4月5日(月)21時よりスタートする、竹野内豊主演、フジテレビ『イチケイのカラス』(初回30分拡大)。

竹野内演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間(いるま)みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(さかま・ちづる/黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描く。

第1話で、みちおと坂間が初めてタッグを組むことになる案件は、大学生の男が衆院議員を殴りつけ、全治1ヵ月のけがを負わせ起訴された傷害事件。

このささいな案件を、わざわざ合議制で扱う必要はないと反発する坂間だったが、第一回公判で被告が、突然「正当防衛だった」と主張したことを発端に、真相を確かめるべく、みちおと共に裁判官主導の現場検証を行うことになる、というストーリー。

このたび、大学生の長岡誠(ながおか・まこと)を萩原利久が、そして、衆院議員の江波和義(えなみ・かずよし)を勝村政信が演じることが決定した。

萩原利久は、9歳で芸能界入りし、映画「ちはやふる」(2016年)や映画「十二人の死にたい子どもたち」(2019年)、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ/2019年)など、話題作に立て続けに出演。月9に出演するのは『恋仲』(2015年)以来約6年ぶりとなる。

一方、勝村政信はドラマや映画、舞台など、これまで数々の作品に出演し、ベテランの名バイプレイヤーとして活躍。最近では『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日)や、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日/2020年)、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京)に出演している。

大学生の長岡と衆院議員の江波。関わりのなさそうな2人だが、実は、誠の父・長岡洋一郎(ながおか・よういちろう/松澤一之)は、江波の秘書を務めていた。

洋一郎は、不正献金疑惑で東京地検特捜部にマークされていたが、2ヵ月前、電車に飛び込んで自ら命を絶っていた。洋一郎の自殺と不正献金疑惑、そして今回の傷害事件の関連とは…。食い違う証言をぶつけ合う2人の間に、一体何があったのか。現場検証の末に明らかとなる驚きの真実――。

<萩原利久 コメント>

裁判を扱う作品に参加をすることが初めてだったので挑戦でしたし、台本を読んでみて、裁判官側からの視点で描かれている裁判シーンは新鮮でした。

裁判シーンのリハーサルで証言台の前に立った時、周りからの視線がとても刺さり、普段感じたことのない重い緊張感を感じたことをよく覚えています。

その重い緊張感の中、伝えたいことを伝えたい相手に伝える。普段何気なくできていたことがとても難しく感じました。僕の参加したシーンは、どれも緊張感のあるシーンでしたが、裁判官のみなさんは個性豊かなキャラクターで、台本を読んでいてもニヤけてしまうシーンもありました。

自分自身、放送を見るのが楽しみですし、多くの方に見ていただきたいです。

<勝村政信 コメント>

撮影が始まってまもなかったと思いますが、竹野内君を中心に、チームワークがよくまとまっていて、楽しい現場でした。

僕は毎シーン地方でのロケが多く、長野では雪待ちがあったり、いろいろと大変でしたが、その分オンエアが楽しみです。