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秘密兵器のメジャーリーガー(?)登場にドームが歓喜&あの2.5次元俳優は猫と追いかけっこ!ACTORS☆LEAGUE完全リポート_site_large

秘密兵器のメジャーリーガー(?)登場にドームが歓喜&あの2.5次元俳優は猫と追いかけっこ!ACTORS☆LEAGUE完全リポート

7月20日(火)「ACTORS☆LEAGUE」東京ドーム

めざましmedia編集部

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7月20日(火)、東京・水道橋の東京ドームにて、人気舞台俳優たちが一堂に会し、野球×エンターテイメントのドリームマッチ「ACTORS☆LEAGUE」が開催された。

これは、「コロナ禍にあっても次世代を担う若い俳優たちが輝ける場所で、ライブエンターテイメントの楽しさや興奮を観客と分かち合える場を作りたい」と、「ミュージカル『刀剣乱舞』」の三日月宗近役などで知られる黒羽麻璃央が企画・プロデュースしたもの。

そんな黒羽の熱い思いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同。黒羽がキャプテンを務める【BLACK WINGS】、和田琢磨がキャプテンを務める【DIAMOND BEARS】のメンバーとして、多数の俳優が参戦。

また、ゲスト解説者として荒牧慶彦、佐藤流司も加わり、総勢37名が集結した絢爛な宴となった。

ACTORS LEAGUE2021 黒羽麻璃央、山崎育三郎、城田優、尾上松也、和田琢磨
左から)黒羽麻璃央、山崎育三郎、城田優、尾上松也、和田琢磨

【ACTORS☆LEAGUE ゲームリポート】

午後3時過ぎ、一般客の入場とともに、まずはDIAMOND BEARS(以下DB)がウォーミングアップを開始。松也監督自らバットを握り、内野手へノック、外野手へフライを送る。試合前から和田雅成はスタンドのファンへ声をかけ、順調な仕上がり具合をアピールした。

そして午後4時、BLACK WINGS(以下BW)がグラウンドに登場。各選手が手を振りながら登場するなか、山崎監督は投げキッスを3回送る余裕ぶり。さすがはミュージカル界のプリンス。その堂々とした歩みは貫禄すらにじませていた。

午後5時。照明が落ちる中、コミッショナーの城田がゆっくりと歩を進め、グラウンド中央へ。自身が作詞作曲を手がけたテーマソング「L・A・S・T」を熱唱した。

「ようこそアクターズリーグ2021へ。さぁ、今宵は一夜限りのベースボールエンターテインメントが楽しめます。いったいどんな試合になるのか、皆さん、声は出せないかもしれませんが、心にたくさんのエネルギーを込めて、選手一同の応援をお願いします。そして、心から楽しんでいってください。アクターズリーグ開幕です」――城田がやや緊張した面持ちで宣言する。

両チームの選手が一人ずつ登場し、一言あいさつを。側転で登場した高野洸、でんぐり返しで対抗した鳥越裕貴、そして、全力疾走の後に渾身のコケをみせた橋本祥平など、ゲーム前から選手たちのボルテージはすでに振り切っているよう。

選手たちに続いて両監督もお目見え。松也は「絶対に勝つ!」と気合十分で、山崎は「負けないぞー!」と意気込みたっぷり。

そして、ゲスト解説の荒牧と佐藤は凛々しいスーツ姿で選手たちと対峙するように立ち、「選手たちの今日しか見られない輝きを精いっぱ解説していきたい」(荒牧)、「全編イタリア語でいきます(笑)。グラッツェ!」(佐藤)と、客席へ呼びかけた。

国歌斉唱を担当したのは両監督。ミュージカルと歌舞伎、活躍するフィールドは違えど、野球を愛する心は同じ。伸びのある歌声をドームいっぱいに響かせた。

選手宣誓はキャプテンの黒羽と和田琢磨が担当。「アクターズシップとスポーツマンシップにのっとり、この夢のような一戦を、エンターテインメントの力を信じ、野球の力を信じて、正々堂々戦い抜き、盛り上げることを誓います」。

両チームのスターティングメンバーは以下。【BW】1番サード近藤頌利、2番セカンド岡宮来夢、3番ショート笹森裕貴。4番キャッチャー有澤樟太郎、5番ファースト八木将康、6番センター井坂郁巳、7番ライト阿部顕嵐、8番レフト橋本祥平、9番ピッチャー黒羽麻璃央。

【DB】1番ショート和田雅成、2番キャッチャー和田琢磨、3番センター北園涼、4番ファースト横山昌史、5番ピッチャー上田悠介、6番サード上田堪大、7番ライト鳥越裕貴、8番セカンド椎名鯛造、9番レフト石橋弘毅。

城田コミッショナーの「プレイボール!」の声で試合がスタート。1万5000人の観客から、歓声ではなく大きな拍手が送られた。

BWピッチャー・黒羽の左腕から繰り出される速球が冴え、DBの打者はなかなか塁に出ることができない。この日の練習でホームランを打っていた横山真史は、大学のリーグ戦でMVPに輝いたこともある実力の持ち主。一打が期待されたが三振に終わり、黒羽は勝利をおさめたかのような力強いガッツポーズをみせた。

両チームともヒットは出るものの、なかなか得点に結びつかず。得点のチャンスは3回表、BW攻撃の際に訪れた。ピッチャー・小南光司のミスで出塁した黒羽は俊足を活かし、2塁へ。そこへ小西詠斗がライト前タイムリーヒットを打ち、黒羽がホームイン。1点を獲得した。

