11月19日(木)、都内にて「SIXPAD HOME GYM」記念イベントが開催され、ボクシングの井上尚弥選手、陸上の桐生祥秀選手、菜々緒が登壇。また、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手がVTR出演した。
主にEMS(筋電気刺激)を使用するトレーニング・ブランド「SIXPAD」が、10月より新サービスとなる先進のEMSオンラインジム 「SIXPAD HOME GYM(シックスパッドホームジム)」を開始。これまでのトレーニングの常識を刷新する独自の画期的なトレーニングシステムとなる。
菜々緒はSIXPADを「仕事柄、ボディメイクをしないといけないので、よく使っています」といい、「短時間でしっかりと効果を得られるのがいいですね。台本を読んだり、テレビを見たり、自宅で“ながら”でできるときに使っています」とニッコリ。
桐生選手は「僕たちアスリートは、大きい筋肉と細かい筋肉、両方を鍛えないといけない。SIXPADを使うと、細かい筋肉に刺激が入り、それを動かす大きい筋肉も刺激を入るのんでとてもいい」と明かし、「長くトレーニングをすると、だらけてしまう時間があるけど、短時間に効率よくトレーニングできます」と笑顔を見せた。
「SIXPAD HOME GYM」を試したという2人。菜々緒は「待ち望んでました。こういう時期に自宅でできるがいいなと思います」といい、「楽しくできるのがよかったし、10分がすぐ終わりました。インストラクターが元気で。1人だと諦めたり、さぼったりするけど、一緒に頑張れる感じがいいですね」と満足した様子。
一方、桐生選手も「自宅で高レベルなトレーニングができるのは楽しいし、バリエーションがたくさんあるので、やっていて飽きない。1日1日トレーニングを変えられるはうれしいです」と口にし、「映像や音楽、インストラクターに負けてられないという気持ちになってテンションあがりました」と感想を明かした。
途中からは先日、ラスベガスで行われた試合で、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王座を防衛した井上も登場。菜々緒は「これ以上強い選手はいないんじゃないかと思わせるくらい、素晴らしい試合でした。おめでとうごいざいます」と祝福し、桐生は「登場されたときに、テンション上がり過ぎて、こんなに心拍数上がるんだと思いました」と照れ笑い。
2人から笑顔で迎えられた井上は、先日の試合について「コロナ禍の状況で、ラスベガスで世界戦をできることに感謝していて。状況が悪くて調整も大変でしたが、その中で最大の結果を出せたことに満足しています」と振り返った。
コンディションをベストの状態にもっていくために苦労したことを聞かれると、「ラスベガスは乾燥しているので、減量に苦労しました」と明かし、「1ヵ月半かけて9kg落とさないといけなくて。最初は無駄な脂肪を出し、最後は体の水分を出さないといけないので、最後3日間はサウナスーツを着て、半身浴したり、トレーニングしたりして、“汗出し”をしました」と打ち明けた。
また、ロナウドがVTRで出演。井上はこの日の未明に、ロナウドとMTG社長の松下氏とオンラインでトレーニングについて話したそうで、「トレーニングに対しての思いなど、いろいろお話しさせていただきました」と語った。
立ち会った松下氏は、「世界のトップ同士の会話は大興奮しました。ロナウド選手が次回、日本に来たら井上選手と一緒にトレーニングしたいと言っていてうれしくなりました」と笑顔を見せた。
さらに、井上はイベントで「SIXPAD HOME GYM」を体験。ハードなトレーニングを終えて「試合終わったばっかですよ。心拍数あがってツライですね」と苦笑いし、「トレーニングは継続してやることが大事。楽しくできるのでいいですね」と爽やかな笑みを見せた。
さらに、鍛えている3人が自身のヒップに点数をつける一幕も。2018年の同社のイベントに登場した際、「65点」と言っていた菜々緒は、「75点くらいにはなったのかなと思っています」と照れ笑いし、「日々、努力を続けて、より自分の理想のヒップに近づけるよう、これからも自宅でトレーニングを頑張りたい」と宣言した。
桐生選手は「ヒップは引き締まっていて自信はありますが、それまでもまだまだということで、80点」と言い、井上選手は「計量時は100点つけたいんですが、試合が終わって今はたるんでいるので、50点ですかね」と明かしていた。
井上は日本人初となる世界主要4団体王座同時制覇の夢を語り、「次目標とするターゲットは、持っていないWBOとWBCのどちらか。タイミングがあう方を交渉していきたい」と意気込んでいた。