菅田将暉と有村架純がW主演を務める映画「花束みたいな恋をした」の完成報告イベントが1月12日(火)に行われた。
この作品は、終電を逃して偶然出会った男女の、5年間の恋を丁寧に描いたラブストーリー。
好きな劇中のシーンを聞かれると菅田は「信号待ちをするときの有村さんのセリフですね。あれは名言でしたね。言われてみたいですよね」と答えた。
そのセリフとは、2人で並んで信号待ちをしているところでそっと手をつなぎ「こういうコミュニケーションは頻繁にしたい方です」と語りかけるもの。それをきっかけに2人は見つめ合い、唇を重ねる。
しかも、押しボタン式信号にもかかわらず、ボタンを押さないために信号が変わらず、ずっと2人でいられる。
有村も印象深かったようで、「私も、あそこの同じシーンで、押しボタン式の信号って、こういう風に使うときってあるんだなーって。普通は、渡りたいから押して待っているだけだけど」などと感じていたことを明かした。
どちらも27歳という同世代の2人。
有村の印象を聞かれた菅田は「ふたを開けたらド関西人」だったと語り、「僕は現場で、関西弁でべらべらしゃべることもないですけど、同い年じゃないとそうもならないから、その感じが新鮮でした」と振り返った。
イベント終了後、2人にフジテレビ『めざましテレビ』の鈴木唯アナウンサーがインタビューした。
「異性の、これだけは許せない言動やファッション」を聞かれた2人。
菅田は、「否定する人は嫌ですかね、なんでも」と回答し、「まず否定から入る人いるでしょ。あれはあんまり好きじゃない。たぶん一緒にいて楽しくないなって」と答えた。
有村は、「私は、『お前』って言われたくないですね」とコメント。それを受けて菅田は「俺、関西弁で言っちゃうな『お前、マジか』って」とうつむき加減で反応した。
有村は、「できれば、名前で呼んでほしい」と希望を語り、菅田は「そうだね。やめようじゃあ」と気持ちを改めた様子。
鈴木アナが「関西弁のノリでも、嫌だなって感じですか?」と尋ねると、有村は「地元(兵庫県)に帰ると、そういう方が多いですけど…。恋人には名前で呼んでほしい」と回答。
これには鈴木アナも「分かります。女性は、嫌ですよね。みんな『お前』って言われるの」と同調。
それを聞いていた菅田は「分かりました。ちょっとなんか…。全てを俺が受けないと、これは」と目を閉じながら受け入れていた。
また、イベントで有村について「ド関西人」と表現した菅田は「どんなところが関西人なのか」を質問されると、「好奇心の向き方が、関西人っぽい。(話に)のるし、裏切るし」と説明。
さらに、現場での様子として「1人でボソボソ突っ込む。『なんとかやな』ってちょこちょこ言っている」と明かすと、有村は「ちょこちょこね」と照れながら答えた。
有村と菅田が信号待ちでキスするシーン
映画「花束みたいな恋をした」は1月29日(金)より、全国公開。
©2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
配給:東京テアトル、リトルモア
最新情報は、映画「花束みたいな恋をした」の公式サイトまで。