横山だいすけ「弟もびっくりすると思います」デジモンの声優に大抜擢

毎週（日）9時～『デジモンアドベンチャー』

めざましmedia編集部

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“だいすけお兄さん”こと横山だいすけが、1月10日（日）放送の『デジモンアドベンチャー：』で声優に挑戦することが発表された。

これまでに、子ども番組やアニメーション映画で声優に挑戦してきた横山が、今作で声を担当するのは、デジモンを乗せて移動することが好きな“乗り物デジモン”「コモンドモン」。

コモンドモンは、デジモンとの移動について「散歩」だと思っていて、一緒ならばどこへ行くのも苦ではないというキャラクターだ。

フジテレビュー!!では、アフレコに挑戦した横山を取材した。

＜横山だいすけ　インタビュー＞

――声優を担当してみての感想をお願いします。

今日は「体当たり」という感じだったので、「無事に終わって良かったな」とホッとしていますね。「コモンドモン」というキャラクターをやらせてもらうにあたって、自分の中でイメージしてきたものを監督と話してみて「あぁ、こういうキャラクターだったんだ」という発見がありました。

それをどうやったら声だけで表現できるか、迷いは少しあったんですけど、監督や制作の皆さんが「こうやってみよう、ああやってみよう」って、どんどんアドバイスをくれたので、録ってる時間はすごく楽しかったです。

――人間役ではなくデジモンの声でしたね。

そうなんですよ、本当に。このお話を最初に聞いたときに「レギュラーキャストで『ワホン』というセリフを言ってもらいます」と言われ、「ワホン？…ワホンですか？」という感じだったので、最初は「？」が3つくらいつきましたけど（笑）。

よく本を読ませてもらうと「あ〜こういうキャラクターなんだ。主人公たちと毎回絡んでいけるんだ」という楽しさとドキドキが入り混じった感情がわきました。

――「ワホン」って普段、発しない言葉ですよね。

「ワホン」は発しないですね。ただ、現役の歌のお兄さんのときから、子どもたちに歌を届ける上で、“歌詞の意味や情景が思い浮かぶように歌う”というのを、ずっと大切にしてきました。なので「ワホン」という言葉だけであっても、それぞれのシーンで「コモンドモン」の感情を込めることを意識して挑みました。

それがちゃんと込められることで、キャラクターたちとの関わり合いが見えてくるんじゃないのかなっていうのはあるので。今後、どういう風に僕が出てくるのか僕自身が分からないところはあるんですけど、見ている皆さんに楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

――声優やナレーションなど、声のお仕事はいかがですか？

ナレーションは最近よくやらせていただいているんですけど、声優というところではまだまだ僕は経験していないですし、ずっと尊敬していた職業だったんです。そういうことに今回はレギュラーで関わらせてもらうので、この経験をどんどん積み上げていきたいです。

そして「コモンドモン」というキャラクターとして、周りの皆さんとちゃんと関わり合いのできる、作品の中でほっこりしてもらえるシーンを作り出していけたらいいなと思いますね。

――今回難しかったところはありますか？

難しいっていったら、単純に台詞が「ワホン」しか言わないので（笑）。「ワホン」でどれだけ表現できるのか、監督にも「『ワホン』だけで何10パターンも用意してくれ」と言われたので…。まずは家に帰って、日常の会話を「ワホン」にするしかないなと、半分諦めているんですけど（笑）。

でも「自分自身がデジモンを楽しんで演じられたらいいな」っていう気持ちはあるので。自分の感情で楽しい、嬉しい、悲しい、怒るとか日常会話とかに「ワホン」を込められるようになったら、先輩の声優の皆さんと少しでもお近づきになれるんじゃないかなと思っています。

――「デジモン」には、どのような印象を持っていますか？

僕にとってデジモンというのは、どちらかというと弟がよく触れていたので、僕がすごく詳しいわけではなかったんですね。ただデジモンは知ってましたし、ゲームもやったことがあります。大人になってもデジモンが残っていて、進化を続けていて、アニメーションを見させてもらったり、台本を読ませてもらう中で、大人が読んでも「ここまで深いストーリーなんだ」っていう驚きがありました。

自分自身がもっとデジモンに入り込んでいくことが、キャラクターを広めていくことなのかなと思うので、声をやりながら“デジモン愛”を育んでいきたいと思います。

――弟さんも喜ばれているのではないですか？

弟には言ってないんですよね、まだ秘密にしています。だから解禁になったときに（ドヤ顔で）「俺、デジモンをやることになったよ、すごいでしょ？」みたいなことは言ってみたいですね。多分弟も「えーっ」ってびっくりすると思います（笑）