9月4日(土)、「劇場版 がんばれ!TEAM NACS」の公開記念舞台挨拶が行われ、TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)と堀切園監督が登壇した。
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「劇場版 がんばれ!TEAM NACS」は、連続ドラマ『がんばれ!TEAM NACS』の映画版。同作の制作・公開決定についてコメントを求められると、「権利関係でうるさい人たちをカットしているところから始まってるんじゃないですか?」(大泉)、「ギャラがどうなるのか気にはなっておりますけども…(笑)」(安田)と話す。
さらに、作中では、台本に描かれたNACSの“解散危機”シーンを本人たち自身が演じるそうで、森崎は「僕たちは大学時代から25年もTEAM NACSをやってて、いつかそういう(解散の)話があるのかなと思って。その練習をさせてもらったのかなと思いました。ただ、僕らって1996年3月に解散してて、いまは再結成中なんですよ。だから、なかなかそういうこと(解散)にはならないと思っておりますので、気長に見守ってくださったらなと思います」としんみりと話し、涙を流す観客を見つけて「泣かないで!」と優しく声をかける。
他のメンバーも真剣な表情と立ち姿でまっすぐ会場を見すえる中、大泉だけは森崎のほうを見つめてユラユラと揺れだし、ソワソワ。すると大泉は「すいません、この調子で順番に聞いていくんですか?」とカットインし、会場にはふたたび笑いが。「音尾から聞いてください。全然こっちまで質問来ないよ!!逆から聞いてよ!」(大泉)と司会者に訴えかけ、急きょ質問順が変更された。
直後に音尾に投げられた質問は「“おっぱいが大きい”女性キャストとのお色気シーンではどんな心境でしたか」。質問内容のギャップに会場が大爆笑するなか、音尾は「とても柔らかそうだなと思いました(笑)。近くで見たかったです」。戸次は「お前、ネットニュースで『音尾、巨乳を近くで見たかった』って見出しで書かれるぜ」とツッコミを入れ、音尾は「彼女の魅力を伝えたい!」と話し、温かい笑いに包まれていた。
さらに安田は、当初は殺人犯役を演じる予定だったそうだが、本人サイドの提案で変態仮面役に変わったそう。安田は「企画会議のときに、『アイデアください』とのことで、提案させていただきました。フォトセッションの時間が迫っているので手短に話しますけども(笑)、中途半端に演じますと本当に変態に思われますので、『嘘でしょ?』っていうぐらい全力で振り切りました。台本に書かれていた内容をやっただけです」と話し、隣で大泉は楽しそうに爆笑していた。
舞台挨拶の終わりに、大泉は「(同作に出演して)“解散危機”以降のシーンでは、身につまされるものがありましたね。実際に何度も解散の危機はあったので。お客さんが泣いている姿を見て、改めてそういう作品でもあるんだなという気がしました」と回顧していた。
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