4回表にはハプニングが発生。レフトにどこから入り込んできたのか巨大な猫(の着ぐるみ)が登場。猫を捕まえることが得意(?)とのことから、指名された高野洸が、猫と外野を追いかけっこした末に猫の頭部を取ると、中に隠れていたのは染谷俊之。この日の目標が「爪痕を残すこと」だったそうで、猫だけに立派な“爪痕”を見せつけて去っていった。

その後、駒大苫小牧高校野球部出身で、甲子園にも出場経験のある八木将康(BW)が「ホームランか!?」という大きなあたりをみせるも、残念ながらファールとなってしまった。

盛り上がったのは試合だけではない。DBの鳥越裕貴は終始ムードメーカーに徹し、広いドームの中でも聞き取れる大きな声でボケたり、その場でY字バランスや開脚ポーズを披露したりと、大サービス。

また、解説の荒牧と佐藤は野球についてあまり知識がないようで、実況担当アナウンサーが「バッターにとって打ちやすいコースってあるんですかね?」と問いかけると、佐藤は「人によってはあります」と冷静な口調で実にテキトーな回答ぶり(笑)。

さらに、荒牧がいかにも初心者というようなコメントをすると、荒牧と特に親交が深い選手会長の和田雅成がベンチから飛び出し、解説席へ向かって大声でツッコミを入れ、場内を沸かせた。

ゲスト解説の佐藤流司(左)と荒牧慶彦(右)

ゲームが大きく動いたのは5回表、DBの攻撃。元独立リーグ・和歌山紀州レンジャーズで外野手をつとめていた岩瀬恒輝の3ベースヒット、結城伽寿也の2ベースヒットで、ゲームを3-1とひっくり返した。

流れをつかんだDBは5回裏、松也監督がタイムをとり、「ピッチャー、俺!」と自らマウンドに立つことを予告。これに対抗してか、BW側も山崎監督が「松也くんが行くのであれば代打、僕!」と監督対決に。

結果は、ごくごく平凡なサードゴロに終わり、軍配は松也に上がった。

そして、6回表にはBWのピッチャー・西川俊介がフォアボールを連発し、痛恨の4点目をお見舞い。さらに、5点目、6点目と連続で点が入り、DBの勝利を確かなものとした。

このまま試合終了となるかと思った6回裏、劣勢のBWに秘密兵器となる助っ人のspiが、リリーフカーに乗って登場。見た目だけはメジャーリーガーのような貫禄だが、野球経験はまったくないそうで、バットは大きく空を切り、情けない結果に。

阿部顕嵐、橋本祥平と打者は続いたが、残念ながら得点にはつなげられず、ゲームセットとなった。

いっせいにベンチから飛び出したDBの選手たちはマウンドで喜びを分かち合った後、松也監督、キャプテン・和田琢磨を胴上げ。それぞれが歓喜の表情にあふれていた。

岩瀬恒輝の攻守にわたる活躍、鳥越裕貴の確かなプレーなどでDIAMOND BEARSが圧勝

試合を終えたBWキャプテン・黒羽は「悔しいね。でも、悔しい思いができるっていうのも勝負のよさ。おめでとうございます」と敵陣を称賛。

山崎監督も「つい見入ってしまう、本当にいい試合でした。松也から打てなかったことは心残りですが、またリベンジしたい」と口惜しさをあらわにした。

一方、DBのキャプテン・和田琢磨は「自分のチームは何日も作戦会議をして、『打撃のチームだね』なんて言っていたんですけど、実は守りがリズムをつくって、本当にいい試合ができたと思っていますし、チーム関係なくみんながキラキラした顔で、白球を追いかけている姿に勇気をもらいました。またこういう機会が何回もあればいいなと思っていますので、引き続き応援お願いします」。

松也監督は「勝ったぞー!」と勝利の雄たけび。「勝ったことはすごくうれしいのですが、みんなで楽しめたことがそれ以上にうれしかったし、僕も一生の思い出になりました。今、BWのほうから『リベンジしたい』という申し出がありましたので、こちらも受けて立つつもりで、引き続き練習して、負けないようにしたいと思います」

試合結果:6(DB)-1(BW)

各賞は下記のとおり。

【MVP】岩瀬恒輝(DB)

MVP・岩瀬恒輝には副賞として車が贈られるも「免許をもっていないので、すぐ免許合宿へ行く」

【ファインプレー賞】上田堪大(DB)

【ハッスル賞】鳥越裕貴(DB)

【ハーゲンダッツ賞】阿部顕嵐(BW)

【ほろよい夏の白いサワー賞】荒牧慶彦(解説)

最後はテーマソングにあわせ、37名でドームを一周。ほんの少し前まで死闘を繰り広げた両チームだったが、全員が野球少年のような無邪気な笑顔を浮かべ、夢の球宴を心から満喫したようだった。

ACTORS LEAGUE2021

【キャスト】

コミッショナー:城田優

監督:山崎育三郎、尾上松也

ゲスト解説:荒牧慶彦、佐藤流司

キャプテン:黒羽麻璃央、和田琢磨

選手会長:和田雅成

BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)

阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康

DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)

石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史

オープニング演出:城田優

©ACTORS☆REAGUE 2021

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