3月23日(火)23時より、フジテレビでは『7RULES(セブンルール)』が放送される。

『セブンルール』は、さまざまな分野で活躍し、その功績を築き続けている、視聴者が“今最も見たい女性”に密着。 自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ…その人生観を映し出すドキュメントバラエティだ。

今回は、ホームレスの人々の自立を支援する、認定NPO法人Homedoor理事長の川口加奈に密着。

14歳から参加した炊き出しボランティアでの忘れられない出来事を胸に、ホームレスの支援を始めて16年。高校生の時に描いた夢の施設を原点に、コロナ禍で急増するホームレス問題と向き合い続ける川口加奈の7つのルールとは。

資金難で200社、300社と飛び込み営業 返ってきた言葉は「本当にそんなことやれるの?」

認定NPO法人Homedoor理事長の川口加奈。全国で最もホームレスが多いとされる大阪市で、夜回りでの食事提供、働き口を作ること、路上生活からの脱出をサポートする彼女は、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019再出発サポート賞」や「Googleインパクトチャレンジ賞」を受賞してきた。

彼女の他に常駐スタッフ5名、ボランティアの相談員を加えると約20名が活動するHomedoorには、相談のために路上生活者がひっきりなしにやってくる。

コロナ禍で仕事を失った女性や10代・20代・30代といった若い世代からのメールや電話の問い合わせも増加し、相談者数は前年の約1.5倍、年間約1000人にも上るという。

大阪府高石市に生まれ、ごく普通の家庭で育った彼女は、中学校に通う電車から日本で一番ホームレスが多いと言われる釜ヶ崎あいりん地区の光景を目の当たりに。「豊かな日本になんでこんなにホームレスがいるのだろう?」と疑問に感じ、14歳から参加した炊き出しのボランティアで、今も忘れられない出来事を体験した。

以来、ホームレス支援を続ける彼女は大学2年の19歳で有志たちとHomedoorを設立。当初は資金難で、支援を求めて200社、300社と飛び込み営業を続けたが、実績のない女子大生にかけられたのは「本当にそんなことやれるの?」という言葉。一緒に始めた友人も去り、心が折れそうな時期もあったという。

彼女の原点は、高校時代に描いた「夢の施設」という1枚の絵。そこにはホームレスの人々の宿泊施設や、働く場所などが描かれている。この絵にある夢を一つ一つ、がむしゃらに実現させてきた彼女。

一方、夫と1歳の娘と暮らす家では別の一面を見せる。今回、カメラが自宅に密着すると、夫からは「基本的に家に帰ったらダランと過ごして毎日よく寝る」という声も。「家族といる時が一番安心できる」と話す彼女は、「うちに相談に来られる人にもそんな日常を早く届けたい」と、今の思いを打ち明ける。

社名のHomedoorには、“人生からの転落防止柵”と“家への扉”という2つの意味が込められている。脱落しても、安心して帰ってこられる社会を目指し、コロナ禍で急増するホームレス問題と16年に渡って向き合い続ける川口加奈の7つのルールとは。

青木崇高の満を持してのドラマ告知が物議を醸し、YOU&本谷が怒りの反論!?

スタジオでは、中高生時代の夢で盛り上がる出演者たち。長濱ねるは、アイドルとは異なる、海外の人とバリバリしゃべる仕事したかったと告白し、その職業についてYOUから「うわぁ~、似合っている」と絶賛される。

また、中学生の頃の夢が叶ったはずの尾崎世界観と本谷有希子の2人は、なぜか脱線トーク。尾崎は「なんでこんなにひねくれちゃったんだろう?」、本谷は「夢は叶うとか絶対言いたくない」と持論を展開し、笑いを誘う。

さらに、俳優・青木崇高の満を持してのドラマ告知が物議を醸し、YOU&本谷が怒りの反論!?いったい何が起きたのか?