1月8日(金)、フジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』では、デビュー以来シングルが2作連続でミリオンセラーを記録するなど、破竹の勢いを見せるSnow Man特集の第3弾、Episode3 ~With new colors~が放送される。

Snow Manは結成当時、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介の6人体制だった。そこにおととし、ラウール、向井康二、目黒蓮が新たに加入。今回はこの3人を中心に密着している。

「木村拓哉さんとの共演は一生にあるかないか」(目黒蓮)

1月3日(日)、4日(月)の2夜連続で放送された、ドラマ『教場Ⅱ』。昨年10月、目黒蓮はその撮影に臨んでいた。主演は事務所の大先輩である木村拓哉で、冷徹無比な警察学校の教官役。目黒はその生徒役だ。現場には固唾をのむような緊迫感が漂う。カットがかかり、和やかな空気が流れるも、目黒は背筋を伸ばしたまま表情を崩さなかった。

撮影後、その心境を尋ねると、「もう現場に入ったらずっと警察学校の生徒でいようと思って、いま背中バッキバキですね」と明かした。さらに「木村さんと共演できるって一生に一回あるかないかぐらいだと僕は思っていて。カメラが回っている時も回ってない時も、とにかくずっと(木村さんを)見てようって」と胸の内を語った。

目黒はSnow Manに加入する前、ジャニーズJr.内のユニット宇宙Sixに所属。一時期は掛け持ちで活動をしていが、のちにSnow Manに専念することになる。目黒は当時を振り返り「Snow Man一本に絞るってなった時は、複雑な気持ちもありましたけど、宇宙Sixのメンバーもみんな理解してくれて。“お前ならできるし、素質あるから絶対いけると思っていたよ”みたいな、信じられないくらいあったかい言葉をかけてくれて」と語り、さらに「ジャニーズJr.って確定なものがないじゃないですか。だからおのおのがその人生をかけてやっている。それを宇宙Sixのメンバーもわかってくれていた。じゃあ僕も自分の人生を、押し出してくれた人たちのためにも、楽しいと思える人生にしようと思って」と明かした。

カメラが趣味の向井康二「メンバーの素の感じを…」

向井康二は、子供の頃からカメラが趣味。普段から、メンバーのポートレートを撮影するのに適した望遠レンズを持ち歩いている。その理由を「僕シャイボーイなんで、写真を一個挟んでカメラっていうのを通して相手のことを知れる」と話す。さらに「メンバーの素の感じとかを(SNSに)載せたりすると、メンバーが喜んでくれる。ファンのみんなも喜んでくれるので、僕のやる気のモチベーションにもつながる」と語る向井のカメラには、メンバーの飾らない表情が収められていた。

グループ最年少で現役高校生のラウールは、「東京ガールズコレクション」のステージでキレのある圧巻のダンスを披露。振りは全てアドリブという、表現者としての力を見せつけた。さらに今年夏公開の青春映画で主演も務める。ラウールは自らが置かれた状況を「めっちゃ運がいい」と話し「自分たちよりすごいグループとか、すごい歌手は、世界を見たらいくらでもいるから、この先がエンタメの面白いところで。なんか起きないかなという一心でいます。って言っているだけのやつ、めっちゃキモいんで、俺頑張りますけど」と高い志を高校生らしい表現で語った。

自分は「めっちゃ運がいい」(ラウール)

新加入の3人それぞれが活躍の場を広げ、唯一無二の存在感を発揮していた。

コロナ禍により中止となったデビューライブが、無観客生配信として10月(昨年)に行われた。待ちに待った悲願の公演だ。リーダーの岩本は「より燃える思いが強まった」と気持ちを新たにした。目標を聞かれた岩本は「まだ誰も行ったことのない場所。これもできて、これもできてっていう超越した位置が、俺が目指す場所」と語った。個人としてもグループとしてもさらなる高みに向かう、彼らの気迫に満ちた日々とは――。