もし誰かが浮気した時は、こういう風に事情聴取したら見破れるという情報をいただけたので、これから生かします。

タカ:「珍しくお土産買ってくるな」と思ったら、違和感。

トシ:お皿を洗い出したら、違和感。普段やらないぞ!っていうね(笑)。